(仮称)渋谷駅桜丘口地区第一種再開発事業

 渋谷で建設中の「(仮称)渋谷駅桜丘口地区第一種再開発事業」です。手前の大きな超高層ビルが地上39階、高さ179.97mのA1棟、左奥が地上29階、高さ133mのB棟で、東急不動産より2022年9月23日に上棟したことが発表されました。この写真は上棟後の2022年9月27日に「渋谷スカイ」からの撮影です。この記事では同再開発の概要や建設状況、地図等を載せています。




(仮称)渋谷駅桜丘口地区第一種再開発事業 完成予想図
完成予想図[出典:CBRE]

 「(仮称)渋谷駅桜丘口地区第一種再開発事業」全体の完成予想図です。左の巨大な超高層ビルがA街区のA1棟(地上39階、高さ179.97m)、右がB街区のB棟(地上29階、高さ133m)で、2022年9月23日に上棟したことが東急不動産より発表されています。

 A街区の規模は地上39階、地下4階、高さ179.97m、敷地面積8,073屐建築面積7,900屐延床面積18万4718.55屐建築主は渋谷駅桜丘口地区市街地再開発組合(参加組合員:東急不動産)、設計者と施工者は鹿島建設で2023年11月30日竣工予定となっています。

 B街区の規模は地上29階、地下2階、高さ133.00m、敷地面積8,479屐建築面積5,800屐延床面積6万9200屐建築主は渋谷駅桜丘口地区市街地再開発組合(参加組合員:東急不動産)、設計者と施工者は戸田建設で2023年11月30日の竣工予定となっています。建築基準法上では地上29階、地下2階となりますが、建設地は傾斜地のため運用上の階数は地上30階、地下1階となります。

▼東急不動産:ニュースリリース(2022年9月26日)
めぐり歩いて楽しいまちへ
「渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業」上棟
働・遊・住を兼ね備えた渋谷駅南西部に広がる桜丘地区の玄関口




渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業 用途構成図
用途構成図[出典:東急不動産]

 A街区は39階建てのA1棟と17階建てのA2棟に分かれており、両棟の地下1階〜地上5階は商業施設となり、物販約50店舗、飲食約50店舗、クリニック等が計画されています。そして7階からがオフィスフロアとなりますが、A1棟はオフィスフロアとしては38階が最上階で一部は起業支援施設となります。A2棟は7〜17階がオフィスフロアとなります。

 B街区は30階建てのB棟と5階建てのB先端棟に分かれており、B棟は4階までが商業施設となり、5階の一部は子育支援施設となります。そして5階〜14階の一部が事務所、6階〜16階の一部がサービスアパートメント、16階〜30階が共同住宅となります。B先端棟は薄い板状の商業施設となります。



渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業 配置図
配置図[出典:東急不動産]

 A街区は「渋谷」駅に隣接した街区で、ホーム上空に整備される「(仮称)北自由通路」により東側にある「渋谷ストリーム」と接続され、その通路からは「渋谷」駅の新改札口が整備される「(仮称)渋谷駅南口駅橋上駅舎」に接続します。

 B街区は駅からは遠い側となりますが、A街区とは2ヵ所あるデッキで接続されるため道路を通らずに「渋谷」駅まで行けるようになります。駅から一番遠いC棟は既に完成している「中渋谷教会」です。

 また、A街区とB街区の間には都市計画道路が整備され、恵比寿側のJRの線路上には「(仮称)南自由通路」が整備されます。



渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業 整備内容
整備内容[出典:東急不動産]

 A街区は渋谷駅西口歩道橋デッキなどと接続され駅や周辺地区と結ばれます。また、A1棟内部には立体的縦軸動線「アーバン・コア」が整備されます。

 この辺りはJRの線路と国道246号(首都高渋谷線)で分断され、かつ高低差のある地形となっていますが、周辺地区とデッキで接続するなど多層の歩行者ネットワークを整備することで、駅周辺全体の回遊性の向上が図られます。



渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業 外観イメージ
完成予想図[出典:東急不動産]

 首都高渋谷線から見た「(仮称)渋谷駅桜丘口地区第一種再開発事業」全体の完成予想図です。



(仮称)渋谷駅桜丘口地区第一種再開発事業 A1棟 27階平面図
27階平面図[出典:CBRE]

 A1棟の平面図です。完成予想図では箱型のビルにも見えますが、オフィスフロア全体は三角形に近い形をしており、専有部はL字型となっています。そして直角三角形部分にエレベーターなどが配置されます。



(仮称)渋谷駅桜丘口地区第一種再開発事業 アーバンコア地下1階
アーバン・コア地下1階[出典:CBRE]

 地下と地上を結ぶ縦動線となるアーバン・コアを地下1階から見上げた完成予想図です。単なる移動場所ではなく魅せる縦動線となっています。



(仮称)渋谷駅桜丘口地区第一種再開発事業 オフィスロビー
オフィスロビー[出典:CBRE]

 5階のオフィスロビーです。天井は鏡張り、床は鏡面仕上げとなっているので高さを感じる空間となっています。



(仮称)渋谷駅桜丘口地区第一種再開発事業 18号沿道
18号沿道[出典:CBRE]

 A街区とB街区の間を通る18号沿道から見た完成予想図です。左のエスカレーターがある場所がアーバン・コアとなっています。



(仮称)渋谷駅桜丘口地区第一種再開発事業 JR渋谷駅新改札口直結
JR渋谷駅新改札口直結[出典:CBRE]

 「(仮称)渋谷駅桜丘口地区第一種再開発事業 A街区」と「渋谷ストリーム」を結ぶ「(仮称)北自由通路」の完成予想図です。ここにJR渋谷駅の新改札口が整備されます。



(仮称)渋谷駅桜丘口地区第一種再開発事業 2階デッキ
2階デッキ[出典:CBRE]

 A街区とB先端棟を結ぶデッキです。



(仮称)渋谷駅桜丘口地区第一種再開発事業 (仮称)音符坂沿道
(仮称)音符坂沿道[出典:CBRE]

 そのデッキからB棟へ向かう「(仮称)音符坂」沿道です。



(仮称)渋谷駅桜丘口地区第一種再開発事業 (仮称)MIDORIはぐくみ広場への通路
(仮称)MIDORIはぐくみ広場への通路[出典:CBRE]

 B棟のビル内です。通路の先に桜が見えている場所が教会の隣に整備される広場です。



(仮称)渋谷駅桜丘口地区第一種再開発事業 (仮称)MIDORIはぐくみ広場
(仮称)MIDORIはぐくみ広場[出典:CBRE]

 その広場は「(仮称)MIDORIはぐくみ広場」となります。



(仮称)渋谷駅桜丘口地区第一種再開発事業 住宅エントランス前
住宅エントランス前[出典:CBRE]

 駅から遠い側に配置される住宅エントランスです。




(仮称)渋谷駅桜丘口地区第一種再開発事業 A1棟

 2022年9月27日に「渋谷スカイ」から撮影した「(仮称)渋谷駅桜丘口地区第一種再開発事業 A1棟」(地上39階、高さ179.97m)です。



(仮称)渋谷駅桜丘口地区第一種再開発事業 A1棟

 2022年9月23日に上棟したと発表がありましたが、鉄骨が組み終わったわけではないようでした。



(仮称)渋谷駅桜丘口地区第一種再開発事業 A1棟

 展望台内を少し移動して最上部をもう1枚。



(仮称)渋谷駅桜丘口地区第一種再開発事業 A1棟

 この辺りの鉄骨が一番高い部分ですかね?どこの鉄骨が組まれて上棟になったのかは不明です。



(仮称)渋谷駅桜丘口地区第一種再開発事業 A2棟

 A1棟の足元で建設中のA2棟です。



(仮称)北自由通路

 「(仮称)渋谷駅桜丘口地区第一種再開発事業 A街区」と「渋谷ストリーム」を結ぶ「(仮称)北自由通路」です。ここに新改札口も整備されます。



(仮称)北自由通路

 「渋谷ストリーム」から見た「(仮称)北自由通路」です。



(仮称)渋谷駅桜丘口地区第一種再開発事業 A2棟

 「(仮称)北自由通路」越しに見たA2棟です。



(仮称)渋谷駅桜丘口地区第一種再開発事業 A2棟

 渋谷駅西口歩道橋から撮影したA2棟です。



(仮称)渋谷駅桜丘口地区第一種再開発事業 A1棟

 同じ歩道橋から撮影した「(仮称)渋谷駅桜丘口地区第一種再開発事業 A1棟」です。



(仮称)渋谷駅桜丘口地区第一種再開発事業 A1棟

 渋谷フクラス接続デッキから撮影。右奥に見えているのはB棟です。



(仮称)渋谷駅桜丘口地区第一種再開発事業 A1棟

 「渋谷ストリーム」と「渋谷スクランブルスクエア」を結ぶデッキから撮影。この角度から見ると巨大な箱型のオフィスビルに見えます。



(仮称)渋谷駅桜丘口地区第一種再開発事業 A1棟

 南東側から撮影。ここからだと先ほどの写真とは全然違う形に見えます。手前のA2棟は目視だと13階まで鉄骨が組まれているように見えました。



(仮称)南自由通路

 上の写真を撮った場所の隣では「(仮称)南自由通路」が建設中です。



(仮称)渋谷駅桜丘口地区第一種再開発事業 A1棟

 南側から撮影。巨大な超高層ビルの壁となっています。



(仮称)渋谷駅桜丘口地区第一種再開発事業 A1棟

 最上手にズームです。現在は塔屋建設中でこれ以上は高くはなりません。



(仮称)渋谷駅桜丘口地区第一種再開発事業 A1棟

 渋谷のスクランブル交差点から見た渋谷駅前の超高層ビル群です。中央やや右の建設中の超高層ビルが「(仮称)渋谷駅桜丘口地区第一種再開発事業 A1棟」です。渋谷駅を中心に超高層化が今後も進みます。




(仮称)渋谷駅桜丘口地区第一種再開発事業 B棟

 2022年9月27日に「渋谷スカイ」から撮影した「(仮称)渋谷駅桜丘口地区第一種再開発事業 B棟」(地上29階、高さ133.00m)です。



(仮称)渋谷駅桜丘口地区第一種再開発事業 B棟

 北側から撮影。



(仮称)渋谷駅桜丘口地区第一種再開発事業 B先端棟

 隣の緑色の養生ネットがあるビルがB先端棟です。隣の細い路地を入って撮りに行きたかったのですが、道路工事をやっていたので邪魔にならないよう今回は行きませんでした。その代わり8月31日に撮影したB先端棟を載せておきます。



(仮称)渋谷駅桜丘口地区第一種再開発事業 B先端棟

 こちらが約1ヶ月前に撮影したB先端棟です。



(仮称)渋谷駅桜丘口地区第一種再開発事業 B先端棟

 目を引く階段スペースがある板状の商業施設となります。



(仮称)渋谷駅桜丘口地区第一種再開発事業 B棟

 9月27日に撮影したB棟に戻ります。現在はオフィスフロア部の鉄骨が組まれて始めています。



(仮称)渋谷駅桜丘口地区第一種再開発事業 B棟

 東側から撮影。


(仮称)渋谷駅桜丘口地区第一種再開発事業 B棟

 南側から撮影。足元の建物はC街区の中渋谷教会です。



(仮称)渋谷駅桜丘口地区第一種再開発事業 B棟

 上部のバルコニーがある部分からが共同住宅となり、その下はサービスアパートメントとオフィスフロアとなります。



(仮称)渋谷駅桜丘口地区第一種再開発事業 B棟

 サービスアパートメントは南側だけで北側はオフィスフロアとなります。



(仮称)渋谷駅桜丘口地区第一種再開発事業 B棟

 西側から撮影。灰色の養生ネットがあるあたりから左がオフィスフロアとなります。



(仮称)渋谷駅桜丘口地区第一種再開発事業 B棟

 渋谷駅前の渋谷フクラス接続デッキから撮影。建築物環境計画書制度によると分譲住宅155戸となっています。A街区を経由する必要があるとは言え渋谷駅に接続するタワマンのため一般人には手も足も出ない価格帯になりそうです。














(仮称)渋谷駅桜丘口地区第一種再開発事業 A街区 建築計画

 A街区の建築計画のお知らせです。

■物件概要(A街区)■
計画名:(仮称)渋谷駅桜丘口地区第一種再開発事業 A街区
所在地:東京都渋谷区桜丘町2-5,2-17,101-1,102-1 他
交通:JR・京王・東急・東京メトロ「渋谷」駅
用途:事務所、店舗、駐車場 等
階数:地上39階、地下4階
高さ:179.97m
構造:鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
基礎工法:直接基礎、杭基礎
敷地面積:8,073
建築面積:7,900
延床面積:184,718.55
事業主:渋谷駅桜丘口地区市街地再開発組合
参加組合員:東急不動産
設計者:鹿島建設
施工者:鹿島・戸田建設共同企業体(A街区:鹿島建設)
工期:2019年5月1日着工〜2023年11月30日竣工予定




(仮称)渋谷駅桜丘口地区第一種再開発事業 B街区 建築計画のお知らせ

 B街区の建築計画のお知らせです。

■物件概要(B街区)■
計画名:(仮称)渋谷駅桜丘口地区第一種再開発事業 B街区
所在地:東京都渋谷区桜丘町124番
用途:住宅、事務所、店舗、サービスアパートメント、駐車場 等
総戸数:155戸(分譲)
階数:地上29階、地下2階
高さ:133.00m
構造:鉄筋コンクリート造、鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
基礎工法:直接基礎(一部杭基礎)
敷地面積:8,479
建築面積:5,800
延床面積:69,200
事業主:渋谷駅桜丘口地区市街地再開発組合
参加組合員:東急不動産
設計者:戸田建設
施工者:鹿島・戸田建設共同企業体(B街区:戸田建設)
工期:2020年5月1日着工〜2023年11月30日竣工予定