イメージパース[出典：東京都港区]
「泉岳寺」駅直結の再開発「泉岳寺駅地区第二種市街地再開発事業」(地上30階、最高高さ145m)の完成予想図です。建築主は東急不動産と京浜急行電鉄で、低層部がオフィス、中高層部が共同住宅で構成される複合施設となります。この記事では同再開発の概要や現況、地図等を載せています。
泉岳寺駅地区について
南北断面図[出典：東京都港区]
「泉岳寺駅地区第二種市街地再開発事業」は「泉岳寺」駅直結の複合施設で、規模は地上30階、塔屋2階、地下3階、高さ135m、最高高さ145m、敷地面積8,490�屐�建築面積5,390�屐�延床面積11万2000�屐�建築主は東急不動産と京浜急行電鉄、設計者は鹿島建設、施工者は未定で2023年4月上旬着工、2028年3月下旬竣工予定となっています。
フロア構成は地下が駐車場、1、2階が店舗、3階の一部が子育て支援施設、3階〜11階がオフィスフロア、12階が機械室、13階〜30階が総戸数385戸の住宅フロアとなります。13階には住宅エントランスやスカイテラスが設置され、14階、15階はSOHO住宅で計画されています。特定建築者の業務に関する基本協定書を締結時のニュースリリースは「住宅事業」のカテゴリに分類されており、共同住宅は分譲になるのか賃貸になるのかは不明です。
東西断面図[出典：東京都港区]
東西断面図です。敷地西側の第一京浜側には広場が整備され、その地下部分では泉岳寺駅のホーム拡幅工事が行われます。
西側立面図[出典：東京都港区]
西側立面図です。板状の超高層ビルでセットバックしたところからが住宅フロアとなります。
北側立面図[出典：東京都港区]
北側立面図です。
東側立面図[出典：東京都港区]
東側の立面図です。低層部両端の黒い部分にはデッキが整備され「品川開発プロジェクト(第�鬼�) 3街区」で建設中の「高輪ゲートウェイシティ(仮称) 複合棟��」(地上31階、高さ166.86m)と繋がります。
南側立面図[出典：東京都港区]
南側立面図です。
施設配置図[出典：東京都港区]
敷地は南北に長細い敷地となっており、配置図を見るとオフィスフロアとなる基壇部の高さは約50mとなっているため、13階に設置されるスカイテラスは高さ60m前後になると思われます。そのため一般的なマンション換算すると20階程度の高さからが住宅フロアとなります。
地域風の解析モデル[出典：東京都港区]
環境影響調査書に掲載された地域風の解析モデルです。「泉岳寺駅地区第二種市街地再開発事業」の隣に建設される「高輪ゲートウェイシティ(仮称) 複合棟�供廚販拈椶靴栃造屬燭瓠�東側(海側)の眺望はほぼありません。
また、第一京浜を渡ったところ(計画建築物の右下)には高さ100mを超える超高層ビルのモデルが置かれていることから、そこでも再開発が計画されていることがわかります。
位置図
位置図[出典：東急不動産]
計画地は都営浅草線・京急本線「泉岳寺」駅直結で、JR山手線・京浜東北線「高輪ゲートウェイ」駅には歩行者デッキで接続されます。
現況
2022年11月5日に南東側から撮影した「泉岳寺駅地区第二種市街地再開発事業」(地上30階、最高高さ145m)の計画地です。
左端は「アパホテル〈品川 泉岳寺駅前〉」(地上21階、高さ66.91m)で、現在はこの規模でもそこそこ目立っていますが、周辺の再開発が進むと今よりも低く感じるホテルとなりそうです。
南側から撮影。奥は三田駅や田町駅周辺の超高層ビル群です。
南西側から撮影。大きなクレーンが見えている場所は「高輪ゲートウェイシティ(仮称)」の工事現場です。
北西側から撮影。現在は地中障害物撤去、土留工、埋蔵文化財の発掘調査が淺沼組によって行われています。
敷地北端側から撮影。この辺りでは「高輪ゲートウェイシティ(仮称)」の工事も行われているので、タワークレーン乱立する日が来ることになりそうです。
地図
物件概要
建築計画のお知らせです。
■物件概要■
事業名：「泉岳寺駅地区第二種市街地再開発事業特定施設建築物」建築計画
所在地：東京都港区高輪二丁目81-1外
交通：都営浅草線・京急本線「泉岳寺」駅
JR山手線・京浜東北線「高輪ゲートウェイ」駅
用途：住宅、事務所、店舗、地下鉄駅施設、子育て支援施設、駐車場等
総戸数：385戸
階数：地上30階、塔屋2階、地下3階
高さ：135m（最高高さ145m）
構造：鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造
敷地面積：8,490��
建築面積：5,390��
延床面積：112,000��
建築主：東急不動産、京浜急行電鉄
設計者：鹿島建設
施工者：未定
工期：2023年4月上旬着工〜2028年3月下旬竣工予定
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