六本木の「TSK・CCCターミナルビル」跡地で建設中の「(仮称)住友不動産六本木駅前プロジェクト」(地上22階、最高高さ140.96m)です。2022年10月22日に「六本木ヒルズ」の展望台から撮影しました。現地では鉄骨が組まれ始めています。この記事では同プロジェクトの概要や建設状況、地図等を載せています。
住友不動産六本木駅前プロジェクトについて
完成予想図[出典：住友不動産]
「(仮称)住友不動産六本木駅前プロジェクト」は「六本木」駅のすぐ近くで建設中のオフィスビルで、規模は地上22階、最高高さ140.96m、敷地面積4,242.86�屐�建築面積3,064.78�屐�延床面積3万2084.34�屐�建築主は住友不動産、設計者は日建設計、施工者は大成建設で2024年10月15日竣工予定となっています。
基準階平面図[出典：住友不動産]
オフィスフロアの基準階貸室面積は1,292.50�屐�390.99坪）、天井高3.0mの無柱空間となり、南東側にトイレや階段、エレベーター、防災備蓄倉庫等が配置されます。
位置図
現地のお知らせに掲載されていた位置図です。場所は東京メトロ日比谷線・都営大江戸線「六本木」駅の出入口の目の前で徒歩1分の距離となっています。ただし、都営大江戸線の「六本木」駅は地下深くにホームがあることから、実際に電車に乗るまでには5分以上はかかるかと思います。
基準階平面図は長方形で敷地の形も一部が飛び出た長方形のため、そこにぴったりはまりそうな気がしていまいますが、実際はこの写真(2022年7月18日撮影)を見てわかるように敷地に対して斜めにビル本体が建設されます。
建設状況
2022年10月22日に西側にある「六本木西公園」から撮影した「(仮称)住友不動産六本木駅前プロジェクト」(地上22階、最高高さ140.96m)の建設地です。
現地では一部鉄骨が組まれていました。
北側から撮影。建設地は色々あったことで知られる「TSK・CCCターミナルビル」の跡地です。詳細はウィキペディアの記事を参照してください。
ここは住友不動産が土地を取得したあと「(仮称)六本木7丁目新築工事」として地上34階、最高高さ120.56m、2015年9月30日竣工予定のタワーマンションの建築計画のお知らせが設置されたこともありました。その後、計画は見直しなとり、しばらくの間は広大な駐車場として使用されていましたが、2019年9月9日から解体工事が始まり今に至っています。
同じ日に「六本木ヒルズ」の展望台から撮影。珍しい形で鉄骨が組まれていました。
「(仮称)住友不動産六本木駅前プロジェクト」の建設地は「六本木ヒルズ」と「東京ミッドタウン」の中間あたりに位置しています。
地図
物件概要
建築計画のお知らせです。住友不動産のHPでは地上21階となっているので、オフィスフロアとしては地上21階が最上階となりそうです。
■物件概要■
仮称：(仮称)住友不動産六本木駅前プロジェクト
計画名：(仮称)六本木七丁目計画
所在地：東京都港区六本木七丁目25番-1他(地番)
交通：東京メトロ日比谷線・都営大江戸線「六本木」駅 4b出口 徒歩1分
用途：事務所
階数：地上22階
高さ：140.96m
構造：鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造、免震構造
基礎工法：杭基礎
敷地面積：4,242.86��
建築面積：3,064.78��
延床面積：32,084.34��
建築主：住友不動産 都市開発事業本部
設計者：日建設計 一級建築士事務所
施工者：大成建設 東京支店
工期：2021年5月末日着工〜2024年10月15日竣工予定
公式HP：https://office.sumitomo-rd.co.jp/building/detail/minato/roppongiekimae_pj
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