虎ノ門麻布台ヒルズ

 六本木ヒルズから撮影した虎ノ門・麻布台地区で大規模再開発「虎ノ門麻布台ヒルズ」(地上64階、高さ約330m)です。森ビルによる高さ日本一の超高層ビルやタワーマンションなどが建設中で、最も大きなA街区は店舗、オフィス、アマンレジデンス東京(総戸数91戸)等で構成されます。この記事では同再開発の概要や建設状況、地図等を載せています。




虎ノ門麻布台ヒルズ 外観イメージ
外観イメージ[出典:DBOXCG]

 六本木ヒルズ方面から見た「虎ノ門麻布台ヒルズ」全体の完成予想図です。中央の最も高い超高層ビルが地上64階、高さ約330mとなるA街区で、その左側のツインタワーマンションが地上64階、高さ262.83mとなる西棟(B-1街区)と地上54階、高さ237.20mとなる東棟(B-2街区)です。この他に低層ビル群のC街区もあります。この記事ではA街区について掲載しています。

 A街区の規模は地上64階、地下5階、高さ約330m、敷地面積2万4104.21屐建築面積1万5201.25屐延床面積46万1773.25屐建築主は虎ノ門・麻布台地区市街地再開発組合(参加組合員:森ビル・日本郵便)、設計者は森ビル・日本設計・清水建設、施工者は清水建設で2023年3月31日竣工予定となっています。

 この高さ330mは地上60階、高さ300mの「あべのハルカス」を抜いて高さ日本一の超高層ビルとなります。ただ、2027年度には東京駅前に建設される「Torch Tower」(地上63階、高さ約390m)に抜かれて日本2位となります。

※同プロジェクトの建築計画のお知らせの名称は「虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業」となっていますが、森ビルの発表では「虎ノ門・麻布台プロジェクト」として扱われています。ただ、森ビルは「虎ノ門麻布台ヒルズ(略称:虎麻ヒルズ)」で商標登録を行っているため、当ブログでは「虎ノ門麻布台ヒルズ」に名称決定したと仮定してこちらの名称を採用しています。

※現地に設置されている建築計画のお知らせの高さは325.20mとなっていますが森ビルの発表では高さ約330mとして扱われています。報道機関も高さ330mを使用しているため当ブログも高さ約330mを採用しています。



虎ノ門麻布台ヒルズ A街区 立面図
A街区 立面図[出典:森ビル]

 A街区のフロア構成は地下1階〜4階が商業施設、5〜6階が慶應義塾大学予防医療センター(仮称)、7〜52階が総貸室面積約20万4000屐Υ霆牾面積約4,300屬離フィスフロア、54階〜64階がアマンとのパートナーシップによる「アマンレジデンス 東京」(総戸数91戸)となります。また、東側には地上7階、延床面積約1万4000屬離ぅ鵐拭璽淵轡腑淵襯好ール「ブリティッシュ・スクール・イン東京」(50ヵ国以上、約700人の生徒が在籍予定)が併設されます。

 最上部に入る「アマンレジデンス 東京」には居住者専用の約1,400屬痢屮▲泪鵝Ε好僉廚備えられます。また、建築物環境計画書制度によると全戸が分譲となっており、100億円超えの部屋もあると噂されています。



虎ノ門麻布台ヒルズ A街区 断面図
断面図[出典:PCPA(ペリ・クラーク・ペリ・アーキテクツ)]

 外観デザインを担当したアメリカのPCPA(ペリ・クラーク・ペリ・アーキテクツ)のホームページに一時期掲載されていた断面図です。最上部にOBSERVATION DECK(展望台)とありますが、今のところ森ビルから展望台情報は出ていないため「アマンレジデンス 東京」の共用施設になる可能性が高そうです。



虎ノ門麻布台ヒルズ 外観イメージ
外観イメージ[出典:PCPA(ペリ・クラーク・ペリ・アーキテクツ)]

 最上部の「アマンレジデンス 東京」部の完成予想図です。東京タワーのトップデッキ(海抜250mの展望台)よりも遥かに高い場所に位置しており、居住フロアとしては高さ日本一となります。ただ、「虎ノ門麻布台ヒルズ A街区」の住宅部が占める割合が少ないため当ブログではタワーマンション扱いはしていません。タワーマンションとして高さ日本一となるのは同じ「虎ノ門麻布台ヒルズ」で建設中の「虎ノ門麻布台ヒルズ 西棟(B-1街区)」(地上64階、高さ262.83m)となります。



虎ノ門麻布台ヒルズ A街区 オフィスントランスイメージ
A街区 オフィスントランスイメージ[出典:森ビル]

 オフィスエントランスの完成予想図です。



虎ノ門麻布台ヒルズ A街区 基準階平面図
A街区 基準階平面図[出典:森ビル]

 オフィスフロアの基準階貸室面積は約4,300屐別1,290坪)〜約4,840m屐別1,460坪)で、全方位に約18mの奥行きを有する無柱空間となります。中層階に向かって緩やかに膨らむデザインとなっているため基準階貸室面積には幅があります。



ブリティッシュ・スクール・イン東京 外観イメージ
ブリティッシュ・スクール・イン東京 外観イメージ[出典:森ビル]

 東側に併設されるインターナショナルスクールの「ブリティッシュ・スクール・イン東京」です。



虎ノ門麻布台ヒルズ 外観イメージ
外観イメージ[出典:DBOXCG]

 建設地南側となる外苑東通り沿いの低層部の完成予想図です。東京タワーとは反対の六本木側に吹き抜けの大空間となる商業施設の入口が配置されることがわかります。



虎ノ門麻布台ヒルズ 外観イメージ
外観イメージ[出典:DBOXCG]

 外苑東通りとは反対の北側から見た完成予想図です。敷地内には広場や庭が整備され、エリア全体で約150店舗となる商業施設が計画されています。




虎ノ門麻布台ヒルズ 配置図
配置図[出典:森ビル]

 各街区の配置図です。B-1街区は東京メトロ南北線「六本木一丁目」駅に、C街区は東京メトロ日比谷線「神谷町」駅に地下通路によって接続し、その両街区は延長約700mの東西歩行者通路(地下)によって接続します。A街区は両駅から遠い場所で、建設地の大部分は「麻布郵便局」の跡地となっています。

 A街区のビル名についてですが、森ビルの王道パターンだと「虎ノ門麻布台ヒルズ 森タワー」となりますが、A街区の敷地の大部分は「麻布郵便局」跡地のため、日本郵便を示す「JP」が入った「虎ノ門麻布台ヒルズ 森JPタワー」といった感じになる可能性もあると思っています。

 また、同再開発では敷地内を貫く地区幹線道路も整備され桜田通り(C街区の右側)、外苑東通り(A街区の下側)、麻布通り(B-1街区の左側)に繋がります。この辺りは道路網が貧弱でしたが一気に改善されることになります。




虎ノ門麻布台ヒルズ A街区

 2022年8月19日に六本木ヒルズの展望台から撮影した「虎ノ門麻布台ヒルズ A街区」(地上64階、高さ約330m)です。4月21日に上棟しているのでこれ以上は高くなりません。



虎ノ門麻布台ヒルズ A街区

 最上部の「アマンレジデンス 東京」部分です。



虎ノ門麻布台ヒルズ A街区

 西側の低層部です。



虎ノ門麻布台ヒルズ A街区

 足元に天窓が付いた円形の構造物が見えました。



虎ノ門麻布台ヒルズ A街区

 地上から見た様子です。完成予想図を見てもこのような場所は見当たらないので、ここが設置場所なのかも不明です。



虎ノ門麻布台ヒルズ A街区

 六本木ヒルズの屋上スカイデッキから見ると東京タワーよりも目立っていました。



虎ノ門麻布台ヒルズ A街区

 展望台を下りて六本木ヒルズ内から撮影。群を抜いた高さのため存在感が物凄くあります。



虎ノ門麻布台ヒルズ A街区

 同じ方向で近くから撮影。



虎ノ門麻布台ヒルズ A街区

 北側にある「アークヒルズ仙石山森タワー」前の「大けやき広場」から撮影。



虎ノ門麻布台ヒルズ A街区

 東京メトロ日比谷線「神谷町」駅近くの桜田通りから撮影。この通りを右側に行くと駅があり、左側に行くと東京タワーに行く交差点があります。



虎ノ門麻布台ヒルズ A街区

 その交差点「飯倉交差点」から撮影。東京タワーがビルのガラスカーテンウォールに反射しています。



虎ノ門麻布台ヒルズ A街区

 南東側から撮影。ロシア大使館のすぐ近くです。



虎ノ門麻布台ヒルズ A街区

 ロシア大使館前から見上げて撮影。ロシア大使館に興味を示すとうじゃうじゃいる警察官に声を掛けられるので、この辺りでは常に「虎ノ門麻布台ヒルズ A街区」を見ながら移動しています(^^;)



ブリティッシュ・スクール・イン東京

 東側の足元で建設中のインターナショナルスクールの「ブリティッシュ・スクール・イン東京」です。



ブリティッシュ・スクール・イン東京

 反対側から見ると完成予想図と同じ独特な外観が見えるようになってきています。



虎ノ門麻布台ヒルズ A街区

 西側の低層部です。



虎ノ門麻布台ヒルズ A街区

 こちらの角には吹き抜けの入口が整備されます。



虎ノ門麻布台ヒルズ A街区

 反対側から撮影。2023年3月31日竣工予定ですが内装等を考えると工期は伸びそうな気がしています。



虎ノ門麻布台ヒルズ A街区

 2022年7月30日に「サンシャイン60」の展望室から見た「虎ノ門麻布台ヒルズ A街区」です。東京タワーとほぼ同じ高さで、周辺の高さ200mを超えの超高層ビルが小さく感じる規模となっています。



虎ノ門麻布台ヒルズ A街区

 2022年7月25日に「練馬区役所」の無料展望ロビーから撮影。ここから見ると歌舞伎町の「東急歌舞伎町タワー」(地上48階、高さ225m)と並んで見えます。



虎ノ門麻布台ヒルズ A街区

 芝方面から東京タワーのタワークレーンが重なって何かのロボットに見えるような撮影ポイントもありました。









虎ノ門麻布台ヒルズ A街区 建築計画のお知らせ

 A街区の建築計画のお知らせです。

■物件概要■
名称:虎ノ門・麻布台プロジェクト A街区
計画名:虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業施設建築物新築工事 A街区
所在地:東京都港区麻布台一丁目314番3外
交通:東京メトロ日比谷線「神谷町」駅
   東京メトロ南北線「六本木一丁目」駅
用途:共同住宅(54階〜64階・アマンレジデンス 東京)・事務所(7階〜52階)・店舗・各種学校・駐車場等
総戸数:91戸
階数:地上64階、地下5階
高さ:325.20m(最高325.20m)(約330m?)
構造:鉄骨造(一部鉄骨鉄筋コンクリート・鉄筋コンクリート造)
基礎工法:直接基礎(一部場所打ちコンクリート杭基礎)
敷地面積:24,104.21
建築面積:15,201.25
延床面積:461,773.25
建築主:虎ノ門・麻布台地区市街地再開発組合
参加組合員:森ビル、日本郵便
設計者:森ビル・日本設計・清水建設
施工者:清水建設
工期:2019年8月1日着工〜2023年3月31日竣工予定