完成イメージパース[出典：東京都]
大崎駅西口側に建設される住友不動産によるタワーマンション「大崎駅西口F南地区第一種市街地再開発事業」(地上37階、高さ143m)の完成予想図です。現地に建築計画のお知らせが設置され最新の規模が判明しています。この記事では同タワマンの概要や既存建物解体状況、地図等を載せています。
大崎駅西口F南地区について
断面図[出典：住友不動産]
「大崎駅西口F南地区第一種市街地再開発事業」の規模は地上37階、地下3階、高さ143m、敷地面積5,054.42�屐�建築面積約3,030�屐�延床面積約5万3400�屐∩躙与�約460戸、建築主は大崎駅西口F南地区市街地再開発組合（参加組合員：住友不動産）、設計者は日建設計、施工者は未定で2023年1月中旬着工、2026年2月中旬竣工予定となっています。現地では8月31日までの工期で既存ビルの解体工事が行われていました。
1年半前の本組合設立時の情報では地上35階建てで、フロア構成は地下1階〜地下3階が駐車場等、地上1階が店舗・保育所等、2階〜5階が事務所・公益施設、6階の機械室等を挟んで、7階〜35階が約460戸の住宅フロアとなっていました。住宅部が7〜37階に変更になったか、住宅フロアは35階までで36、37階は機械室の可能性があります。
▼東京都：報道発表資料（2021年3月4日）
大崎駅西口F南地区市街地再開発組合の設立を認可します
▼住友不動産：ニュースリリース（2021年3月15日）
「大崎駅西口F南地区第一種市街地再開発事業」組合設立認可
配置図[出典：東京都]
場所は山手線外側となる大崎駅の西側で、計画地の南東側にある「シンクパークタワー」と歩行者デッキで接続され、そこからそのまま大崎駅まで行けるようになります。
敷地西側には「品川区立芳水小学校」「居木神社」、北側には「観音寺」があり、それらに面した場所には約1000�屬旅�場や歩行者通路が整備されます。
位置図
位置図[出典：住友不動産]
計画地は大崎駅西口側で、大崎駅西口地区地区計画区域のF南地区に位置しています。北側のF北地区、東側のF東地区ではまだ再開発が行われていないため、将来的には視界を遮る建物が建設される可能性もあります。西側は「品川区立芳水小学校」と「居木神社」のため将来的に視界が遮られる心配はなさそうです。
GoogleEarthに加筆
大崎駅周辺には複数のタワーマンションが建っていますが、その中でも駅から一番近いタワーマンションとなりそうです。
既存建物解体状況
2022年9月10日に大崎駅に一番近い敷地南東側から撮影した「大崎駅西口F南地区第一種市街地再開発事業」(地上37階、高さ143m)の建設地です。
名称は住友不動産のため通常は「シティタワー大崎」となりますが、大崎には「シティタワー大崎ステーションフロント」(地上29階、高さ98.63m)や「大崎ウエストシティタワーズ」(地上39階、高さ127.08m)があるため、混同を避けるためここも少し何か加えた名称になるのかもしれません。
敷地南側の高台側から撮影。現地では8月31日までの工期で既存ビルの解体工事が行われており、地上部の建物は姿を消していました。
敷地北西側の「居木神社」前から撮影。中央に見ている超高層ビルが歩行者デッキで接続する「シンクパークタワー」(地上30階、最高高さ140.5m)です。
敷地南側の仮囲いの中です。
工程表を見つけることができませんでしたが、地下部の解体工事が行われているようでした。
地図
物件概要
■物件概要■
名称：大崎駅西口F南地区第一種市街地再開発事業
所在地：東京都品川区大崎三丁目500番の一部
交通：JR山手線・埼京線・湘南新宿ライン「大崎」駅
りんかい線「大崎」駅
東急池上線「大崎広小路」駅
用途：住宅、事務所、店舗、保育所等
総戸数：460戸
階数：地上37階、地下1階
高さ：143m
構造：鉄筋コンクリート造 一部鉄骨造・鉄骨鉄筋コンクリート造
基礎工法：直接基礎
敷地面積：5,054.42��
建築面積：3,030��
延床面積：53,400��
建築主：大崎駅西口F南地区市街地再開発組合
参加組合員：住友不動産
設計者：日建設計
施工者：−
工期：2023年1月中旬着工〜2026年2月中旬竣工予定
- カテゴリ
- 品川区
