麻布台ヒルズ A街区

 虎ノ門・麻布台地区で建設中の「麻布台ヒルズ」です。2022年10月22日に六本木ヒルズの展望台から撮影しました。中央が地上64階、高さ約330mのA街区で、完成時には高さ日本一となる超高層ビルで、最上部は最低価格10億円とも噂される「アマンレジデンス東京」(総戸数91戸)となります。この記事では同ビルの概要や建設状況、地図等を載せています。




麻布台ヒルズ 外観イメージ
外観イメージ[出典:DBOXCG]

 六本木ヒルズ方面から見た「麻布台ヒルズ」全体の完成予想図です。中央の最も高い超高層ビルが地上64階、高さ約330mのA街区で、その左側のツインタワーマンションが地上64階、高さ262.83mの西棟(B-1街区)と地上54階、高さ237.20mの東棟(B-2街区)となっており、他にも低層ビル群のC街区があります。この記事ではA街区について掲載しています。

 A街区の規模は地上64階、地下5階、高さ約330m、敷地面積2万4104.21屐建築面積1万5201.25屐延床面積46万1773.25屐建築主は虎ノ門・麻布台地区市街地再開発組合(参加組合員:森ビル・日本郵便)、設計者は森ビル・日本設計・清水建設、施工者は清水建設で2023年3月31日竣工予定となっています。

 この高さ330mは地上60階、高さ300mの「あべのハルカス」を抜いて高さ日本一の超高層ビルとなりますが、高さ日本一の座にいるのは数年間だけで、2027年度には東京駅前に建設される「Torch Tower」(地上63階、高さ約390m)に抜かれて日本2位となります。

 また、名称についてですが、森ビルが過去に「虎ノ門麻布台ヒルズ」で商標登録を行っていましたが、新たに「麻布台ヒルズ」で商標登録の出願が行われたため、正式名称は「麻布台ヒルズ」になりそうです。そのため当ブログではこの名称を使用していますが、森ビルから正式発表されたわけではないので異なる名称になる可能性もあります。

※現地に設置されている建築計画のお知らせの高さは325.20mとなっていますが、森ビルの発表では高さ約330mとなっているため、当ブログではこちらの高さを採用しています。



麻布台ヒルズ A街区 立面図
A街区 立面図[出典:森ビル]

 A街区のフロア構成は地下1階〜4階が商業施設、5〜6階が慶應義塾大学予防医療センター(仮称)、7〜52階が総貸室面積約20万4000屐Υ霆牾面積約4,300屬離フィスフロア、そして最上部の54階〜64階がアマンとのパートナーシップによる「アマンレジデンス 東京」(総戸数91戸)となります。東側には地上7階、延床面積約1万4000屬離ぅ鵐拭璽淵轡腑淵襯好ール「ブリティッシュ・スクール・イン東京」(50ヵ国以上、約700人の生徒が在籍予定)も併設されます。

 最上部に入る「アマンレジデンス 東京」は、建築物環境計画書制度によると全戸が分譲となっており、このクラスを購入できる方々のYouTubeでの発言によると一番安い部屋でも10億円で、100億円超えの部屋もあると発言しています。また、週刊新潮の記事には不動産業界の情報として最上階1500屬離撻鵐肇魯Ε垢2億ドル(約280億円:記事掲載時のレート)になるとされています。



麻布台ヒルズ A街区 断面図
断面図[出典:PCPA(ペリ・クラーク・ペリ・アーキテクツ)]

 外観デザインを担当したアメリカのPCPA(ペリ・クラーク・ペリ・アーキテクツ)のホームページに一時期掲載されていた断面図です。最上部にOBSERVATION DECK(展望台)とありますが、森ビルから展望台に関する情報は出ていないため「アマンレジデンス 東京」の共用施設になる可能性が高そうです。



麻布台ヒルズ 外観イメージ
外観イメージ[出典:PCPA(ペリ・クラーク・ペリ・アーキテクツ)]

 最上部の「アマンレジデンス 東京」部の完成予想図です。東京タワーのトップデッキ(海抜250mの展望台)よりも遥かに高い場所に位置しており、居住フロアとしては高さ日本一となります。

 ただ、「麻布台ヒルズ A街区」の住宅部が占める割合が少ないため当ブログではタワーマンション扱いはしていません。タワーマンションとして高さ日本一となるのは同じ「麻布台ヒルズ」で建設中の「麻布台ヒルズレジデンス 西棟(B-1街区)」(地上64階、高さ262.83m)となります。



麻布台ヒルズ A街区 オフィスントランスイメージ
A街区 オフィスントランスイメージ[出典:森ビル]

 オフィスエントランスの完成予想図です。



麻布台ヒルズ A街区 基準階平面図
A街区 基準階平面図[出典:森ビル]

 オフィスフロアの基準階貸室面積は約4,300屐別1,290坪)〜約4,840m屐別1,460坪)で、全方位に約18mの奥行きを有する無柱空間となります。中層階に向かって緩やかに膨らむデザインとなっているため基準階貸室面積に幅があります。



ブリティッシュ・スクール・イン東京 外観イメージ
ブリティッシュ・スクール・イン東京 外観イメージ[出典:森ビル]

 東側に併設されるインターナショナルスクールの「ブリティッシュ・スクール・イン東京」です。トーマス・ヘザウィック氏(英国)のデザインで、地上7階、地下1階(屋上庭園を含む)のキャンパスには室内プール、2つの図書館、アートスタジオ、科学・技術・工学・数学(STEM)学習のためのディスカバリーセンター、体育館、2つの校庭が設けられます。2023年9月のオープン予定です。



麻布台ヒルズ 外観イメージ
外観イメージ[出典:DBOXCG]

 南側となる外苑東通り沿いの低層部の完成予想図です。こちら側には吹き抜けのある商業施設の入口が配置されることがわかります。



麻布台ヒルズ 外観イメージ
外観イメージ[出典:DBOXCG]

 外苑東通りとは反対の北側から見た完成予想図です。敷地内には広場や庭が整備され、エリア全体で約150店舗となる商業施設が計画されています。




麻布台ヒルズ 位置図・配置図
配置図[出典:森ビル]

 「麻布台ヒルズ」は東京メトロ南北線「六本木一丁目」駅と東京メトロ日比谷線「神谷町」駅の間の南側一帯で、桜田通り、外苑東通り、麻布通りに囲まれた場所になります。B-1街区は「六本木一丁目」駅に、C街区は「神谷町」駅に地下通路によって接続し、延長約700mの東西歩行者通路(地下)によって両駅が繋がります。A街区は両駅から遠い場所で建設地の大部分は「麻布郵便局」の跡地となっています。

 同地区は不完全な交通網でしたが、同再開発によって東西と南北を結ぶ道路が整備され道路ネットワークが完成します。さらに、六本木一丁目駅と神谷町駅を結ぶバリアフリー/アンブレラフリーの歩行者ネットワークも整備され、周辺地区を含むエリア全体の回遊性が大きく向上します。




麻布台ヒルズ A街区

 2022年10月22日に「六本木ヒルズ」(地上54階、最高高さ238.05m)の展望台から撮影した建設中の「麻布台ヒルズ A街区」(地上64階、高さ約330m)です。

 ビル名についてですが、こちらは森ビルが「麻布台ヒルズ森タワー」と「麻布台ヒルズ森JPタワー」の2パターンで商標登録の出願を行っています。個人的には日本郵便を示す「JP」が入った「麻布台ヒルズ森JPタワー」になるのではと思っていますが、どちらになるのかは不明のため当ブログでは「麻布台ヒルズ A街区」として扱っています。



麻布台ヒルズ A街区

 最上部にズームです。54階〜64階に入る「アマンレジデンス 東京」部のガラスカーテンウォールの取り付け作業がもうすぐ終わりそうなところまで建設が進んでいます。

 また、タワークレーンは2基に減っていましたが、一回り小さいタワークレーンが追加されています。



麻布台ヒルズ A街区

 「六本木ヒルズ」の屋上スカイデッキから撮影。この位置からでも見上げる高さとなっています。



麻布台ヒルズ A街区

 「六本木ヒルズ」の地上デッキ部から撮影。



麻布台ヒルズ A街区

 「六本木ヒルズ」と同じ方向となる南西側から撮影。現地からは2022年10月21日の撮影です。



麻布台ヒルズ A街区

 北側から撮影。



麻布台ヒルズ A街区

 さらに北側から撮影。



麻布台ヒルズ A街区

 「神谷町」駅から桜田通りを通って東京タワーに向かうときに曲がる「飯倉交差点」から撮影。右奥に見えているのは「麻布台ヒルズレジデンス 東棟(B-2街区)」(地上54階、高さ237.20m)です。



麻布台ヒルズ A街区

 ロシア大使館近くの南東側から撮影。最近はアメリカ大使館前よりも警察官が多い気がします。



麻布台ヒルズ A街区

 ビル本体の東側で建設中のインターナショナルスクールの「ブリティッシュ・スクール・イン東京」です。



麻布台ヒルズ A街区

 反対側から見た様子です。



麻布台ヒルズ A街区

 西側低層部です。



麻布台ヒルズ A街区

 大きく口を開けたこの場所に商業施設の出入口が配置されます。



麻布台ヒルズ A街区

 「六本木ヒルズ」から見た西側低層部です。



レインボーブリッジと麻布台ヒルズ A街区

 2022年10月19日に撮影した「レインボーブリッジ」と「東京タワー」と「麻布台ヒルズ A街区」です。

 お台場からは「レインボーブリッジ」と「東京タワー」を一緒に撮影するのが定番でしたが、今は必ず「麻布台ヒルズ A街区」も写り込むようになっています。



レインボーブリッジと麻布台ヒルズ A街区

 こちらは9月27日にフジテレビの球体展望室から撮影した「レインボーブリッジ」です。「麻布台ヒルズ A街区」は「レインボーブリッジ」の橋脚に重なってしまって少々残念な位置関係でした。



東京タワーと麻布台ヒルズ A街区

 その「レインボーブリッジ」から見た「麻布台ヒルズ A街区」と「東京タワー」を載せていきます。



東京タワーと麻布台ヒルズ A街区

 「東京タワー」と並んで見えるので景観的にどうなるかと思いましたが、個人的には以前よりも好きな景色になっています。



東京タワーと麻布台ヒルズ A街区

 あとは夜間のライトアップ時にどう見えるかですね。



東京タワーと麻布台ヒルズ A街区

 一棟だけでもずば抜けて高い超高層ビルがあると超高層ビル群の迫力が増します。。



麻布台ヒルズ A街区のある夕焼け

 2022年10月21日に自宅から撮影した「東京タワー」と「麻布台ヒルズ A街区」のある夕景です。凸凹したスカイラインは映えます。



麻布台ヒルズ A街区のある夕焼け

 こちらは2022年10月23日に撮影。東京タワーに太陽がくし刺しになるのを撮りたかったのですが、タイミング的には数日前だったようです。









麻布台ヒルズ A街区 建築計画のお知らせ

 A街区の建築計画のお知らせです。

■物件概要■
名称:麻布台ヒルズ森JPタワー or 麻布台ヒルズ森タワー
仮称:虎ノ門・麻布台プロジェクト A街区
事業名:虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業施設建築物新築工事 A街区
所在地:東京都港区麻布台一丁目314番3外
交通:東京メトロ日比谷線「神谷町」駅
   東京メトロ南北線「六本木一丁目」駅
用途:共同住宅(54階〜64階・アマンレジデンス 東京)・事務所(7階〜52階)・店舗・各種学校・駐車場等
総戸数:91戸
階数:地上64階、地下5階
高さ:325.20m(最高325.20m)(約330m?)
構造:鉄骨造(一部鉄骨鉄筋コンクリート・鉄筋コンクリート造)
基礎工法:直接基礎(一部場所打ちコンクリート杭基礎)
敷地面積:24,104.21
建築面積:15,201.25
延床面積:461,773.25
建築主:虎ノ門・麻布台地区市街地再開発組合
参加組合員:森ビル、日本郵便
設計者:森ビル・日本設計・清水建設
施工者:清水建設
工期:2019年8月1日着工〜2023年3月31日竣工予定