東京海上日動ビル 本館

 丸の内の赤い超高層ビル「東京海上日動ビル 本館」(地上25階、最高高さ108.1m)です。同ビルは地上20階、高さ100mの国産木材を使ったビルに建て替えられることが発表されています。現地には解体工事のお知らせが設置され、10月1日から解体工事が始まることが判明しました。この記事では現況や建て替え後の概要、地図等を載せています。




東京海上日動 新・本店ビル 完成予想図
完成予想図[出典:東京海上ホールディングス]

 建替え後の「東京海上日動 新・本店ビル」の完成予想図です。規模は地上20階、塔屋2階、地下3階、高さ約100m、敷地面積1万147.61屐延床面積13万0000屐構造はS造、木造、SRC造、設計者は三菱地所設計、デザイナーはレンゾ・ピアノ氏が主宰する設計事務所のRenzo Piano Building Workshop(RPBW)、施工者(予定)は竹中工務店、大林組、清水建設、鹿島建設、大成建設、戸田建設で、スーパーゼネコンが揃った建設会社のオールスターチームによる共同企業体によって建設されます。

 2022年10月1日からは既存ビルの解体着工が始まり、2024年12月に新・本店ビルの新築工事の着工、2028年度には竣工予定となっています。

▼東京海上ホールディングス:ニュースリリース(2022年8月1日)
新・本店ビルのデザインについて



東京海上日動 新・本店ビル 完成予想図
完成予想図[出典:東京海上ホールディングス]

 同ビルのデザイン上の重要な役割は木材が担っており、構造部材である柱に多くの木材を使用し、床の構造材としてCLT(直交集成板)を用いるなど可能な限り多くの国産木材を使用する予定で、木の使用量は世界最大規模となります。構造はS造、木造、SRC造となります。



東京海上日動 新・本店ビル 屋上庭園 完成予想図
屋上庭園 完成予想図[出典:東京海上ホールディングス]

 新・本店ビルの屋上には緑豊かな庭園が計画されています。一般の人も行けるのか就業者のみなのかは不明です。



東京海上日動 新・本店ビル パティオ(中庭) 完成予想図
パティオ(中庭) 完成予想図[出典:東京海上ホールディングス]

 エントランスの中央には樹木のある「パティオ(中庭)」が整備されます。




東京海上日動ビル

 2019年1月にセスナから撮影した丸の内・大手町の超高層ビル群です。矢印を入れた場所にある赤いビルが「東京海上日動ビル 本館」(地上25階、最高高さ108.1m)、その左側が「東京海上日動ビル 新館」(地上16階)で、両棟とも2022年10月1日から解体工事が始まります。



東京海上日動ビル

 2020年12月にヘリから撮影。西側は皇居で東京駅や大手町駅にも近い超一等地となっています。東京駅周辺の超高層ビル群の中では低い方ですが、赤いレンガ調の外観でかなり目立っています。建て替え後は木材を使用する超高層ビルで目を引くデザインとなりますが、今のように遠くからでも存在感のあるビルになるかどうは完成してみないとわかりません。




東京海上日動ビル 本館

 解体される「東京海上日動ビル 本館」(地上25階、最高高さ108.1m)です。解体後の跡地には木材を使った「東京海上日動 新・本店ビル」(地上20階、高さ約100m)が建設されます。



東京海上日動ビル 本館 解体工事のお知らせ

 その「東京海上日動ビル 本館」の解体工事のお知らせです。2022年10月1日〜2024年2月15日までの工期で地上部の解体工事が東京海上日動ビルディング本館・新館 地上解体 建設共同企業体(代表:竹中工務店)によって行われます。



東京海上日動ビル 本館

 前川國男氏による設計で1974年に竣工したビルでした。



東京海上日動ビル

 レンガ調の外壁が目立ちます。



東京海上日動ビル 本館

 晴れの日の現地写真は2021年4月の撮影ですが、こちらは2022年8月30日の撮影です。



東京海上日動ビル 本館

 東側の広場の一部仮囲いが設置されていました。資材置き場のように見えました。



東京海上日動ビル 新館

 隣の「東京海上日動ビル 新館」(地上16階)です。



東京海上日動ビル 新館 解体工事のお知らせ

 その「東京海上日動ビル 新館」の解体工事のお知らせです。2022年10月1日〜2024年2月15日までの工期で本館と同時に地上部の解体工事が行われます。



東京海上日動ビル 新館

 解体工事が始まると仮囲いが設置されると思うので、ビル全体をキレイに見られるのは今だけです。



東京海上日動ビル 本館

 少し離れた場所から撮影。



東京海上日動ビル

 東京駅の真正面から伸びる行幸通りにも面しています。



東京海上日動ビル

 内堀通りから撮影。西側には遮る建物がないので目立ちます。



東京海上日動ビル

 皇居東御苑の展望台から撮影。



東京海上日動ビル 本館

 六本木ヒルズの展望台から撮影した「東京海上日動ビル 本館」と「東京海上日動ビル 新館」です。



大手町・丸の内の超高層ビル群

 この超高層ビル群の中でも目立つ色です。高校生の頃に北海道から修学旅行で皇居に来て、遠目にこのビルを見ながら本物の超高層ビルだと心の中で沸いていたのを思い出します。



東京海上日動ビル 本館のある夜景

 2022年8月31日に撮影した夜の「東京海上日動ビル 本館」です。



東京海上日動ビル 本館のある夜景

 解体を待つだけのためオフィス部の窓明かりはありません。



東京海上日動ビル 本館のある夜景

 この景色も見納めとなります。









名称:東京海上日動ビル 本館
所在地:東京都千代田区丸の内1丁目2-1
用途:事務所
階数:地上25階、塔屋2階、地下5階
高さ:99.7m(最高高さ108.1m)
構造:地上S造, 地下RC造、SRC造
敷地面積:10,149.37
建築面積:2,207.75
延床面積:63,120.19
建築主:東京海上火災保険
設計者:前川國男建築設計事務所
施工者:竹中工務店・大林組・鹿島建設・清水建設共同企業体
工期:1970年12月23日着工〜1974年3月12日竣工




名称:東京海上日動 新・本店ビル
所在地:東京都千代田区丸の内1丁目6番1
交通:JR各線、東京メトロ丸の内線「東京」駅
   東京メトロ各線・都営三田線「大手町」駅
   東京メトロ千代田線「二重橋前」駅
主要用途:事務所(本店ビル)、駐車場等
階数:地上20階、塔屋2階、地下3階
高さ:約100m
構造:S造、木造、SRC造
敷地面積:約10,147.61
建築面積:−
延床面積:約130,000
建物所有者:東京海上日動
設計者:三菱地所設計
施工者:竹中工務店、大林組、清水建設、鹿島建設、大成建設、戸田建設
工期:2022年10月解体着工〜2024年12月着工〜2028年度竣工予定