日本橋一丁目東地区第一種市街地再開発事業 将来完成予想図
将来完成予想図[出典:東京都]

 日本橋で計画されている「日本橋一丁目東地区第一種市街地再開発事業」の完成予想図です。A街区が地上40階、地下4階、高さ約240mのオフィスビル、B街区が地上52階、地下3階、高さ約225mのタワーマンションで計画されており、2022年9月6日に環境影響評価書が公開されました。この記事では同再開発の概要や現況、地図等を載せています。




日本橋一丁目東地区第一種市街地再開発事業 配置計画図
配置計画図[出典:東京都]

 「日本橋一丁目東地区第一種市街地再開発事業」はA街区〜E街区まで分かれており、全体の敷地面積約1万9210屐∩躅箴果明冖39万4650屬箸いδ饗腟模再開発となっています。

 A街区の規模は地上40階、地下4階、高さ約240m、敷地面積約1万620屐建築面積約9,000屐延床面積約27万4000屐B街区の規模は地上52階、地下3階、高さ約225m、敷地面積約5,450屐建築面積約3,800屐延床面積約12万屬箸覆蠅泙后

 C・D・E街区は首都高地下化に関連した場所となっており、C街区は地上1階、高さ約5m、延床面積約250屐D街区は地上2階、高さ約15m、延床面積約150屐E街区は地上2階、高さ約10m、延床面積約250屬箸い辰疹規模な建物が建設されます。

 事業者は日本橋一丁目東地区市街地再開発準備組合で三井不動産、東急不動産、日鉄興和不動産、清水建設の4社が事業協力者として参画。2024年度からB街区の郵便局を除いたA・B街区の既存建物を順次解体・撤去します。A街区は先行して新築工事に着手し2030年度の完成予定となっています。B街区はA街区の完成後に郵便局の移転・解体してB街区の新築工事に着手し2035年度に完成予定となっています。C・D・E街区は首都高地下化が完了後に新築工事に着手し2037年度に全体竣工予定となっています。

▼東京都環境局:環境アセスメント(2022年9月6日)
「日本橋一丁目東地区第一種市街地再開発事業」環境影響評価書
※ 閲覧期間:2022年9月6日〜9月20日



日本橋一丁目東地区第一種市街地再開発事業 断面図
断面図[出典:東京都]

 A・B街区の断面図です。A街区はオフィスがメインで低層部には商業施設が入り、B街区は住宅(約670戸)がメインで低層部には生活支援施設が入ります。住宅は国際水準の居住施設(国家戦略住宅)や中長期の滞在ニーズに応えるサービスアパートメントとなります。

 この断面図を見るとA街区は塔屋で高さを稼ぐ超高層ビルとなり、実際のフロアではB街区の方が高くなることがわかります。



日本橋一丁目東地区第一種市街地再開発事業 断面図
断面図[出典:東京都]

 A街区は昭和通りの下を通る都営浅草線「日本橋」駅と直結となり、B街区はA街区と接続されるためA街区経由で駅直結となります。



日本橋一丁目東地区第一種市街地再開発事業 平面及び断面イメージ
平面及び断面イメージ[出典:東京都]

 C・D・E街区の平面及び断面イメージです。ここは首都高地下化に大きく関係した場所で、首都高が地下に潜るルートの上に人工基盤が構築され広場が整備されます。上空の江戸橋JCTは一部撤去され、周辺のビルも解体されます。



日本橋一丁目東地区第一種市街地再開発事業 将来完成予想図
将来完成予想図[出典:東京都]

 C・D・E街区の完成予想図です。江戸橋JCTが一部撤去されるため大きく景色が変わります。首都高地下化後に新築工事が行われるため完成予定は2037年度と今から約15年後となっています。



日本橋一丁目東地区第一種市街地再開発事業 計画地位置図(詳細)
計画地位置図(詳細)[出典:東京都]

 現在の各街区内には複数の建物があり、街区内で一番大きな建物はB街区の計画地にある「日本橋郵便局」となります。




日本橋一丁目東地区第一種市街地再開発事業 計画地位置図(広域)
計画地位置図(広域)[出典:東京都]

 計画地は都営浅草線「日本橋」駅の目の前で駅直結となります。東京メトロ東西線・銀座線の「日本橋」駅とは少々離れています。




日本橋一丁目東地区第一種市街地再開発事業

 2020年12月18日にヘリから撮影した日本橋方面です。赤い網掛けをした場所が「日本橋一丁目東地区第一種市街地再開発事業」のA・B街区です。手前に高さ240mの超高層ビル、奥に高さ225mのタワーマンションが建設されます。



日本橋一丁目東地区第一種市街地再開発事業

 東京駅側から撮影。撮影時は既存ビルの解体前でしたが手前は同再開発とデッキで接続される「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業」(地上52階、高さ284m)の建設地で、現在は既に建設工事が始まっています。そのため将来的には高さ284m、240m、225mの超高層ビルが3棟密集して建ち並ぶことになります。



日本橋一丁目東地区第一種市街地再開発事業

 昭和通りと永代通りが交差する江戸橋一丁目交差点から見た「日本橋一丁目東地区第一種市街地再開発事業」の計画地です。2024年度から解体工事が始まり、2026年度着工、2030年度竣工予定となっています。



日本橋一丁目東地区第一種市街地再開発事業

 地上52階、高さ約225mのタワーマンションが建設されるB街区方面です。A街区の完成後にB街区にある「日本橋郵便局」が移転・解体となり新築工事に着手し、2035年度に竣工予定となっています。



日本橋一丁目東地区第一種市街地再開発事業

 北側から見たA・B街区方面です。手前が高さ約225mのB街区で奥が高さ約240mのA街区となります。



日本橋一丁目東地区第一種市街地再開発事業

 C・D・E街区方面です。一番低い位置を通っている高架が撤去される部分かと思います。また、高架の背後にあるビルは首都高地下化の工事のため解体され、首都高地下化の完了後に広場等の新築工事が始まります。









日本橋一丁目東地区第一種市街地再開発事業 全体工事工程表
全体工事工程表[出典:東京都]

 全体の工事工程表です。A街区の解体工事着手からB街区の完成まで約11年かかる計画となっています。その後、首都高地下化が完了した後にC・D・E街区の工事が始まるため159ヵ月(13年3ヵ月)というかなり長い工程表となっています。首都高地下化の工事が長引けば全体竣工の時期も伸びることになります。

■物件概要(A街区)■
事業名:日本橋一丁目東地区第一種市街地再開発事業(A街区)
所在地:東京都中央区日本橋1丁目
交通:都営浅草線「日本橋」駅 直結予定
   東京メトロ銀座線・東西線「日本橋」駅
   東京メトロ半蔵門線「三越前」駅
用途:業務、商業、カンファレンス、駐車場等
階数:地上40階、地下4階
高さ:約240m
敷地面積:約10,620
建築面積:約9,000
延床面積:約274,000
事業者:日本橋一丁目東地区市街地再開発準備組合
事業協力者:三井不動産、東急不動産、日鉄興和不動産、清水建設
コンサルタント:日本設計
工期:2024年度解体開始、2026年度着工〜2030年度竣工予定

■物件概要(B街区)■
事業名:日本橋一丁目東地区第一種市街地再開発事業(B街区)
所在地:東京都中央区日本橋1丁目
交通:都営浅草線「日本橋」駅 直結予定
   東京メトロ銀座線・東西線「日本橋」駅
   東京メトロ半蔵門線「三越前」駅
用途:住宅、サービスアパートメント、生活支援施設、駐車場等
総戸数:約670戸
階数:地上52階、地下3階
高さ:約225m
敷地面積:約5,450
建築面積:約3,800
延床面積:約120,000
事業者:日本橋一丁目東地区市街地再開発準備組合
事業協力者:三井不動産、東急不動産、日鉄興和不動産、清水建設
コンサルタント:日本設計
工期:2030年度解体開始、2031年度着工〜2035年度竣工予定