完成予想図[出典：川崎市]
東急田園都市線「鷺沼」駅前の再開発「(仮称)鷺沼駅前地区第一種市街地再開発事業」(地上37階、最高高さ約146m、川崎市宮前区)の条例環境影響評価準備書が公開されました。同再開発では鷺沼駅前に地上37階建てのタワマンを建設後、隣に20階建てタワマンも建設する計画となっています。この記事では同再開発の概要や現況、地図等を載せています。
(仮称)鷺沼駅前地区について
土地利用計画図[出典：川崎市]
「(仮称)鷺沼駅前地区第一種市街地再開発事業」は東急田園都市線「鷺沼（さぎぬま）」駅と直結する駅前街区と、道路を挟んだところの北街区に分かれた再開発となっています。
駅前街区の規模は地上37階、地下2階、高さ約140m、最高高さ146m、敷地面積約1万1170�屐�建築面積約9,150�屐�延床面積約8万6000�屐∨務攻茲竜�模は地上20階、地下2階、高さ約86m、最高高さ約92m、敷地面積3,680�屐�建築面積約3,150�屐�延床面積約2万9000�屬嚢膩�11万5000�屬梁腟�模再開発となっています。指定開発行為者は鷺沼駅前地区再開発準備組合で東急、JAセレサ川崎、横浜銀行、東急ライフィア、東急プロパティマネジメントの権利者5者で構成されています。2024年10月から街区ごとに段階的に着工する予定で、先に駅前街区を建設した後に北街区を建設する計画となっており、2032年11月の全体完成を目指します。
▼川崎市： 環境影響評価（環境アセスメント）（2022年12月12日）
（仮称）鷺沼駅前地区第一種市街地再開発事業に係る条例環境影響評価準備書
※ 縦覧期間：2022年12月12日〜2023年1月25日
▼建設通信新聞（2022年12月13日）
2街区に分け24年10月着工/全体完成は32年11月/鷺沼駅前地区再開発準備組合
南北断面図[出典：川崎市]
駅前街区のフロア構成は地下1〜3階に商業施設、3〜5階に図書館や市民館(大ホール)、6〜37階が約380戸の住宅フロアとなり、北街区は1〜6階が宮前区役所や小ホール、7〜20階が約130戸の住宅フロアとなります。両街区は地下通路と街区間デッキで接続する計画にもなっています。
東西断面図[出典：川崎市]
地下2階平面図[出典：川崎市]
両街区とも地下2階は駐車場やバイク置場などとなります。
地下1階平面図[出典：川崎市]
地下1階も駐車場とバイク置場が設置されますが、駅前街区は商業施設も配置されます。
1階平面図[出典：川崎市]
駅前街区の1階部分には交通広場も整備されます。
2階平面図[出典：川崎市]
駅前街区の2階は商業施設、北街区は宮前区役所となります。
3階平面図[出典：川崎市]
4階平面図[出典：川崎市]
4階部分の駅前街区には大ホール(区民館)、北街区には小ホールが配置されます。
5階平面図[出典：川崎市]
6階平面図[出典：川崎市]
駅前街区は6階からが住宅フロアとなります。
7階平面図[出典：川崎市]
北街区は7階からが住宅フロアとなります。
8〜16階平面図[出典：川崎市]
17〜20階平面図[出典：川崎市]
21〜30階平面図[出典：川崎市]
PH階平面図[出典：川崎市]
駅前街区北側立面図[出典：川崎市]
駅前街区の北側立面図です。低層部に商業施設がある駅直結タワマンとなります。
駅前街区西・東側立面図[出典：川崎市]
周辺に超高層ビルやタワーマンションがないので圧倒的な高さを誇るランドマークとなります。
駅前街区南側立面図[出典：川崎市]
そのため中層階でもタワーマンションらしい景色を楽しむことができそうです。
北街区北・西側立面図[出典：川崎市]
駅前街区の建設後に北街区が建設されます。北側には田園都市線の線路の他に鷺沼車両基地があるため、低層階でも開けた視界の景色が楽しめます。
北街区南・東側立面図[出典：川崎市]
駅前街区とは地下とデッキで接続されるため、こちらも駅直結となります。
位置図
計画地位置図[出典：川崎市]
「(仮称)鷺沼駅前地区第一種市街地再開発事業」は東急田園都市線「鷺沼（さぎぬま）」駅前に位置しており駅直結となります。
現況
東急田園都市線「鷺沼」駅と「(仮称)鷺沼駅前地区第一種市街地再開発事業」の計画地方面です。
駐車場と奥の商業施設「フレルさぎ沼」がある辺りが駅前街区で地上37階、地下2階、最高高さ146mの低層部に商業施設や図書館、大ホールが入るタワーマンションが建設されます。
鷺沼駅前から撮影。駅前には交通広場がありますが、再開発後は「フレルさぎ沼」がある方に移動します。
南西側から撮影。撮影したのは2019年8月でそれから現地には行っていませんが、公式HPを見ると「フレルさぎ沼」は営業中のため解体工事等はまだ始まっていないようです。
再開発後の商業施設も「フレルさぎ沼」になるのかはわかりませんが、商業施設部は約1万5500�屬△襪里蚤膩燭両Χ隼楡澆箸覆蠅泙后�
北街区の計画地方面です。地上20階、地下2階、最高高さ92mの低層部に宮前区役所や小ホールが入るタワーマンションが建設されます。
地図(駅前街区)
地図(北街区)
物件概要(駅前街区)
駅前街区 工事工程表[出典：川崎市]
「(仮称)鷺沼駅前地区第一種市街地再開発事業」は街区ごとに段階的に工事が行う計画となっており、まずは駅前街区から工事が始まります。工期は53ヵ月を予定しています。
駅前街区 工事工程表[出典：川崎市]
■物件概要■
名称：(仮称)鷺沼駅前地区第一種市街地再開発事業 駅前街区
所在地：川崎市宮前区鷺沼三丁目1番2外
交通：東急田園都市線「鷺沼」駅 直結
用途：商業・業務・公共(図書館・大ホール)・住宅・交通広場
総戸数：約380戸
階数：地上37階、地下2階
高さ：約140m(最高高さ約146m)
構造：鉄筋コンクリート造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
敷地面積：約11,170��
建築面積：約9,150��
延床面積：約86,000��
建築主：鷺沼駅前地区再開発準備組合（東急、JAセレサ川崎、横浜銀行、東急ライフィア、東急プロパティマネジメント）
設計者：−
施工者：−
工期：2024年10月着工〜2029年2月竣工予定
物件概要(北街区)
北街区 工事工程表[出典：川崎市]
北街区は駅前街区の建設後に工事が始まり、工期は45ヵ月を予定しています。
北街区 工事工程表[出典：川崎市]
■物件概要■
名称：(仮称)鷺沼駅前地区第一種市街地再開発事業 北街区
所在地：川崎市宮前区鷺沼三丁目1番2外
交通：東急田園都市線「鷺沼」駅
用途：住宅・公共（宮前区役所・小ホール）
総戸数：約130戸
階数：地上20階、地下2階
高さ：約86m(最高高さ約92m)
構造：鉄筋コンクリート造 一部鉄骨造
敷地面積：約3,680��
建築面積：約3,150��
延床面積：約29,000��
建築主：鷺沼駅前地区再開発準備組合（東急、JAセレサ川崎、横浜銀行、東急ライフィア、東急プロパティマネジメント）
設計者：−
施工者：−
工期：2029年3月着工〜2032年11月竣工予定
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