麻布台ヒルズ A街区

 虎ノ門・麻布台地区の大規模再開発「麻布台ヒルズ A街区」(地上64階、高さ約330m)です。2022年9月21日に六本木ヒルズの展望台から撮影しました。森ビルによる高さ日本一となる超高層ビルで、最上部は最低価格10億円とも噂されるアマンレジデンス東京(総戸数91戸)となります。この記事では同ビルの概要や建設状況、地図等を載せています。




麻布台ヒルズ 外観イメージ
外観イメージ[出典:DBOXCG]

 六本木ヒルズ方面から見た「麻布台ヒルズ」全体の完成予想図です。中央の最も高い超高層ビルが地上64階、高さ約330mとなるA街区で、その左側のツインタワーマンションが地上64階、高さ262.83mとなる西棟(B-1街区)と地上54階、高さ237.20mとなる東棟(B-2街区)です。この他に低層ビル群のC街区もあります。この記事ではA街区について掲載しています。

 A街区の規模は地上64階、地下5階、高さ約330m、敷地面積2万4104.21屐建築面積1万5201.25屐延床面積46万1773.25屐建築主は虎ノ門・麻布台地区市街地再開発組合(参加組合員:森ビル・日本郵便)、設計者は森ビル・日本設計・清水建設、施工者は清水建設で2023年3月31日竣工予定となっています。

 この高さ330mは地上60階、高さ300mの「あべのハルカス」を抜いて高さ日本一の超高層ビルとなります。ただ、2027年度には東京駅前に建設される「Torch Tower」(地上63階、高さ約390m)に抜かれて日本2位となります。

 また、当ブログでは今まで森ビルが商標登録した「虎ノ門麻布台ヒルズ」として扱ってきましたが、新たに「麻布台ヒルズ」で商標登録の出願が行われました。「虎ノ門ヒルズ」が既に存在し混同する恐れがあり、住所的にも敷地の多くの部分が麻布台となるため「虎ノ門麻布台ヒルズ」よりも「麻布台ヒルズ」の方が現実味があります。そのため今後は「麻布台ヒルズ」の名称を使用しますが、森ビルから正式発表された名称ではないため異なる名称になる可能性もあります。

※現地に設置されている建築計画のお知らせの高さは325.20mとなっていますが、森ビルの発表では高さ約330mとなっているため、当ブログではこちらの高さを採用しています。



麻布台ヒルズ A街区 立面図
A街区 立面図[出典:森ビル]

 A街区のフロア構成は地下1階〜4階が商業施設、5〜6階が慶應義塾大学予防医療センター(仮称)、7〜52階が総貸室面積約20万4000屐Υ霆牾面積約4,300屬離フィスフロア、54階〜64階がアマンとのパートナーシップによる「アマンレジデンス 東京」(総戸数91戸)となります。また、東側には地上7階、延床面積約1万4000屬離ぅ鵐拭璽淵轡腑淵襯好ール「ブリティッシュ・スクール・イン東京」(50ヵ国以上、約700人の生徒が在籍予定)が併設されます。

 最上部に入る「アマンレジデンス 東京」には居住者専用の約1,400屬痢屮▲泪鵝Ε好僉廚備えられます。また、建築物環境計画書制度によると全戸が分譲となっており、このクラスを購入できる方々のYouTubeでの発言によると一番安い部屋でも10億円で、100億円超えの部屋もあると言われています。



麻布台ヒルズ A街区 断面図
断面図[出典:PCPA(ペリ・クラーク・ペリ・アーキテクツ)]

 外観デザインを担当したアメリカのPCPA(ペリ・クラーク・ペリ・アーキテクツ)のホームページに一時期掲載されていた断面図です。最上部にOBSERVATION DECK(展望台)とありますが、今のところ森ビルから展望台情報は出ていないため「アマンレジデンス 東京」の共用施設になる可能性が高そうです。



麻布台ヒルズ 外観イメージ
外観イメージ[出典:PCPA(ペリ・クラーク・ペリ・アーキテクツ)]

 最上部の「アマンレジデンス 東京」部の完成予想図です。東京タワーのトップデッキ(海抜250mの展望台)よりも遥かに高い場所に位置しており、居住フロアとしては高さ日本一となります。

 ただ、「麻布台ヒルズ A街区」の住宅部が占める割合が少ないため当ブログではタワーマンション扱いはしないため、タワーマンションとして高さ日本一となるのは同じ「麻布台ヒルズ」で建設中の「麻布台ヒルズレジデンス 西棟(B-1街区)」(地上64階、高さ262.83m)となります。



麻布台ヒルズ A街区 オフィスントランスイメージ
A街区 オフィスントランスイメージ[出典:森ビル]

 オフィスエントランスの完成予想図です。



麻布台ヒルズ A街区 基準階平面図
A街区 基準階平面図[出典:森ビル]

 オフィスフロアの基準階貸室面積は約4,300屐別1,290坪)〜約4,840m屐別1,460坪)で、全方位に約18mの奥行きを有する無柱空間となります。中層階に向かって緩やかに膨らむデザインとなっているため基準階貸室面積には幅があります。



ブリティッシュ・スクール・イン東京 外観イメージ
ブリティッシュ・スクール・イン東京 外観イメージ[出典:森ビル]

 東側に併設されるインターナショナルスクールの「ブリティッシュ・スクール・イン東京」です。



麻布台ヒルズ 外観イメージ
外観イメージ[出典:DBOXCG]

 建設地南側となる外苑東通り沿いの低層部の完成予想図です。東京タワーとは反対の六本木側に吹き抜けの商業施設の入口が配置されることがわかります。



麻布台ヒルズ 外観イメージ
外観イメージ[出典:DBOXCG]

 外苑東通りとは反対の北側から見た完成予想図です。敷地内には広場や庭が整備され、エリア全体で約150店舗となる商業施設が計画されています。




麻布台ヒルズ 配置図
配置図[出典:森ビル]

 各街区の配置図です。B-1街区は東京メトロ南北線「六本木一丁目」駅に、C街区は東京メトロ日比谷線「神谷町」駅に地下通路によって接続し、その両街区は延長約700mの東西歩行者通路(地下)によって接続します。A街区は両駅から遠い場所で建設地の大部分は「麻布郵便局」の跡地となっています。

 A街区のビル名についてですが、こちらは森ビルが「麻布台ヒルズ森タワー」と「麻布台ヒルズ森JPタワー」の2パターンで商標登録の出願を行っています。個人的には日本郵便を示す「JP」が入った「麻布台ヒルズ森JPタワー」になるのではと思っていますが、どちらになるのかは不明のため当ブログでは「麻布台ヒルズ A街区」として扱います。

 また、他にもB街区のタワーマンションと思われる「麻布台ヒルズレジデンス」、C街区の住宅部と思われる「麻布台ヒルズガーデンプラザレジデンス」、どの場所かは不明な「麻布台ヒルズアリーナ」「麻布台ヒルズカフェ」「麻布台ヒルズ果樹園」などなど色々な施設名の商標登録が同じ日に出願されています。




麻布台ヒルズ A街区

 2022年9月21日に「六本木ヒルズ」の展望台から撮影した「麻布台ヒルズ A街区」(地上64階、高さ約330m)です。4月21日に上棟しており、最上階に向けてガラスカーテンウォールの取り付け工事が進められています。



麻布台ヒルズ A街区

 「六本木ヒルズ」の屋上スカイデッキから見ると、現在の東京では圧倒的な高さの超高層ビルということがわかります。



麻布台ヒルズ A街区

 「六本木ヒルズ」の地上部から撮影。地上から見てもこのクラスの高さになると迫力が違います。



麻布台ヒルズ A街区

 「六本木ヒルズ」と同じ方向となる南西側から撮影。ここからの写真は9月17日の撮影です。



麻布台ヒルズ A街区

 西側の低層部です。この大きく口を開けた場所に商業施設の入口が配置されます。



麻布台ヒルズ A街区

 東側から見た同部分です。



麻布台ヒルズ A街区

 反対の北側から見た同部分です。



麻布台ヒルズ A街区

 南東側から見上げた「麻布台ヒルズ A街区」です。



麻布台ヒルズ A街区

 ビル本体の東側の足元ではインターナショナルスクールの「ブリティッシュ・スクール・イン東京」が建設中です。



麻布台ヒルズ A街区

 反対の北側から見た様子です。



麻布台ヒルズ A街区

 デザイン性の高い建物となります。



麻布台ヒルズ A街区

 写真を拡大して見るとタイル張りになっていることがわかります。



麻布台ヒルズ A街区

 ロシア大使館近くの南東側から撮影。常に警察官がいる場所ですがアメリカ大使館と違って敷地の真横を歩けます。



麻布台ヒルズ A街区

 「神谷町」駅から東京タワーに向かうときに曲がる「飯倉交差点」から撮影。壁面に東京タワーが反射しています。また、右奥に見えているのは「麻布台ヒルズレジデンス 東棟(B-2街区)」(地上54階、高さ237.20m)です。



麻布台ヒルズ A街区

 東京タワーの足元と一緒に撮影。



麻布台ヒルズ A街区

 「増上寺」と「東京タワー」と「麻布台ヒルズ A街区」です。良いコラボです。



麻布台ヒルズ A街区

 東側にある「西久保八幡神社」の境内から撮影。屋根のてっぺんに〇がある建物は「霊友会釈迦殿」です。



麻布台ヒルズ A街区

 東京メトロ日比谷線「神谷町」駅近くの桜田通りから撮影。手前は「麻布台ヒルズ」のC-2街区です。



麻布台ヒルズ A街区

 2022年9月16日に江戸川区の自宅から撮影した「麻布台ヒルズ A街区」です。名称が「麻布台ヒルズ森JPタワー」になるのか「麻布台ヒルズ森タワー」になるのか早く知りたいところです。









麻布台ヒルズ A街区 建築計画のお知らせ

 A街区の建築計画のお知らせです。

■物件概要■
名称:麻布台ヒルズ森JPタワー or 麻布台ヒルズ森タワー
仮称:虎ノ門・麻布台プロジェクト A街区
事業名:虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業施設建築物新築工事 A街区
所在地:東京都港区麻布台一丁目314番3外
交通:東京メトロ日比谷線「神谷町」駅
   東京メトロ南北線「六本木一丁目」駅
用途:共同住宅(54階〜64階・アマンレジデンス 東京)・事務所(7階〜52階)・店舗・各種学校・駐車場等
総戸数:91戸
階数:地上64階、地下5階
高さ:325.20m(最高325.20m)(約330m?)
構造:鉄骨造(一部鉄骨鉄筋コンクリート・鉄筋コンクリート造)
基礎工法:直接基礎(一部場所打ちコンクリート杭基礎)
敷地面積:24,104.21
建築面積:15,201.25
延床面積:461,773.25
建築主:虎ノ門・麻布台地区市街地再開発組合
参加組合員:森ビル、日本郵便
設計者:森ビル・日本設計・清水建設
施工者:清水建設
工期:2019年8月1日着工〜2023年3月31日竣工予定