イメージパース[出典：東京都港区]
田町・三田駅近くで計画されている「(仮称)春日ビル建替計画」(地上20階、高さ約100m)の完成予想図です。中央日本土地建物によるオフィスビルで敷地内には三田駅の出入口が設置されます。この記事では同再開発の概要や既存建物解体状況、地図等を載せています。
(仮称)春日ビル建替計画について
北側のイメージパース[出典：東京都港区]
「(仮称)春日ビル建替計画」は「春日ビル（NEC春日ビル）」(地上10階、高さ31m、1966年竣工)の建替えで、規模は地上20階、地下3階、高さ約100m、敷地面積約5,140�屐�延床面積約5万5000�屐∋�業者は中央日本土地建物で現在は清水建設によって「春日ビル」)の解体工事が行われています。新築工事の着工予定は2023年度、竣工予定は2024年度です。
この完成予想図は第一京浜沿いの北側低層部で、敷地内の左端(田町駅側)に設置される都営三田線・浅草線「三田」駅の出入口も描かれています。
計画建築物断面図(南北断面)[出典：東京都港区]
フロア構成は地下に駐車場、低層部に店舗、子育て支援施設、カンファレンス等、そして中高層部がオフィスフロアとなります。
計画地位置図(詳細)[出典：東京都港区]
計画地はJR山手線・京浜東北線「田町」駅のすぐ近くで、第一京浜とJRの線路に挟まれた場所となっています。敷地内には元々都営地下鉄「三田」駅の出入口があり、同再開発で再整備されます。
緑化計画図[出典：東京都港区]
敷地北側と東側には公開空地(広場)が設けられ、南の線路側にはビルの入居者の利用を想定した庭が整備されます。西側については特に情報がないので開放しない場所となりそうです。
計画建築物立面図(東側)[出典：東京都港区]
田町駅方面となる東側立面図です。
計画建築物立面図(南側)[出典：東京都港区]
線路側となる南側立面図です。
計画建築物立面図(西側)[出典：東京都港区]
品川駅方面となる西側立面図です。
計画建築物立面図(北側)[出典：東京都港区]
第一京浜側となる北側立面図です。エレベーターが駐車場専用なのか、地下鉄に繋がっているのかは不明です。
位置図
計画地位置図(広域)[出典：東京都港区]
計画地はJR「田町」駅の三田口(西口)側の第一京浜とJRの線路に挟まれた場所で、敷地内には都営三田線・浅草線「三田」駅と直結する出入口が整備されます。ビル本体と「三田」駅が直結となるかは不明です。
既存ビル解体状況
2022年11月5日にJR田町駅のペデストリアンデッキから撮影した「(仮称)春日ビル建替計画」(地上20階、高さ約100m)の計画地です。現地では「春日ビル（NEC春日ビル）」(地上10階、高さ31m、1966年竣工)の解体工事が行われていますが、地上部の解体は終わっているようです。
計画地は第一京浜に面しており、近くでは今朝のブログに掲載した「東京三田再開発プロジェクト・オフィスタワー（三田三・四丁目地区第一種市街地再開発事業 複合棟-1）」(地上42階、高さ215m)も建設中です。
第一京浜沿いから撮影。ここにあった「春日ビル」の4〜10階は総戸数389戸の「UR都市機構田町駅前市街地住宅」となっていました。
敷地内には外装モックアップが設置されていました。
仮囲いの高さがあってあまり良い撮影場所はありませんでした。
敷地の隣にはJRの線路があり、その先には「東京工業大学附属科学技術高校」があり、その場所では「東京工業大学田町キャンパス土地活用事業」(地上36階、高さ約178m)が計画されています。
地図
物件概要
工事工程[出典：東京都港区]
解体後の新築工事の工事工程です。工期はかなり短く18ヵ月となっており、地下躯体工事と地上躯体工事がほぼ同時に始まることから逆打ち工法となるようで、着工から10ヵ月後には上棟している計画となっています。
■物件概要■
事業名：(仮称)春日ビル建替計画
所在地：東京都港区芝五丁目34番
交通：JR山手線・京浜東北線「田町」駅
都営浅草線・三田線「三田」駅
用途：事務所、カンファレンス、子育て支援施設、店舗、駐車場、駐輪場
階数：地上20階、地下3階
高さ：約100m
敷地面積：約5,140��
建築面積：−
延床面積：約55,500��
事業者：日本土地建物
設計者：清水建設（予定）
施工者：清水建設（予定）
工期：2023年度着工〜2024年度竣工予定
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