日本橋室町一丁目地区第一種市街地再開発事業 イメージパース

 日本橋室町で計画されている「日本橋室町一丁目地区第一種市街地再開発事業」について、東京都より日本橋室町一丁目地区市街地再開発組合の設立を6月27日に認可すると発表がありました。本地区は、土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新を図り、歩行者ネットワークの強化による回遊性の向上や国際競争力の高いライフサイエンスビジネス拠点の形成を目指すとのことです。

 同再開発は超高層棟のA街区と低層のB、C、D街区に分かれており、A街区の規模は地上33階、地下4階、高さ約179.5m、延床面積約11万5470屐B街区の規模は地上3階、高さ約15m、延床面積約650屐C街区とD街区の規模はそれぞれ地上1階、高さ約4m、延床面積約20屬之弉茲気譴討い泙后事業者は日本橋室町一丁目地区市街地再開発組合、事業協力者は三井不動産と清水建設で2023年度の権利変換計画認可経て、A街区は2024年度着工、2028年度竣工予定、B・C・D街区は2029年度着工、2030年度竣工予定となっています。

▼東京都:報道発表(2022年6月24日)
日本橋室町一丁目地区市街地再開発組合の設立を認可します

▼内閣府 国家戦略特区:第15回 東京都都市再生分科会 配布資料(2019年4月23日)
資料6 都市再生特別地区(日本橋室町一丁目地区)都市計画の概要



日本橋室町一丁目地区第一種市街地再開発事業 断面イメージ

 A街区のフロア構成は断面図と過去の情報から判断して、地下4階〜地下2階が駐車場(261台)、地下1階〜地上3階が店舗、4階が機械室、5階がオフィスロビー、6階が地域冷暖房施設等、7階がライフサイエンス産業支援施設、8〜26階が事務所、27階が機械室、28〜33階が住宅(113戸)で計画されています。

 B街区は店舗、C・D街区は倉庫で計画されています。



日本橋室町一丁目地区第一種市街地再開発事業 配置図

 A街区は東京メトロ銀座線「三越前」駅の目の前で西側には中央通りが通っています。その中央通りを挟んだ西側には日本橋三越本店があります。また、現在道路がある場所に貫通通路9号が整備されます。

 B〜D街区は日本橋川沿いに位置しており、日本橋川上に薄く描かれている首都高は首都高地下化により撤去されます。B〜D街区は首都高地下化を前提とした整備が行われる場所となります。



日本橋室町一丁目地区
むろまち小路イメージ[出典:内閣府]

 2019年の資料で少々古いですが貫通通路部分の完成予想図です。元々あった道路は閉鎖され、営業時間外でも通れる歩行者専用の通路で計画されています。



日本橋室町一丁目地区
首都高地下化ルート[出典:内閣府]

 D街区の真下の浅い場所が首都高地下化のルートととなっていることから、D街区は端の方に小さな倉庫があるだけとなっています。



日本橋室町一丁目地区第一種市街地再開発事業 位置図

 計画地は東京メトロ半蔵門線・銀座線「三越前」駅の目の前で駅直結となります。他にもJR総武本線「新日本橋」駅や東京メトロ東西線・銀座線、都営浅草線「日本橋」駅、そして少々距離はありますがJR「東京」駅も徒歩圏に位置しています。



日本橋室町一丁目地区
位置図[出典:内閣府]

 広域の位置図です。中央の赤枠が「日本橋室町一丁目地区第一種市街地再開発事業」で、既に完了している再開発も含まれていますが周辺では複数の再開発が建設中・計画中です。特に日本橋川沿いでは首都高地下化を前提とした再開発が多くあり、首都高地下化が完成する頃には今と全く違った光景が広がることになります。



日本橋室町一丁目地区第一種市街地再開発事業

 2019年12月14日にヘリから撮影した「日本橋室町一丁目地区第一種市街地再開発事業」の計画地です。三越前の赤い網掛けをした場所が地上33階、高さ約179.5mとなるA街区の計画地です。



日本橋室町一丁目地区第一種市街地再開発事業

 首都高沿いの赤い網掛けがB〜D街区となります。A街区の高層階は住宅となり目の前には東京駅周辺の超高層ビル群が広がる景色となります。



日本橋室町一丁目地区第一種市街地再開発事業

 写真左上では「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業」(地上52階、高さ283.96m)が建設中で、その右隣りでは「日本橋一丁目1・2番地区」(地上27階、高さ140m)が計画されています。日本橋の超高層化がどんどん進んでいます。



日本橋室町一丁目地区第一種市街地再開発事業

 地上から見た「日本橋室町一丁目地区第一種市街地再開発事業」のA街区方面です。奥の高層ビルの手前から大黒屋が入るビルまでが計画地です。



スルガビル

 日本橋を渡った先にある角地の「スルガビル」は三井不動産が取得した報道がありましたが、今のところ同再開発には関わることはなさそうです。

■物件概要(A街区)■
計画名:日本橋室町一丁目地区第一種市街地再開発事業 A街区
所在地:東京都中央区日本橋室町1丁目5、6、8の一部
交通:東京メトロ半蔵門線・銀座線「三越前」駅直結
   JR総武本線「新日本橋」駅
   東京メトロ東西線・銀座線、都営浅草線「日本橋」駅
用途:事務所、住宅、店舗等
総戸数:113戸
階数:地上33階、塔屋3階、地下4階
高さ:約179.5m
構造:SRC・RC・S造
敷地面積:約4,800
建築面積:−
延床面積:約115,470
建築主:日本橋室町一丁目地区市街地再開発組合
参加組合員:三井不動産
事業協力者:清水建設
コンサルタント:日建設計
工期:2024年6度着工〜2028年度竣工予定
総事業費:約950億円