完成イメージ[出典：建設通信新聞]
高崎駅近くの再開発「高崎駅東口栄町地区市街地再開発事業」が計画変更となり、地上27階、最高高さ約99mのタワーマンションが建設されることになりました。当初はホテルの誘致も計画されていましたが断念しています。この記事では同再開発の概要や建設状況、地図等を載せています。
高崎駅東口栄町地区について
位置図[出典：高崎市]
「高崎駅東口栄町地区市街地再開発事業」は高崎駅の東口から続くペデストリアンデッキに接続する再開発で、地上27階、地下1階、最高高さ約99mの商業、オフィス、住宅で構成される複合棟と7階建ての駐車場棟が計画されており、2棟合わせた総延床面積は約7万5000�峙�模となります。
事業者となる高崎駅東口栄町地区市街地再開発準備組合の構成員は、高崎市、高崎市都市整備公社、日本年金機構、ビックカメラ、日本中央交通で、基本計画・基本設計は一般業務代行者の野村不動産・佐藤総合計画・都市設計連合JVが担当します。
住宅部は複合棟の8〜27階に位置しており総戸数290戸程度が見込まれています。また、高崎商工会議所と中央公民館も移転整備され、そして高崎市の私有施設として子ども図書館、子どものための室内遊技場、中小会議室やギャラリー、子育てなんでもセンターなどが予定されています。
元々は商業施設、オフィス、ホテルで構成されるビルと住宅棟で計画されていましたが、ホテル誘致が難航して断念となり、今回の計画へ見直しとなっています。今後は2023年度に詳細な基本計画を策定し、24年度に基本設計をまとめ、同年度中の本組合設立、そして2028年度前後の完成を目指します。
▼建設通信新聞（2022年12月12日）
高崎駅東口栄町再開発が再始動/23年度に基本計画策定/規模は2棟総延べ7.5万��
▼上毛新聞（2022年12月9日）
ホテル誘致を断念した上で再開 高崎駅東口再開発
位置図
位置図[出典：野村不動産]
場所は高崎駅の東口側で、駅から続く高崎駅周辺ペデストリアンデッキに接続します。また、計画地の東隣には「高崎芸術劇場」があります。
建設状況
2022年11月11日に高崎駅の東口前から撮影した高崎駅前です。左のタワーマンションは「高崎市タワー美術館」が低層部に入っている「高崎タワー21」(地上22階、高さ87m)で、そこを横切るように高崎駅周辺ペデストリアンデッキが続いています。
そのペデストリアンデッキを進んだ先のビックカメラなどがある場所が「高崎駅東口栄町地区市街地再開発事業」の計画地となっています。
ペデストリアンデッキから撮影した「高崎駅東口栄町地区市街地再開発事業」(地上27階、最高高さ約99m)の計画地です。
計画地には「高崎市中央体育館」も含まれています。
計画見直しにより一時凍結していた事業が再開します。
計画地の東隣には「高崎芸術劇場」が2019年9月20日に開館しています。
地図
物件概要
事業名：高崎駅東口栄町地区第一種市街地再開発事業
所在地：群馬県高崎市栄町 73-1 外
交通：JR「高崎」駅
用途：商業、オフィス、住宅、駐車場
総戸数：290戸程度
階数：地上27階、地下1階
高さ：最高高さ約99m
区域面積：約1.6ha
建築面積：−
延床面積：約75,000��
建築主：高崎駅東口栄町地区市街地再開発準備組合(構成員：高崎市、高崎市都市整備公社、日本年金機構、ビックカメラ、日本中央交通)
一般業務代行者：野村不動産・佐藤総合計画・都市設計連合JV
工期：2028年度前後の完成を目指す
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