Torch Tower 外観イメージ
外観イメージ[出典:内閣府]

 東京駅日本橋口前の大規模再開発「TOKYO TORCHトウキョウトーチ)」の完成予想図です。左が2021年6月末に竣工した「常盤橋タワー」(地上38階、高さ約212m)で、中央が高さ日本一の超高層ビルとなる「Torch Towerトーチタワー)」(地上63階、高さ約390m)です。現地では「トーチタワー」の建設に向けて既存ビルの解体工事が10月1日から始まっています。この記事では同ビルの概要や既存建物解体状況、地図等を載せています。




Torch Tower 外観イメージ
外観イメージ[出典:三菱地所]

 高さ日本一の超高層ビルとなる「Torch Towerトーチタワー)」の規模は地上63階、地下4階、高さ約390m、敷地面積3万1400(TOKYO TORCH全体)、建築面積1万3200屐延床面積54万4000屐建築主は三菱地所、設計者は三菱地所設計で施工者は清水建設で、2023年度着工、2027年度末竣工予定となっています。



Torch Tower 用途構成図
用途構成図[出典:三菱地所]

 フロア構成は地下1階〜6階が店舗、3階〜6階の一部にホール、機械室を挟んで7階〜53階がオフィスフロア、そして高層部が賃貸レジデンス・ホテル・展望施設となります。

 高層部の正確なフロア構成はまだ発表されていませんが、レジデンスの導入発表前は57階〜61階が約100室のスーパーラグジュアリーホテル、62階と屋上が展望施設で、54階〜56階の用途が不明となっていました。その用途が不明だった54階〜56階部分がレジデンス部になりそうです。レジデンスは地上約300mに位置し、スーパーラグジュアリーホテルとのサービス連携も行われるとのことです。現在の日本最高価格の賃貸マンションの家賃は500万円台ですが、それを超える家賃となる可能性がありそうです。



TOKYO TORCH 全景
TOKYO TORCH 全景[出典:三菱地所]

 丸の内側から見た完成予想図です。最上部で大きく口を開けている部分がホテルロビーで、その下のフロアが賃貸レジデンスとなります。ホテルよりも上のフロアは展望施設で、国内では東京スカイツリーの次に高い展望台となります。



Torch Tower 57階ホテルロビー
ホテルロビー[出典:三菱地所]

 ホテルロビーは外気を取り入れる公園のような空間となります。



TOKYO TORCHPark 全景
TOKYO TORCH Park 全景[出典:三菱地所]

 「Torch Tower」と「常盤橋タワー」の間に整備される広場「TOKYO TORCH Park」の完成予想図です。この広場の地下には変電所が整備されます。この広場が整備される場所は少し前まで開放されていましたが現在は閉鎖されています。



Torch Tower 空中遊歩道
空中遊歩道[出典:三菱地所]

 その広場に面した「Torch Tower」の低層部には全長約2キロ、約5000屬梁腟模な空中遊歩道が整備され、右側の円形部分の屋上は空中遊歩道の終着地となる約2,500屬硫鮎緜躅爐眄鞍されます。右側の円形部分3〜6階がホールとなります。



TOKYO TORCH 開発ステップ図
開発ステップ図[出典:三菱地所]

 「Torch Tower」の建設地は「日本ビル」と「朝日生命大手町ビル」がある場所で、この地下にあった下水ポンプ所の機能を止めることなく施設更新するために、新しい下水ポンプ所を下水道局棟(銭瓶町ビルディング)の地下に建設しました。この施設更新作業を行うため段階的に開発を行うSTEP開発となっており、現在はSTEP3の「日本ビル」と「朝日生命大手町ビル」の解体工事がちょうど始まったところになっています。そして2023年度にはいよいよSTEP4となる「Torch Tower」の建設工事が始まります。



TOKYO TORCH(トウキョウトーチ) 整備前配置図
整備前配置図[出典:三菱地所]

 整備前の配置図です。「旧JXビル」「大和呉服橋ビル」があった場所には「常盤橋タワー」が建設され、「日本ビル」は一部解体され「銭瓶町ビルディング」が建設されました。そして現在は「日本ビル」と「朝日生命大手町ビル」の解体工事に着手しています。



TOKYO TORCH(トウキョウトーチ) 整備後配置図
整備後配置図[出典:三菱地所]

 2023年度からは「Torch Tower」の建設が始まり、道路を挟んだ北側では「JFE商事ビル」を解体して「常盤橋公園」の拡大が行われます。




TOKYO TORCH(トウキョウトーチ) 案内図
案内図[出典:三菱地所]

 建設地はJR「東京」駅の北側で日本橋口の目の前に位置しており、敷地内には「大手町」駅の出入口もありました。他にも「三越前」駅、「日本橋」駅なども近くにあり様々な路線、駅が利用可能な場所に位置しています。同再開発ではJR「東京」駅とも地下で接続され、将来的には「日本橋」駅側にも地下通路で接続する計画となっています。

 また、北側を流れる日本橋川上空にある首都高は地下化されるためこの辺りの景色は大きく変わります。




朝日生命大手町ビルと日本ビル

 2022年10月9日に撮影した「朝日生命大手町ビル」(地上29階、最高高さ119m)と「日本ビル」(地上14階)です。この2棟の解体工事が10月1日から始まりました。解体後の跡地には高さ日本一の超高層ビルとなる「Torch Towerトーチタワー)」(地上63階、高さ約390m)が建設されます。



朝日生命大手町ビル

 「朝日生命大手町ビル」です。ビルの周囲では解体用の仮囲いの設置が始まっていました。



朝日生命大手町ビル 解体工事のお知らせ

 「朝日生命大手町ビル」の解体工事のお知らせです。2022年10月1日〜2023年10月20日までの工期で地上部の解体工事が清水建設によって行われます。約1年後には姿を消していることになります。



朝日生命大手町ビル

 南西側から撮影。



朝日生命大手町ビル

 建物の周囲では仮囲いの設置が始まっていますが、ところどころまだ仮囲いがない場所がありました。



朝日生命大手町ビル

 東京メトロの「大手町」駅へ続く出入口も敷地内にありましたが閉鎖となっています。



朝日生命大手町ビル

 西側はゲート式の仮囲いが多く設置されていました。



朝日生命大手町ビル

 JRの高架越しに見た「朝日生命大手町ビル」(地上29階、最高高さ119m)です。跡地にはこの3倍以上となる高さ390mの「Torch Towerトーチタワー)」が建設されます。高さ390m規模だとこのJR高架もそれほど気にならないレベルになりそうです。



TOKYO TORCH(トウキョウトーチ)

 北西側から撮影。左の黒い超高層ビルが昨年竣工した「常盤橋タワー」(地上38階、高さ約212m)で、その右側にの「Torch Towerトーチタワー)」(地上63階、高さ約390m)が建設されます。

 「常盤橋タワー」の手前に最上階だけ見えているビルが地下に下水ポンプ所がある「銭瓶町ビルディング」です。元々「Torch Tower」の建設地の地下に下水ポンプ所があり、その機能を止めることなく施設更新するために、新しい下水ポンプ所が「銭瓶町ビルディング」の地下に建設されました。つまり「銭瓶町ビルディング」が完成したため「朝日生命大手町ビル」と「日本ビル」の解体工事に着手することができるようになりました。



日本ビル

 北東側から撮影した「日本ビル」です。「銭瓶町ビルディング」を建設するため部分解体されたため工事途中のような外壁となっています。



日本ビル 解体工事のお知らせ

 「日本ビル」の解体工事のお知らせです。2022年10月1日〜2023年5月31日までの工期で地上部の解体工事が清水建設によって行われます。



日本ビル

 「日本ビル」と「常盤橋タワー」の間は通り抜けできる暫定の広場となっていましたが、解体工事の着手に伴い閉鎖となっています。



日本ビル

 南東側から撮影。



日本ビル

 「日本ビル」の部分解体後はパソナの本社として利用されていました。解体されることが決まっていたので「大手町牧場」として動物を飼育していたことがあります。



日本ビル

 まだ建物全体が仮囲いで囲われていないので中を見られる場所もりますが、そのうち全体に仮囲いが設置されるものと思われます。

 同再開発の第一報を耳にしたのは2015年8月。完成は10年以上先でまだまだ遠い未来の話しでしたが、ようやく建設地にある既存ビルの解体工事が始まりました。高さ390mの超高層ビル建設へ向けて着々と進んでいます。









TOKYO TORCH 建築計画のお知らせ

 建築計画のお知らせです。



TOKYO TORCH 開発事業のお知らせ

 開発事業のお知らせです。用途に賃貸レジデンスはまだ追加されていませんでした。サービスアパートメントでホテル扱いの可能性もあります。

■物件概要(Torch Tower)■
名称:Torch Tower(トーチタワー)
計画名称:東京駅前常盤橋プロジェクト B棟(大手町二丁目常盤橋地区第一種市街地再開発事業 B棟)
所在地:東京都千代田区大手町2丁目、中央区八重洲1丁目
交通:JR各線、東京メトロ丸の内線「東京」駅
   東京メトロ東西線・丸の内線・半蔵門線・千代田線、都営三田線「大手町」駅
   東京メトロ半蔵門線「三越前」駅
   東京メトロ東西線・銀座線、都営浅草線「日本橋」駅
用途:事務所、ホテル、住宅、ホール、店舗、駐車場等
総戸数:約50戸
総客室数:約100室
階数:地上63階、地下4階
高さ:約390m
構造:S造、RC造、SRC造
基礎工法:直接基礎、杭基礎(一部併用)、外殻制振構造
敷地面積:約31,400屐柄澗痢
建築面積:約13,200
延床面積:約544,000
建築主:三菱地所
設計者:三菱地所設計
施工者:清水建設(予定)
工期:2023年度着工〜2027年度末竣工予定