完成イメージ[出典：野村不動産]
板橋駅直結となるタワーマンション「板橋駅板橋口地区第一種市街地再開発事業」(地上34階、最高高さ134.36m)について、2022年10月28日付で権利変換計画の認可を受けたことが、建築主である野村不動産とJR東日本より発表されました。2022年12月には着工し、2027年6月の竣工予定となっています。この記事では同タワマンの概要や現況、地図等を載せています。
板橋駅板橋口地区について
旧・完成イメージパース[出典：東京都]
約3年前の「板橋駅板橋口地区第一種市街地再開発事業」の完成予想図です。今回公開された完成予想図と見比べると大きくデザインが変わったことがわかります。規模は地上34階、塔屋2階、地下3階、高さ126.30m、最高高さ134.36m、敷地面積3,859.55�屐�建築面積2,461.96�屐�延床面積5万1159.20�屐�建築主は野村不動産とJR東日本、設計者は東急建設とJR東日本設計、施工者は東急建設で2022年12月着工、2027年6月30日竣工予定となっています。
同再開発の低層部はアトレが運営する商業施設が配置され、中高層部は総戸数388戸の共同住宅となります。JR東日本管内の駅では初となる、ペデストリアンデッキ等を介すことなく駅コンコースに直結する本物の駅直結タワマンとなります。
▼野村不動産：ニュースリリース（2022年11月9日）
「板橋駅板橋口地区第一種市街地再開発事業」権利変換計画認可のお知らせ 〜板橋駅前の新たな賑わい拠点となる駅直結複合開発〜
配置図[出典：東京都]
多少変更はあると思いますが約3年前の配置図です。敷地は南北に細長いJR「板橋」駅西側の隣接地となっており、周囲には広場や歩道状空地が整備されます。
位置図
位置図[出典：東京都]
計画地はJR埼京線「板橋」駅の西側隣接で駅コンコースに直結します。北側へ徒歩5分程度の場所には都営三田線「新板橋」駅もあります。
計画地の北西側では大京によるタワーマンション「板橋駅西口地区市街地再開発事業」(地上38階、高さ約142m)が計画されており、北側には既存の「板橋ビュータワー」(地上32階、高さ103m)があるので板橋駅周辺には3棟のタワマンが建ち並ぶことになります。
建設状況
2022年10月3日にJR「板橋」駅のホームから撮影した「板橋駅板橋口地区第一種市街地再開発事業」(地上34階、最高高さ134.36m)の計画地です。
敷地南側にあったコインパーキングは解体されていました。
JR東日本が所有している敷地北側です。この辺りは「板橋駅板橋口地区第一種市街地再開発事業 駅階段等新築工事[�鬼�工事][支障撤去]」として東急建設の施工で地下躯体工事が行われていました。
北西側から撮影。
南西側から撮影。現在は片側にしか歩道はありませんが、同再開発によって歩道状空地が整備され歩きやすくなります。
2022年9月30日に「サンシャイン60」の展望台から撮影したJR「板橋」駅方面です。矢印を入れたあたりが「板橋駅板橋口地区第一種市街地再開発事業」(地上34階、最高高さ134.36m)の建設地となります。また、右側の塔屋がアーチ状になっているタワーマンションは「板橋ビュータワー」(地上32階、高さ103m)で、これよりも大きなタワーマンションとなります。
地図
物件概要
建築計画のお知らせです。
■物件概要■
計画名：板橋駅板橋口地区第一種市街地再開発事業
所在地：東京都板橋区板橋１丁目15番3他(地番)
交通：JR埼京線「板橋」駅
都営三田線「新板橋」駅
用途：住宅、商業、公益施設、駐車場、駅施設
総戸数：388戸
階数：地上34階、塔屋2階、地下3階
高さ：126.30m（最高高さ134.36m）
構造：鉄筋コンクリート造
基礎工法：杭基礎
敷地面積：3,859.55��
建築面積：2,461.96��
延床面積：51,159.20��
建築主：野村不動産、東日本旅客鉄道
設計者：東急建設 一級建築士事務所、JR東日本設計
施工者：東急建設
工期：2022年12月着工〜2027年6月30日竣工予定
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