日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 外観イメージパース
外観イメージパース[出典:三井不動産]

 日本橋で建設中の「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業」(地上52階、高さ283.96m)の完成予想図です。商業施設・MICE・オフィス・ホテル(ウォルドーフ・アストリア東京日本橋)・住宅等で構成される複合施設で2026年3月31日竣工予定となっています。この記事では同再開発の概要や建設状況、地図等を載せています。




日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 外観イメージパース
外観イメージパース[出典:三井不動産]

 「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業」は日本橋駅直結の大規模再開発でA街区〜C街区に分かれています。その中でも最大となるC街区の規模は地上52階、塔屋2階、地下5階、高さ283.96m、敷地面積1万5560屐建築面積1万2600屐延床面積36万8700屐建築主は日本橋一丁目中地区市街地再開発組合(参加組合員:三井不動産、野村不動産、野村ホールディングス)、設計者は日建設計、デザインアーキテクトはペリ クラーク ペリ アーキテクツ、施工者は日本橋一丁目中地区市街地再開発事業建設共同企業体(代表企業:清水建設)で2026年3月31日竣工予定となっています。

 B街区は地上7階、地下2階、高さ31m、延床面積6,500屬療絞沺共同住宅、駐車場、変電所等で構成される低層のビルとなります。A街区は既存のビルの保存改修が行われます。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 敷地配置図/用途断面図
敷地配置図/用途断面図[出典:三井不動産]

 建設地は日本橋川に架かる「日本橋」の目の前で、この図にはD街区もありますが、これは既存の「日本橋一丁目三井ビル(コレド日本橋)」(地上20階、最高高さ120.818m)で建替えはありません。ただ、C街区とD街区は地下通路とデッキで接続する工事が行われます。

 A〜C街区のフロア構成です。

■A街区
3階〜4階:業務施設
1階〜2階:店舗

■B街区
4階〜7階:住宅(約50戸)
1階〜3階:店舗

■C街区
48階〜51階 :居住施設(約100戸)
50階    :居住施設ロビー
40階〜47階 :ホテル(197室)
40階    :ホテルロビー、スパ
23階〜38階 :高層オフィスフロア
22階    :高層スカイロビー
10階    :低層スカイロビー
11階〜20階 :低層オフィスフロア
7階〜8階  :ビジネス支援施設
5階〜7階  :MICE
地下1階〜4階:商業施設

 10階〜20階に入る低層オフィスフロアは基準階面積は約1900坪、22階〜38階の高層階オフィスフロアの基準階面積は約1300坪規模となり、10階と22階部分には屋外スカイガーデンも整備されます。

 39階〜47階(39階は利用不可)はヒルトンが運営する最上級ラグジュアリーブランドのホテル「ウォルドーフ・アストリア東京日本橋」となります。客室は全197室で3つのレストランとウォルドーフ・アストリアを象徴するラウンジ&バー「ピーコック・アレー」、屋内プール、スパ、フィットネスセンター、宴会場、チャペルを備える予定となっています。ホテル部は高さ200m以上となります。

 48階〜51階に配置される居住施設部の高さは約250mで、建築物環境計画書制度によると122戸の賃貸住宅となっています。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 日本橋川沿い低層部外観イメージ
日本橋川沿い低層部外観イメージ[出典:三井不動産]

 日本橋川沿いには低層ビルとなるA街区(右)とB街区(左)が配置されます。このA街区・B街区は野村證券本社の別館、本館、旧館があった場所で、A街区は既存の「日本橋野村ビル 旧館」が保存改修されます。A街区の施工者は大林組、B街区の施工者は清水建設・錢高組JVとなります。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 中央通り側からの低層部外観イメージパース
中央通り側からの低層部外観イメージパース[出典:三井不動産]

 敷地東側を通る中央通りに架かる日本橋から見た完成予想図です。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 MICEエリア屋外デッキイメージ
MICEエリア屋外デッキイメージ[出典:三井不動産]

 C街区にはMICE施設として2つの大型ホール(最大収容人数:合計約3,000人)と、会議室、ビジネス交流機能が設けられ、そして屋外デッキも整備されます。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 オフィスエリア屋外テラスイメージ
オフィスエリア屋外テラスイメージ[出典:三井不動産]

 C街区のオフィスエリアには屋外テラスも整備されます。周りの景色からして高層スカイロビーのある22階部分と思われます。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 オフィスエリア屋外テラスイメージ
オフィスエリア屋外テラスイメージ[出典:三井不動産]

 屋外テラスに描かれている人から判断してオフィス入居者専用の場所となりそうです。




日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 位置図
位置図[出典:三井不動産]

 建設地は東京メトロ銀座線・東西線「日本橋」駅と都営浅草線「日本橋」駅のすぐ近くで、北側は日本橋川、東側は中央通り、西側は昭和通りに面しています。また、周辺では複数の再開発が計画されており、全ての再開発が完了すると日本橋は現在よりも超高層化して景色が大きく変わります。

 東京メトロ銀座線・東西線「日本橋」駅とは地下1階に整備される地下歩道を通じて駅直結となり、都営浅草線「日本橋」駅とは新たに改札を整備して駅直結となります。また、将来的には東京駅と日本橋駅が地下通路で接続される計画となっているので、東京駅まで地下だけで行けるようになります。




日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 C街区

 2022年8月11日に東側を通る昭和通りに架かる歩道橋から撮影した「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 C街区」(地上52階、高さ283.96m)の建設地です。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 C街区

 建設地内にズームです。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 C街区

 C街区の北東角です。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 C街区

 歩道橋から見ると真正面がC街区で、この右側がA街区とB街区となっています。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 C街区

 北東側から見たC街区です。背後がD街区の「日本橋一丁目三井ビル(コレド日本橋)」(地上20階、最高高さ120.818m)でC街区と接続されます。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 C街区

 南東側から撮影。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 C街区

 西側の中央通り沿いから撮影。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 B街区

 昭和通りに架かる歩道橋から撮影した「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 B街区」です。現在は「野村證券本社 別館」の解体工事が行われています。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 B街区

 中央の隙間もB街区で「野村證券本社 本館」がありました。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 B街区

 こちらがA街区の「日本橋野村ビル 旧館」で保存改修されます。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 B街区

 北東側から撮影したA街区・B街区方面です。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 B街区

 手前の工事現場は首都高の江戸橋入口の解体工事現場で、首都高地下化に向けて一部橋桁が撤去されています。ちなみに掲載した完成予想図は首都高地下化され高架橋が撤去されたあとの図となっていますが、首都高の地下ルート開通が2035年予定、高架橋撤去完了が2040年予定のため、2026年3月末の全体竣工から10年以上経たないと完成予想図の景観にはなりません。









日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 C街区 建築計画のお知らせ

 C街区の建築計画のお知らせです。高さは建築物環境計画書制度に掲載されている数値を採用しています。面積等も細かい数値が掲載されていますが、面積は結構変更が入るので今は建築計画のお知らせの数値を採用しています。

■物件概要(C街区)■
事業名:日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 新築工事(C街区)
ホテル名:ウォルドーフ・アストリア東京日本橋
所在地:東京都中央区日本橋1丁目32番
交通:都営浅草線「日本橋」駅 直結予定
   東京メトロ銀座線・東西線「日本橋」駅 地下歩道により直結
   東京メトロ半蔵門線「三越前」駅
用途:オフィス、商業施設、ホテル、居住施設、MICE 施設、ビジネス支援施設、駐車場等
総客室数:197室
総戸数:122戸(賃貸)
階数:地上52階、塔屋2階、地下5階
高さ:283.96m
構造:S造、一部RC造 及び SRC造
基礎工法:杭基礎、直接基礎
敷地面積:15,560
建築面積:12,600
延床面積:368,700
建築主:日本橋一丁目中地区市街地再開発組合
参加組合員:三井不動産、野村不動産、野村ホールディングス
設計者:日建設計
施工者:日本橋一丁目中地区市街地再開発事業建設共同企業体(代表企業:清水建設)
工期:2021年12月6日着工〜2025年12月31日竣工予定