計画地イメージ[出典：内閣府]
東京都は内閣府が開催した第39回東京圏国家戦略特別区域会議で「田町駅西口駅前地区」を都市再生プロジェクトに追加提案しました。計画地はJR田町駅に直結する「森永プラザビル」がある場所で、事業主体は森永乳業、三井不動産となります。この記事では同地区の概要や現況、地図等を載せています。
田町駅西口駅前地区について
「田町駅西口駅前地区」はJR田町駅前の森永乳業の本社ビルとなっている「森永プラザビル」がある場所で、2022年5月13日には森永乳業より建て替えが決議されたことが発表されており、2022年12月14日に開催された第39回東京圏国家戦略特別区域会議において都市再生プロジェクトに追加提案されています。都市計画決定手続きの迅速化に向けた区域計画の認定は、2023年度中を目指しています。
「田町駅西口駅前地区」の事業主体は森永乳業と三井不動産で、田町駅西口駅前広場の拡大整備等による東京と国内外を結ぶサウスゲートの一角に相応しい交通結節点の形成、社会課題解決に取り組むスタートアップを支援する拠点の整備が掲げられています。「森永プラザビル」の建替え後の概要は未定となっています。
▼建設通信新聞（2022年12月16日）
東京圏国家戦略特別区域会議/田町駅西口駅前を追加提案/都市再生プロジェクト
▼内閣府：国家戦略特区（2022年12月14日）
東京圏（第39回)・関西圏（第31回)・福岡市・北九州市（第32回）合同区域会議
※資料2 東京都提出資料に田町駅西口駅前地区の記載があります。
▼森永乳業：ニュースリリース（2022年5月13日）
森永プラザビル建替えに関するお知らせ
現況
JR「田町」駅の西口に直結する「森永プラザビル」(地上24階、高さ100.3m)です。「田町」駅周辺の超高層ビル群の中で一番駅に近い立地となっており、ここが「田町駅西口駅前地区」として再開発が行われます。
「渋谷スカイ」から見た「森永プラザビル」(地上24階、高さ100.3m)です。周辺に見えるビルが大きいので小さく見えますが、ガラスカーテンウォールのビル群の中では白い外観が目立ちます。
左後ろで建設中のビルは「田町タワー」(地上29階、高さ156m)で、その右側は「msb Tamachi（ムスブ田町）」の「田町ステーションタワーN」(地上36階、高さ180.08m)、さらに右側の見切れているビルが「田町ステーションタワーS」(地上32階、高さ168.98m)です。
「六本木ヒルズ」の展望台から撮影。こちらから見ても周辺のビルと比べると小さく感じますが、今の時代では白い外壁のビルは目立ちます。
建替え後の規模は不明ですが、敷地面積は6,135.55�屬△襪里任修海修蛎腓�なビルも建設可能です。
地図
場所はJR「田町」駅の西口のペデストリアンデッキに直結徒歩1分の立地となっています。目の前は第一京浜が通っており、その地下には都営三田線・浅草線「三田」駅もあります。ここはどの駅にも近い場所のため、田町・三田エリアでは最も立地条件が良い場所とも言えそうです。
物件概要
地区名：田町駅西口駅前地区
所在地：東京都港区芝五丁目33番1号
交通：JR山手線・京浜東北線「田町」駅
都営地下鉄三田線・浅草線「三田」駅
用途：−
階数：−
高さ：−
敷地面積：6,135.55��
建築面積：−
延床面積：−
事業主体：森永乳業、三井不動産
設計者：−
施工者：−
工期：−
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