虎ノ門麻布台ヒルズ A街区

 虎ノ門・麻布台地区で建設中の「虎ノ門麻布台ヒルズ A街区」(地上64階、高さ約330m)です。2022年7月18日に六本木ヒルズの展望台から撮影しました。店舗、、オフィス、共同住宅の「アマンレジデンス 東京」等で構成される複合施設で高さ日本一の超高層ビルとなります。この記事では同再開発の概要や建設状況、地図等を載せています。




虎ノ門麻布台ヒルズ 外観イメージ
外観イメージ[出典:DBOXCG]

 「虎ノ門麻布台ヒルズ」全体の完成予想図です。最も高い超高層ビルが地上64階、高さ約330mのA街区で、その左側では地上64階、高さ262.83mとなる西棟(B-1街区)と地上54階、高さ237.20mとなる東棟(B-2街区)のツインタワーマンションも建設されます。

 A街区の規模は地上64階、地下5階、高さ約330m、敷地面積2万4104.21屐建築面積1万5201.25屐延床面積46万1773.25屐建築主は虎ノ門・麻布台地区市街地再開発組合(参加組合員:森ビル・日本郵便)、設計者は森ビル・日本設計・清水建設、施工者は清水建設で2023年3月31日竣工予定となっています。

 この高さ330mは地上60階、高さ300mの「あべのハルカス」を抜いて高さ日本一の超高層ビルとなりますが、2027年度には東京駅前で建設中の「Torch Tower」(地上63階、高さ約390m)に高さを抜かれて日本2位となります。

※同プロジェクトの建築計画のお知らせの名称は「虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業」で、森ビルの発表では「虎ノ門・麻布台プロジェクト」として扱われていますが、森ビルは「虎ノ門麻布台ヒルズ(略称:虎麻ヒルズ)」の商標登録を行っているため「虎ノ門麻布台ヒルズ」で名称はほぼ決定していると思われます。そのため当ブログでもこちらの名称を使用しています。また、現地に設置されている建築計画のお知らせの高さは325.20mで森ビルの発表では高さ約330mとして扱われています。報道機関も高さ330mを使用しているため当ブログも高さ約330mを採用しています。



虎ノ門麻布台ヒルズ A街区 立面図
A街区 立面図[出典:森ビル]

 フロア構成は地下1階〜4階が商業施設、5〜6階が慶應義塾大学予防医療センター(仮称)、7〜52階が総貸室面積約20万4000屐Υ霆牾面積約4,300屬離フィスフロア、54階〜64階がアマンとのパートナーシップによる「アマンレジデンス 東京」となります。また、東側の地下1階〜7階には50ヵ国以上、約700人の生徒が在籍するインターナショナルスクール「ブリティッシュ・スクール・イン東京」(約1万4000)も併設されます。

 最上部に入る「アマンレジデンス 東京」の総戸数は91戸で居住者専用の約1,400屬痢屮▲泪鵝Ε好僉廚眸えられます。また、建築物環境計画書制度によると全戸が分譲となっており、100億円を超える部屋があると言われています。



虎ノ門麻布台ヒルズ A街区 断面図
断面図[出典:PCPA(ペリ・クラーク・ペリ・アーキテクツ)]

 外観デザインを担当したアメリカのPCPA(ペリ・クラーク・ペリ・アーキテクツ)のHPに一時期掲載されていた断面図です。最上部にOBSERVATION DECK(展望台)とありますが「アマンレジデンス 東京」の共用施設の可能性が高そうです。



虎ノ門麻布台ヒルズ 外観イメージ
外観イメージ[出典:PCPA(ペリ・クラーク・ペリ・アーキテクツ)]

 最上部の完成予想図です。この最上部に入る「アマンレジデンス 東京」は東京タワーのトップデッキ(海抜250mの展望台)よりも遥かに高い位置となります。



虎ノ門麻布台ヒルズ A街区 オフィスントランスイメージ
A街区 オフィスントランスイメージ[出典:森ビル]

 オフィスエントランスの完成予想図です。



虎ノ門麻布台ヒルズ A街区 基準階平面図
A街区 基準階平面図[出典:森ビル]

 オフィスフロアの基準階貸室面積は約4,300屐別1,290坪)〜約4,840m屐別1,460坪)で、全方位に約18mの奥行きを有する無柱空間となります。中層階に向かって緩やかに膨らむデザインとなっているため基準階貸室面積に幅があります。



ブリティッシュ・スクール・イン東京 外観イメージ
ブリティッシュ・スクール・イン東京 外観イメージ[出典:森ビル]

 東側に併設されるインターナショナルスクールの「ブリティッシュ・スクール・イン東京」の完成予想図です。



虎ノ門麻布台ヒルズ 外観イメージ
外観イメージ[出典:DBOXCG]

 外苑東通り沿いの低層部で商業施設の入口となることがわかります。東京タワーの手前が「ブリティッシュ・スクール・イン東京」です。



虎ノ門麻布台ヒルズ 外観イメージ
外観イメージ[出典:DBOXCG]

 外苑東通りとは反対の北側から見た完成予想図です。敷地内には広場や庭が整備され、エリア全体で約150店舗の商業施設が計画されています。



虎ノ門麻布台ヒルズ 配置図
配置図[出典:森ビル]

 各街区の配置図です。B-1街区は東京メトロ南北線「六本木一丁目」駅に、C街区は東京メトロ日比谷線「神谷町」駅に地下通路によって接続し、その両街区は延長約700mの東西歩行者通路(地下)によって接続します。

 また、敷地内を貫く地区幹線道路も整備され桜田通り(C街区の右側)、外苑東通り(A街区の下側)、麻布通り(B-1街区の左側)に繋がります。この辺りは道路網が貧弱でしたが一気に改善されます。




虎ノ門麻布台ヒルズ A街区

 2022年7月18日に六本木ヒルズの展望台から撮影した「虎ノ門麻布台ヒルズ A街区」です。4月21日に上棟しており6基いたタワークレーンは2基まで減っています。



虎ノ門麻布台ヒルズ A街区

 「六本木ヒルズ 森タワー」(地上54階、最高高さ238.05m)のスカイデッキからも見上げる高さとなっています。



虎ノ門麻布台ヒルズ A街区

 展望台を下りたところから撮影。



虎ノ門麻布台ヒルズ A街区

 南東側となるロシア大使館近くの坂から撮影。



虎ノ門麻布台ヒルズ A街区

 南側から見上げた様子です。この辺りには「麻布郵便局」のエントランスがありました。A街区のビル名についてですが、森ビルの王道パターンだと「虎ノ門麻布台ヒルズ 森タワー」となりますが、A街区の敷地の大部分は「麻布郵便局」跡地のため、日本郵便を示す「JP」が入った「虎ノ門麻布台ヒルズ 森JPタワー」といった感じになる可能性もありそうです。



ブリティッシュ・スクール・イン東京

 東側ではインターナショナルスクールとなる「ブリティッシュ・スクール・イン東京」の建設も始まっています。



ブリティッシュ・スクール・イン東京

 反対側からは特徴的な柱が見えるようになっていました。



虎ノ門麻布台ヒルズ A街区

 西側の低層部です。ここは商業施設部の入口などが整備されます。



虎ノ門麻布台ヒルズ A街区

 反対側から見た様子です。



虎ノ門麻布台ヒルズ A街区

 西側の六本木方面から撮影。



虎ノ門麻布台ヒルズ A街区

 北西側のB街区越しに撮影。



虎ノ門麻布台ヒルズ A街区

 北側となる「アークヒルズ仙石山森タワー」前にある「大けやき広場」から撮影。



虎ノ門麻布台ヒルズ A街区

 さらに北側に移動して撮影。この辺りは都心ながら緑の多い場所でトカゲ?もいました。



虎ノ門麻布台ヒルズ A街区

 北東側の桜田通りから撮影。この桜通りを右側に行くと東京メトロ日比谷線「神谷町」駅があります。



虎ノ門麻布台ヒルズ A街区

 東京タワーに向かう飯倉交差点から撮影。東京タワーが反射しています。右側で建設中の建物は地上54階、高さ237.20mとなる東棟(B-2街区)です。



虎ノ門麻布台ヒルズ A街区

 前日の7月17日に江戸川区から撮影した「虎ノ門麻布台ヒルズ A街区」です。右側に見えている「六本木ヒルズ」も低く感じる圧倒的な高さです。









虎ノ門麻布台ヒルズ A街区 建築計画のお知らせ

 A街区の建築計画のお知らせです。

■物件概要■
名称:虎ノ門・麻布台プロジェクト A街区
計画名:虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業施設建築物新築工事 A街区
所在地:東京都港区麻布台一丁目314番3外
交通:東京メトロ日比谷線「神谷町」駅
   東京メトロ南北線「六本木一丁目」駅
用途:共同住宅(54階〜64階・アマンレジデンス 東京)・事務所(7階〜52階)・店舗・各種学校・駐車場等
総戸数:91戸
階数:地上64階、地下5階
高さ:325.20m(最高325.20m)(約330m?)
構造:鉄骨造(一部鉄骨鉄筋コンクリート・鉄筋コンクリート造)
基礎工法:直接基礎(一部場所打ちコンクリート杭基礎)
敷地面積:24,104.21
建築面積:15,201.25
延床面積:461,773.25
建築主:虎ノ門・麻布台地区市街地再開発組合
参加組合員:森ビル、日本郵便
設計者:森ビル・日本設計・清水建設
施工者:清水建設
工期:2019年8月1日着工〜2023年3月31日竣工予定