2022年12月18日に開通する環状第2号線(築地・新橋間)の本線開通記念ウォーキングイベントに参加してきました。写真は環状第2号線に開通する築地虎ノ門トンネルの内回りの築地付近です。この記事では環状第2号線の概要や同イベントの様子を載せています。
環状第2号線について
案内図[出典：東京都]
環状第2号線は江東区有明を起点、千代田区神田佐久間町を終点とした延長13.95km、標準幅員40mの都市計画道路で、2022年12月18日15時に築地・新橋間が開通して全線開通となります。環状線を名乗っていますがグルっと一周することはできません。
拡大図[出典：東京都]
築地・新橋間は地上部も含めて約1.4キロの区間で、今回の本線開通で築地から虎ノ門までが1840mのトンネルで繋がります。
開催されたウォーキングイベントでは、築地虎ノ門トンネルの入口近くにある築地換気所から汐留非常口までの延長約600mのコースを歩くことができました。
本線断面図[出典：東京都]
汐留側の�”�分の本線断面図です。トンネル内は内回り、外回りそれぞれ2車線あります。
本線断面図[出典：東京都]
築地側の��部分の本線断面図です。現在は暫定歩道で築地から勝どきまで行けるようになっていますが、側道の隣に歩道が今後整備されます。
ウォーキングイベントの様子
カレッタ汐留から撮影した環状第2号線方面です。築地市場跡地の右側の道路が環状第2号線で、写真中央の煙突のようなものがある建物が築地換気所です。
築地換気所にズームです。地上3階、地下3階、高さ45mで監視操作室、会議室、電気室、機械室(集じん機補機、消火設備)、排風機室などで構成されています。2022年12月10日に開催された環状第2号線(築地・新橋間)本線開通記念ウォーキングイベントはこの築地換気所がスタート地点でした。
ウォーキングイベントのスタート地点となっていた築地換気所です。この建物内から非常階段を使ってトンネルまで行くことができました。
スタート地点は築地虎ノ門トンネルの築地側出口です。
トンネルから一旦外に出ます。
そのトンネルを出たところからは「パークタワー勝どき」が真正面に見えました。
Uターンして築地側から虎ノ門に向かう築地虎ノ門トンネルに再び入ります。制限速度は50キロの道路となります。
トンネル内では空気で膨らむエアー遮断器が展示されていました。事故や災害が起きたときに車が入ってこないようにするための設備で遠隔で動かすことができます。
トンネルを内をずんずん歩いていきます。事前応募で入場時間指定と人数制限があったため、歩いている人は少なめでした。
築地側から築地虎ノ門トンネルに入ると汐留でトンネルから出る分岐があります。ここから先は「虎ノ門ヒルズ」がある場所までトンネルは続きます。
トンネル内では警告表示版も動作させていました。
汐留で降りる分岐部分です。
ここから汐留の超高層ビル群の真ん中あたりに出ることができます。
本線側は「四谷 溜池」方面となっていましたが、個人的には「虎ノ門」か「赤坂」にした方がわかりやすいのでは？とも思いました。
その看板の背後にあった何かの設備です。
他の場所には泡消火栓もありました。
その先にあるカーブを曲がった先がウォーキングイベントのゴールでした。
そのカーブのところに愛宕警察署と築地警察署の管理区分の分かれ目がありました。
出口部分から見た虎ノ門方面です。ここを進んで行くと「虎ノ門ヒルズ 森タワー」の真下から地上に出ます。
出口は汐留交差点近くの汐留非常口でした。
階段はそれほど長くなかったので地下浅いところをトンネルが通っているようでした。
蓋が閉まっているときにここを見て、環状第2号線の非常口だと気付く人は少なそうです。
築地虎ノ門トンネルの汐留側の出口です。
こちらは汐留側の入口です。ここからトンネルに入ってもすぐに地上に出ます。また、右下にチラッと看板が写っていますが原付と自転車は通行禁止となります。
以上、環状第2号線(築地・新橋間)本線開通記念ウォーキングイベントの様子でした！
