日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 C街区

 日本橋の大規模再開発「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 C街区」の建設地です。2022年6月4日に目の前の歩道橋から撮影しました。規模は地上52階、塔屋2階、地下5階、高さ283.96m、敷地面積1万5560屐建築面積1万2600屐延床面積36万8700屬如⊂Χ隼楡漾MICE・オフィス・ホテル(ウォルドーフ・アストリア東京日本橋)・住宅等で構成される複合施設となります。

 建築主は日本橋一丁目中地区市街地再開発組合(参加組合員:三井不動産、野村不動産、野村ホールディングス)、設計者は日建設計、デザインアーキテクトはペリ クラーク ペリ アーキテクツ、施工者は日本橋一丁目中地区市街地再開発事業建設共同企業体(代表企業:清水建設)で2026年3月31日竣工予定となっています。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 外観イメージパース
外観イメージパース[出典:三井不動産]

 「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業」の完成予想図です。目の前にある日本橋川上空の首都高が地下化され高架橋が撤去されたあとの図となっており、首都高の地下ルート開通が2035年予定、高架橋撤去完了が2040年予定のため、2026年3月末の全体竣工から10年以上経たないとこの景観にはなりません。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 敷地配置図/用途断面図
敷地配置図/用途断面図[出典:三井不動産]

 同再開は日本橋川沿いのA街区とB街区、高さ284mの超高層ビルを建設されるC街区に分かれています。D街区は既存の「日本橋一丁目三井ビル(コレド日本橋)」(地上20階、最高高さ120.818m)でC街区と地下通路とデッキで接続する工事が行われます。A〜C街区のフロア構成は以下の通りです。

■A街区
3階〜4階:業務施設
1階〜2階:店舗

■B街区
4階〜7階:住宅(約50戸)
1階〜3階:店舗

■C街区
48階〜51階 :居住施設(約100戸)
50階    :居住施設ロビー
40階〜47階 :ホテル(197室)
40階    :ホテルロビー、スパ
23階〜38階 :高層オフィスフロア
22階    :高層スカイロビー
10階    :低層スカイロビー
11階〜20階 :低層オフィスフロア
7階〜8階  :ビジネス支援施設
5階〜7階  :MICE
地下1階〜4階:商業施設



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 外観イメージパース
外観イメージパース[出典:三井不動産]

 C街区のオフィスフロアは10階〜20階が基準階面積約1900坪、22階〜38階が基準階面積約1300坪規模となり、10階と22階部分には屋外スカイガーデンも整備されます。

 39階〜47階のホテル部はヒルトンが運営する最上級ラグジュアリーブランド「ウォルドーフ・アストリア東京日本橋」となります。客室は全197室、3つのレストランとウォルドーフ・アストリアを象徴するラウンジ&バー「ピーコック・アレー」、その他にも屋内プール、スパ、フィットネスセンター、宴会場、チャペルを備える予定となっています。ホテル部は高さ200m以上となり、さらにその上に配置される居住施設は約250mの高さとなります。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 日本橋川沿い低層部外観イメージ
日本橋川沿い低層部外観イメージ[出典:三井不動産]

 日本橋川沿いの低層ビルのうち、左がB街区で右がA街区となっています。日本橋川沿いは野村證券本社の別館、本館、旧館があった場所で、A街区にある既存の「日本橋野村ビル旧館」は保存改修されます。施工者はA街区が大林組、B街区が清水建設・錢高組JVとなります。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 中央通り側からの低層部外観イメージパース
中央通り側からの低層部外観イメージパース[出典:三井不動産]

 敷地東側を通る中央通りから見た完成予想図です。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 MICEエリア屋外デッキイメージ
MICEエリア屋外デッキイメージ[出典:三井不動産]

 MICE施設として2つの大型ホール(最大収容人数:合計約3,000人)と、会議室、ビジネス交流機能が設けられ屋外デッキも整備されます。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 オフィスエリア屋外テラスイメージ
オフィスエリア屋外テラスイメージ[出典:三井不動産]

 オフィスエリアに整備される屋外テラスの完成予想図です。周りの景色からして高層スカイロビーのある22階部分と思われます。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 オフィスエリア屋外テラスイメージ
オフィスエリア屋外テラスイメージ[出典:三井不動産]

 図に描かれている人から判断してオフィスの入居者専用の場所となりそうです。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 位置図
位置図[出典:三井不動産]

 建設地は東京メトロ銀座線・東西線の「日本橋」駅と都営浅草線「日本橋」駅に囲まれた場所で、北側は日本橋川、東側は中央通り、西側は昭和通りに面しています。

 東京メトロ銀座線・東西線の「日本橋」駅とは地下1階に整備予定の地下歩道を通じて駅直結となり、都営浅草線「日本橋」駅とは新たに改札を整備して駅直結となります。また、東京駅も徒歩圏に位置しています。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 C街区

 「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 C街区」の建設地に戻って歩道橋から見た敷地内です。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 C街区

 C街区の施工者は清水建設ですが、上棟した地上64階、高さ約330mの「虎ノ門麻布台ヒルズ A街区」も清水建設、高さ日本一となる地上63階、高さ約390mの「TOKYO TORCH(トウキョウトーチ)」の新築工事の優先交渉権者も清水建設に決定しています。ここ最近は清水建設の勢いを感じます。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 C街区

 地下5階まであるので敷地のどこかではかなり深く掘削されているかと思います。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 C街区

 敷地北東側から見たC街区の建設地です。昭和通り沿いから撮影しました。背後のビルが接続される「日本橋一丁目三井ビル(コレド日本橋)」(地上20階、最高高さ120.818m)です。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 C街区

 敷地南東側から撮影。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 C街区

 敷地西側の中央通り沿いから撮影。




日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 C街区

 高さ約284mとなる超高層部は敷地奥側となります。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 A街区

 A街区の「日本橋野村ビル旧館」で解体されずに保存改修されます。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 B街区

 隣の「野村證券本社 本館」は解体され、接続していた部分の壁が見えています。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 B街区

 昭和通り側では「野村證券本社 別館」の解体工事も始まっています。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 B街区

 ここが解体されると景色が随分と変わりそうです。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 A・B街区

 B街区の隣は首都高の江戸橋入口だった場所で、2021年5月10日に廃止され首都高地下化に向けて解体工事が行われています。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 C街区 建築計画のお知らせ

 C街区の建築計画のお知らせです。高さは建築物環境計画書制度に掲載されている数値を採用しています。

■物件概要(C街区)■
事業名:日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 新築工事(C街区)
ホテル名:ウォルドーフ・アストリア東京日本橋
所在地:東京都中央区日本橋1丁目32番
交通:都営浅草線「日本橋」駅 直結予定
   東京メトロ銀座線・東西線「日本橋」駅 地下歩道により直結
   東京メトロ半蔵門線「三越前」駅
用途:オフィス、商業施設、ホテル、居住施設、MICE 施設、ビジネス支援施設、駐車場等
階数:地上52階、塔屋2階、地下5階
高さ:283.96m
構造:S造、一部RC造及びSRC造
基礎工法:杭基礎、直接基礎
敷地面積:15,560
建築面積:12,600
延床面積:368,700
建築主:日本橋一丁目中地区市街地再開発組合
参加組合員:三井不動産、野村不動産、野村ホールディングス
設計者:日建設計
施工者:日本橋一丁目中地区市街地再開発事業建設共同企業体(代表企業:清水建設)
工期:2021年12月6日着工〜2025年12月31日竣工予定