八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業 外観イメージパース
外観イメージパース[出典:三井不動産]

 「八重洲ブックセンター本店」が2023年3月に再開発に伴い営業終了することが発表されました。2023年5月からは解体工事に着手する予定で「八重洲ブックセンター本店」を含む跡地一帯には「八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」として地上43階、高さ226m、延床面積約38万8300屬離フィスやサービスアパートメント、商業施設で構成される複合施設が建設されます。この記事では同再開発の概要や現況、地図等を載せています。




八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業 断面図
断面図[出典:三井不動産]

 「八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」の規模は地上43階、塔屋3階、地下3階、高さ約226m、敷地面積約1万9600屐延床面積約38万8330屬之弉茲気譴討い泙后事業主体は八重洲二丁目中地区市街地再開発組合(参加組合員:鹿島建設、 住友不動産、都市再生機構、阪急阪神不動産、ヒューリック、三井不動産)、基本設計は日建設計。2022年度の権利変換計画認可を経て、2023年5月から既存建物の解体工事に着手し、2024年度に着工、2029年1月に竣工予定となっています。

 フロア構成は地下2階に約7600屬離丱好拭璽潺淵襦地下1階〜地上3階に商業施設、4階にインターナショナルスクール、3〜8階に劇場、3〜38階にオフィス(10階に高層事務所のスカイロビー)、39階に構造切換階、そして最上部の40〜43階がサービスアパートメントとなります。

▼東京都 都市整備局:報道発表資料(2021年10月18日)
八重洲二丁目中地区市街地再開発組合の設立を認可します

▼三井不動産:ニュースリリース(2021年10月26日)
「八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」
市街地再開発組合設立のお知らせ
〜東京駅前・八重洲にて東京の都市再生に貢献するサスティナブルな街づくりを実現〜


▼京王電鉄バス:プレスリリース(2022年3月15日)
9月 17 日(土)開業予定の(仮称)八重洲バスターミナルの名称を 「バスターミナル東京八重洲」に決定

▼八重洲ブックセンター:お知らせ(2022年9月9日)
八重洲ブックセンター本店 再開発に伴う営業終了のお知らせ



八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業 配置図
配置図[出典:三井不動産]

 同再開発は東京駅前の八重洲エリアに位置し、地下1階では「八重洲地下街」「京橋エドグラン」「東京ミッドタウン八重洲」に接続され、東京駅から京橋駅等を繋ぐ地下歩行者ネットワークが整備されます。また、地下2階のバスターミナルは隣の「東京ミッドタウン八重洲」とも接続されます。



八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業 1階/地下1階平面図
1階/地下1階平面図[出典:東京都]

 1階/地下1階平面図です。図の上が東京駅側です。



東京ミッドタウン八重洲 地下平面図
地下平面図[出典:東京ミッドタウン八重洲]

 同再開発ビルは八重洲地下街の南端に接続され、隣の「京橋エドグラン」にも接続されるため、東京駅から東京メトロ銀座線「京橋」駅まで地下だけで行けるようになります。



バスターミナル東京八重洲 位置図
バスターミナル東京八重洲 位置図[出典:京王電鉄バス]

 地下2階に整備されるバスターミナルは京王電鉄バスが運営する「バスターミナル東京八重洲」の第3期エリアとなります。

 第1期エリアは「東京ミッドタウン八重洲」で2022年9月17日に開業し、第2期エリアは東京駅前八重洲一丁目東B地区で2025年度、第3期エリアは八重洲二丁目中地区で2028年度に開業予定となっています。3ヵ所合計で乗降20バース、待機8バースの大規模バスターミナルとなります。



バスターミナル東京八重洲 整備イメージ
バスターミナル東京八重洲 整備イメージ[出典:京王電鉄バス]

 東京駅の隣接部にあるバスターミナルが移転するのではなく、周辺の道路上等で発着している高速乗合バスが順次移行してくる予定となっています。



バスターミナル東京八重洲 立面図
バスターミナル東京八重洲 立面図[出典:京王電鉄バス]

 第2期エリアの「東京駅前八重洲一丁目東B地区」は独立していますが、第1期エリアの「東京ミッドタウン八重洲」と第3期エリアの「八重洲二丁目中地区」は地下で接続される計画となっています。




八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業 位置図
位置図[出典:三井不動産]

 「八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」(地上43階、高さ約226m)の計画地は東京駅前の外堀通り沿いで、八重洲地下街経由で東京駅に接続します。

 北側には2022年9月17日に一部が先行オープンする「東京ミッドタウン八重洲」(地上45階、高さ240m)があり、さらに北側では「東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業」(地上51階、最高高さ249.72m)が建設中で、高さ226m〜250mの超高層ビルが3棟建ち並ぶことになります。




八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業

 2020年12月18日にヘリから撮影した八重洲方面の空撮です。赤い網掛けをした場所が「八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」(地上43階、高さ約226m)の計画地です。

 北側には高層部に「ブルガリホテル東京」が入る「東京ミッドタウン八重洲」(地上45階、高さ240m)、東側には「京橋エドグラン」(地上32階、最高高さ170.41m)、西側には「グラントウキョウ サウスタワー」(地上42階、最高高さ205m)と「パシフィックセンチュリープレイス 丸の内」(地上32階、最高高さ149.8m)があり、超高層ビルに囲まれた立地となっています。南側には今のところ超高層ビルはありませんが、「日東紡ビルディング」(地上14階、最高高さ62.3m)の解体工事が始まっており、その隣の「八重洲富士屋ホテル」跡地なども合わせて「八重洲二丁目南地区」として超高層ビルが建設されるものと予想されます。



八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業

 2022年6月4日に「八重洲グランルーフ」から撮影した「八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」の計画地方面です。「住友不動産八重洲ビル」の右側にあるビルが2023年3月に営業終了することが発表された「八重洲ブックセンター 本店」です。一旦営業は終了しますが、同地に建設予定の再開発ビルに出店する計画となっています。



八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業

 南西側から撮影。角地のビルは「八重洲三井ビルディング」です。



八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業

 南東側から撮影。こちらの鍛冶橋通り側に劇場が入ります。



八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業

 東側の路地から撮影。一部駐車場となっている場所はありますが、ほとんどの場所にビルが建っており再開発反対を掲げているビルもあります。



八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業

 北東側から撮影。来年5月から解体工事が始まる予定となっています。









計画名称:八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業
所在地:東京都中央区八重洲2丁目4〜7
交通:JR各線「東京」駅
   東京メトロ丸ノ内線「東京」駅
   東京メトロ銀座線「京橋」駅
用途:事務所、店舗、劇場、サービスアパートメント、インターナショナルスクール、バスターミナル、駐車場 等
階数:地上43階、塔屋3階、地下3階
高さ:約226m
構造:S・RC・SRC造
施工区域:約2.2ha
敷地面積:約19,600
建築面積:約15,700(以前の情報)
延床面積:約388,300
事業者:八重洲二丁目中地区市街地再開発組合
参加組合員:都市再生機構、鹿島建設、住友不動産、阪急阪神不動産、ヒューリック、三井不動産
基本設計:日建設計
工期:2024年度着工〜2029年1月竣工予定(2023年5月に解体工事着手)
総事業費:約3172億円(工事費は約2062億円)