三田小山町西地区第一種市街地再開発事業 イメージパース
イメージパース[出典:三菱地所レジデンス]

 麻布十番駅近くで計画されている「三田小山町西地区第一種市街地再開発事業」の完成予想図です。地上44階、高さ約165mと地上29階、高さ約125mのタワーマンションが計画されており、特定業務代行者が戸田建設・大成建設JVに決まったと報道がありました。この記事では同再開発の概要や現況、地図等を載せています。




三田小山町西地区第一種市街地再開発事業 配置図
配置図[出典:三菱地所レジデンス]

 「三田小山町西地区第一種市街地再開発事業」は北街区と南街区に分かれており、北街区には地上44階、地下1階、塔屋2階、高さ約165m、延床面積約10万9380屐∩躙与約807戸のトライスター型のタワーマンション(住宅A棟)と低層のオフィスビルが建設され、南街区には地上29階、地下1階、塔屋2階、高さ約125m、延床面積約7万1750屐∩躙与約646戸のタワーマンション(住宅B棟)と高層マンション(住宅C棟)が建設されます。

 敷地東側には約2,500屬慮園が新設され、北街区と南街区の間にある道路は幅員9mに拡幅されます。また、敷地西側の古川沿いには親水広場などが整備されます。他にも敷地の周囲には歩行者通路や広場が整備されます。

 事業者は三田小山町西地区市街地再開発組合で三井不動産レジデンシャル、日鉄興和不動産、三菱地所レジデンス、首都圏不燃建築公社が参加組合員として参画。設計と事業推進コンサルタントはアール・アイ・エー、特定業務代行者は戸田建設・大成建設JVで2024年度後半に着工、2028年度末に全体竣工予定となっています。総事業費は約1081億円です。

▼日刊建設工業新聞(2022年9月2日)
三田小山町西地区再開発(東京都港区)、特定業務代行者は戸田建設JVに/組合

▼東京都都市整備局:市街地再開発事業 (2021年10月31日)
三田小山町西地区第一種市街地再開発事業

▼三菱地所レジデンス:ニュースリリース(2020年9月18日)
「三田小山町西地区第一種市街地再開発事業」
市街地再開発組合設立認可のお知らせ
~約2.5ha、住宅・商業・オフィスのミクストユースプロジェクト~


▼東京都:報道発表資料(2020年9月9日)
三田小山町西地区市街地再開発組合の設立を認可します



三田小山町西地区第一種市街地再開発事業 断面イメージ
断面イメージ[出典:三菱地所レジデンス]

 北街区はタワーマンションとオフィスの2棟構成、南街区はタワーマンションと高層マンションの2棟構成となっていますが、両街区とも建築基準法上では1棟扱いのタワーマンションとなりそうです。




三田小山町西地区第一種市街地再開発事業 位置図
位置図[出典:三菱地所レジデンス]

 「三田小山町西地区第一種市街地再開発事業」の計画地は東京メトロ南北線「麻布十番」駅の東側で、都営大江戸線の「麻布十番」駅もすぐ近くです。

 隣の三田小山町地区(第2地区)は「パークコート麻布十番 ザ タワー」(地上36階、高さ129.06m)、さらに隣の三田小山町東地区(第1地区)には「シティタワー麻布十番」(地上38階、高さ129.92m)が建っています。




三田小山町西地区第一種市街地再開発事業

 2020年12月にヘリから撮影した「三田小山町西地区第一種市街地再開発事業」の計画地方面です。赤い網掛けをした場所が計画地で、隣に「パークコート麻布十番 ザ タワー」(地上36階、高さ129.06m)と「シティタワー麻布十番」(地上38階、高さ129.92m)が並んで建っています。

 ここに麻布十番駅エリアでは最大となる地上44階、高さ約165mのタワーマンションと、他と同じ程度の高さとなる地上29階、高さ約125mのタワーマンションが加わります。



三田小山町西地区第一種市街地再開発事業

 2022年8月19日に六本木ヒルズの展望台から撮影。矢印を入れたあたりが「三田小山町西地区第一種市街地再開発事業」の計画地です。



三田小山町西地区第一種市街地再開発事業

 計画地に赤い網掛けをしました。背後に見える大規模な工事現場は「旧逓信省簡易保険局庁舎(かんぽ生命保険東京サービスセンター)」跡地の大規模分譲マンションの「三田ガーデンヒルズ」です。



三田小山町西地区第一種市街地再開発事業

 2022年9月3日に現地から撮影した「三田小山町西地区第一種市街地再開発事業」の計画地です。北街区方面ですが解体工事等はまだ始まっていませんでした。



三田小山町西地区第一種市街地再開発事業

 北街区と南街区の境目です。この道路が幅員9mに拡幅されます。



三田小山町西地区第一種市街地再開発事業

 南街区方面です。1,2ヵ月くらい前にこの再開発地区に住む方がテレビに出ていて、再開発で解体が始まるからそろそろ引っ越しするようなお話をしていました。昨日、現地に行ってみましたが敷地にある店舗はまだ営業しており解体が始まるような雰囲気はありませんでした。ただ、特定業務代行者が戸田建設・大成建設JVに決定するなど着々と計画は進行しているようなので、退去が徐々に始まっているのかもしれません。



三田小山町西地区第一種市街地再開発事業

 南街区の住宅C棟と公園が整備されるあたりにある「東京さぬき倶楽部(旧名:讃岐会館)」です。



三田小山町西地区第一種市街地再開発事業

 香川県生協によって建てられ「讃岐会館」として営業し、香川県人会に経営が譲渡され「東京さぬき倶楽部」に改名された宿泊施設で2020年4月30日に閉館しています。



三田小山町西地区第一種市街地再開発事業

 「東京さぬき倶楽部」前から見た北街区方面です。



三田小山町西地区第一種市街地再開発事業

 敷地北東側から見た北街区方面です。



三田小山町西地区第一種市街地再開発事業

 北西側から撮影。こちらの道路沿いはオフィスビルとなります。














事業名:三田小山町西地区第一種市街地再開発事業(北街区)
所在地:東京都港区三田一丁目
交通:東京メトロ南北線・都営大江戸線「麻布十番」駅
用途:共同住宅、オフィス、店舗
総戸数:約807戸
階数:地上44階、塔屋2階、地下1階
高さ:約165m
敷地面積:約10,900
建築面積:−
延床面積:約109,380
事業主:三田小山町西地区市街地再開発組合
参加組合員:三井不動産レジデンシャル、日鉄興和不動産、三菱地所レジデンス、首都圏不燃建築公社
設計者:アール・アイ・エー
特定業務代行者:戸田建設、大成建設
工期:2024年度後半着工〜2028年度末竣工予定




事業名:三田小山町西地区第一種市街地再開発事業(南街区)
所在地:東京都港区三田一丁目
交通:東京メトロ南北線・都営大江戸線「麻布十番」駅
用途:共同住宅、店舗、保育園
総戸数:約646戸
階数:地上29階、塔屋2階、地下1階
高さ:約125m
敷地面積:約9,500
建築面積:−
延床面積:約71,750
事業主:三田小山町西地区市街地再開発組合
参加組合員:三井不動産レジデンシャル、日鉄興和不動産、三菱地所レジデンス、首都圏不燃建築公社
設計者:アール・アイ・エー
特定業務代行者:戸田建設、大成建設
工期:2024年度後半着工〜2027年度末竣工予定