シナガワグース(SHINAGAWA GOOS)

 品川で解体中の「シナガワグース(SHINAGAWA GOOS)」(地上29階、高さ118.84m)です。2022年8月6日に撮影しました。解体後の跡地には「品川駅西口地区A地区」として地上29階、高さ約155mの超高層複合ビルが建設されます。この記事では同ホテルの解体状況や建替後の概要、地図等を載せています。




シナガワグース

 解体工事開始直前の2021年10月24日に撮影した「シナガワグース」です。窓を使って「アリガトウ」のメッセージが出ていました。同ホテルは地上29階、塔屋2階、地下3階、高さ118.84m、敷地面積2万3022.88屐建築面積7,616屐延床面積8万2735.66屐∩躓匱漆瑤935室、建築主は京浜急行電鉄、設計者は坂倉建築研究所、東京建築研究所、桜井建築設備研究所、森村協同設計事務所、施工者は鹿島建設、東急建設で1971年6月竣工しました。

 1971年に「ホテルパシフィック東京」として開業しましたが2010年9月30日に営業終了して閉館。翌年の2011年4月29日からは施設全体を「SHINAGAWA GOOS(シナガワグース)」、ホテル部は「京急EXイン 品川駅前」として営業再開し、2018年10月1日にホテル部を「京急EXホテル品川」にリブランドしています。そして2021年3月31日に再開発のため閉館となり、2021年11月1日から2024年1月31日までの工期で大成建設によって解体工事が行われています。



SHINAGAWA GOOS(シナガワ グース)からの夜景

 2021年3月20日に30階にあった「レストランチェリー ウィズ スカイバー」から見た品川駅方面の眺めです。



SHINAGAWA GOOS(シナガワ グース)からの夜景

 高輪ゲートウェイ駅方面で、こちらはこちらで駅前の超高層ビル群が建設中のためこの辺りの景色は大きく変わります。




品川駅西口地区 A地区 イメージパース
イメージパース[出典:内閣府]

 「シナガワグース(SHINAGAWA GOOS)」の跡地には「品川駅西口地区A地区」として地上29階、地下4階、高さ約155m、延床面積約31万3100屬両Χ隼楡漾MICE・事務所・ホテルで構成される複合ビルが建設されます。



品川駅西口地区 配置図
配置図[出典:内閣府]

 場所は品川駅の高輪口(西口)の目の前で「品川駅西口地区」としてはA地区からC地区まであり、「シナガワグース」は品川駅に一番近いA地区に位置しています。北側のC地区では地上30階、高さ約155mの商業施設・産業支援施設・事務所で構成されるオフィスビルが計画されており、両地区は地区内通路と2階デッキで接続される予定となっています。



品川駅西口地区 断面図
断面図[出典:内閣府]

 A地区のフロア構成は低層部が商業施設とMICE、中層部が事務所、そして高層部にはラグジュアリーブランドのホテルを誘致する予定となっています。

 隣のC地区は低層部が商業施設と産業支援施設、中高層部が事務所となり、低層の住宅も配置されます。



品川駅西口地区 A地区 イメージパース
イメージパース[出典:内閣府]

 A地区の南側(品川プリンスホテル側)の低層部です。1〜4階が商業施設、5〜6階がMICEとなります。



品川駅西口地区 A地区 イメージパース
イメージパース[出典:内閣府]

 北東側から見たA地区の低層部です。



品川駅西口地区 A地区 イメージパース
イメージパース[出典:内閣府]

 A地区の北側には広場も整備されます。



品川駅西口地区 A地区 イメージパース
イメージパース[出典:内閣府]

 A地区の西側には緑地も整備されます。




SHINAGAWA GOOS(シナガワグース)

 2022年8月6日に撮影した解体中の「シナガワグース(SHINAGAWA GOOS)」(地上29階、高さ118.84m)です。塔屋の形がまだわかります。



SHINAGAWA GOOS(シナガワグース)

 角地にあった飲食店の入った建物はすぐに解体できそうなのにまだ残っています。



SHINAGAWA GOOS(シナガワグース)

 仮囲いには解体工事を行う大成建設の立体的な文字「TAISEI」が貼られていました。色々な建設現場を巡っていますが初めて見ました。



SHINAGAWA GOOS(シナガワグース)

 南側にあるショッピングモールの「ウィング高輪」の北側にあるデッキから撮影。



SHINAGAWA GOOS(シナガワグース)

 ホテル本体前の品川駅側です。



SHINAGAWA GOOS(シナガワグース)

 一部解体され仮設の通路ができていました。また、右下を見ると敷地内にキッチンカーがきて唐揚げ弁当を売っていることもわかります。



SHINAGAWA GOOS(シナガワグース)

 敷地の南画を通る柘榴坂(ざくろざか)を登った南西側から撮影。



SHINAGAWA GOOS(シナガワグース)

 西側にある「高輪森の公園」から撮影。



SHINAGAWA GOOS(シナガワグース)

 西側低層部の解体が進んでいることがわかります。



SHINAGAWA GOOS(シナガワグース)

 廃墟感漂う景色となっています。



SHINAGAWA GOOS(シナガワグース)

 北側から撮影。



SHINAGAWA GOOS(シナガワグース)

 北東側にある「高輪ゲートウェイ」駅のデッキから撮影した「シナガワグース」です。左は「品川プリンスホテル」(地上39階、高さ138m)と「品川プリンスホテル アネックスタワー」(地上32階、高さ108.61m)で、跡地にはこれらよりも高い地上29階、高さ約155mの複合ビルが建設されます。



SHINAGAWA GOOS(シナガワグース)

 「六本木ヒルズ 森タワー」(地上54階、最高高さ238.05m)の屋上スカイデッキから撮影。建替えが完了すると背後の「品川プリンスホテル」は見えなくなりそうです。

 超高層ビルの建て替えが普通に行われるようになってきたので、目の前の超高層ビルよりも高いフロアなので眺望は安泰とは言えない時代に突入してきています。









シナガワグース(SHINAGAWA GOOS) 解体工事のお知らせ

 「シナガワグース」の解体工事のお知らせです。

■物件概要(解体中の建物)■
名称:SHINAGAWA GOOS(シナガワ グース)
旧名称:ホテルパシフィック東京
所在地:東京都港区高輪3丁目13-3
交通:JR各線「品川」駅、JR東海道新幹線「品川」駅、京急「品川」駅
用途:ホテル
総客室数:935室
階数:地上29階、塔屋2階、地下3階
高さ:118.84m
構造:鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
敷地面積:23,022.88
建築面積:7,616
延床面積:82,735.66
建築主:京浜急行電鉄
設計者:坂倉建築研究所、東京建築研究所、桜井建築設備研究所、森村協同設計事務所
施工者:鹿島建設、東急建設
工期:1971年6月竣工
解体工事:大成建設
解体工期:2021年11月1日〜2024年1月31日

■物件概要(解体後の建物)■
事業名:品川駅西口地区A地区
所在地:東京都港区高輪三丁目の一部
交通:JR各線「品川」駅、JR東海道新幹線「品川」駅、京急「品川」駅
用途:事務所、商業、ホテル、MICE(カンファレンス、多目的ホール)等
階数:地上29階、地下4階
高さ:約155m
敷地面積:約23,600
延床面積:約313,100
建築主:京浜急行電鉄
設計者:−
施工者:−
工期:2023年度着工〜2026年度竣工予定
供用:2026年度供用開始予定