(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画(北地区)

(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画(北地区) 外観イメージ
外観イメージ[出典:東京都環境局]

 帝国ホテルと三井不動産による再開発「(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画(北地区)」の環境影響評価書が公開されました。計画地は「帝国ホテル東京 本館」と「帝国ホテルタワー」がある場所で、地上46階、高さ約230mのノースタワーと地上29階、高さ約145mの新本館が建設されます。

 鬼(ノースタワー)では「帝国ホテルタワー」(地上31階、高さ129.1m)を地上46階、地下4階、高さ約230m、延床面積約27万屬離フィス・商業・サービスアパートメント・賃貸住宅等で構成される複合施設に建替えます。工期は2024年度着工、2030年度竣工予定となっています。

 挟(新本館)では「帝国ホテル東京 本館」を地上29階、地下4階、高さ約145m、延べ床面積約15万屬離曠謄襪坊替えます。工期は2031年度着工、2036年度竣工予定となっています。

▼東京都環境局:環境アセスメント(2022年6月6日)
「(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画(北地区)」環境影響評価書
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帝国ホテル東京 新本館イメージパース
新本館イメージパース[出典:帝国ホテル]

 帝国ホテルから公開された新本館の完成予想図です。フランス在住の建築家、田根剛氏(ATTA- Atelier Tsuyoshi Tane Architects)のデザイン案が採用されており「ザ・ホテル」を体現するデザインとなっています。



(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画(北地区) 配置計画図
配置計画図[出典:東京都環境局]

 ノースタワーは敷地東側のJRの線路沿い、新本館は西側の日比谷公園側に配置されます。



(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画(北地区) 建物断面図(東西)
建物断面図(東西)[出典:東京都環境局]

 新本館はホテルとなり、ノースタワーのフロア構成は低層部に商業施設、中層部にオフィス、高層部に宿泊施設となります。今年3月のニュースリリースではノースタワーの宿泊施設はサービスアパートメントと賃貸住宅となっています。



(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画(北地区) 建物断面図(南北:ノースタワー)
建物断面図(南北:ノースタワー)[出典:東京都環境局]

 宿泊施設部のセットバックしたところからが賃貸住宅となります。おそらく帝国ホテルのサービルも利用可能となる超ハイグレードな住宅になると思われます。



(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画(北地区) 建物断面図(南北:新本館)
建物断面図(南北:新本館)[出典:東京都環境局]

 新本館もノースタワーも基壇部は百尺規制時代の高さ31mで統一されます。



(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画(北地区) 計画地の現況図
計画地の現況図[出典:東京都環境局]

 建設地は帝国ホテル本館、帝国ホテルタワー、駐車場棟がある場所となっています。



(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画(北地区) 鬼及び挟における作業エリア
鬼及び挟における作業エリア[出典:東京都環境局]

 鬼では帝国ホテルタワーが建替えられ、挟では帝国ホテル本館が建替えられ、最後に駐車場棟が解体されます。



(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画(北地区) 計画地位置図
計画地位置図[出典:東京都環境局]

 計画地は東京メトロ千代田線「日比谷」駅のすぐ近くで、都営三田線・日比谷線の「日比谷」駅やJR「有楽町」駅などが徒歩圏に位置しています。



帝国ホテル

 現在の「帝国ホテル本館」は挟工事のためしばらくはこのまま残りますが…



帝国ホテルタワー

 「帝国ホテルタワー」は数年後には解体工事が始まることになります。



(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画(北地区) 全体工事工程
全体工事工程[出典:東京都環境局]

 鬼工事では2024年度から「帝国ホテルタワー」を解体し2030年度にノースタワーが竣工予定で、挟工事では2031年度から本館を解体し2036年度に新本館が竣工予定となっています。

■物件概要■
事業名:(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画(北地区)
所在地:東京都千代田区内幸町一丁目1番1号 他
交通:東京メトロ千代田線・東京メトロ日比谷線・都営三田線「日比谷」駅
   東京メトロ有楽町線・JR山手線・JR京浜東北線「有楽町」駅
   都営三田線「内幸町」駅
   JR各線・東京メトロ銀座線・ゆりかもめ「新橋」駅
用途:オフィス・商業・サービスアパートメント・賃貸住宅等(鬼:ノースタワー)
   ホテル・宴会場等(挟:新本館)
階数:地上46階、地下4階(鬼:ノースタワー)
   地上29階、地下4階(挟:新本館)
高さ:約230m(鬼:ノースタワー)
   約145m(挟:新本館)
構造:鉄骨鉄筋コンクリート造(地下)、鉄骨造(地上)
区域面積:約2.4ha
延床面積:約42万
事業者:帝国ホテル、三井不動産(代表事業者)
設計者:日建設計・山下設計JV(鬼:ノースタワー)
    山下設計・日建設計JV(挟:新本館)
デザインアーキテクト:PLPアーキテクチャー(鬼:ノースタワー)
           Atelier Tsuyoshi Tane Architects(挟:新本館)
施工者:−
工期:2024年度着工〜2030年度竣工予定(鬼:ノースタワー)
   2031年度着工〜2036年度竣工予定(鬼:新本館)
供用開始:2037年度予定(最終共用分)
※工期には解体工事も含みます。




(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画(中地区)

(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画(中地区) 外観イメージ
外観イメージ[出典:東京都環境局]

 エヌ・ティ・ティ都市開発(代表事業者)、公共建物、東京電力パワーグリッド、三井不動産による再開発「(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画(中地区)」の環境影響評価書が公開されました。計画地は「日比谷U-1ビル」や「NTT日比谷ビル」等がある場所で地上46階、高さ約230mのセントラルタワーが建設されます。

 規模は地上46階、地下6階、高さ約230m、延床面積約37万屐オフィス・商業・ホテル等で構成される複合施設で2022年度着工、2029年度竣工予定です。

▼東京都環境局:環境アセスメント(2022年6月6日)
「(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画(中地区)」環境影響評価書
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(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画(中地区) 配置計画図
配置計画図[出典:東京都環境局]

 セントラルタワー本体は敷地西側の日比谷公園側に配置され、JRの線路側には広場が整備されます。



(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画(中地区) 建物断面図(東西)
建物断面図(東西)[出典:東京都環境局]

 セントラルタワーのフロア構成は低層部に商業施設、中層部にオフィス、高層部に宿泊施設となります。



(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画(中地区) 建物断面図(南北)
建物断面図(南北)[出典:東京都環境局]

 低層部にはホールも配置されます。



(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画(中地区) 計画地の現況図
計画地の現況図[出典:東京都環境局]

 建設地内には「日比谷U-1ビル」や「NTT日比谷ビル」など複数のビルがあります。



(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画(中地区) 計画地位置図
計画地位置図[出典:東京都環境局]

 計画地は東京メトロ千代田線「日比谷」駅と都営三田線「内幸町」駅の中間くらいで「有楽町」駅や「新橋」駅なども徒歩圏にあります。



日比谷U-1ビル

 敷地内にある超高層オフィスビルの「日比谷U-1ビル」(地上26階、高さ109.3m、1984年竣工)です。大和生命(現:プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険)により建設されたビルで完成当時の名称は「大和生命ビル」でした。その後、日本ビルファンド投資法人に譲渡し「NBF日比谷ビル」と名称が変わり、そして2018年3月30日に三井不動産に譲渡され「日比谷U-1ビル」に名称が変更となっています。



NTT日比谷ビル

 「NTT日比谷ビル」(地上9階、1961年竣工)です。旧名称は「日比谷電電ビル」「日比谷電電総合建物」です。大手町へ移転したNTTコミュニケーションズの本社が入っていました。



(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画(中地区) 全体工事工程
全体工事工程[出典:東京都環境局]

 2022年度から「日比谷U-1ビル」「NTT日比谷ビル」の解体を開始し2029年度にはセントラルタワーが竣工予定となっています。その後は設備移設工事や残りの既存ビルの解体工事が行われ、全体の工事完了は2037年度以降の予定となっています。

■物件概要(中地区)■
事業名:(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画(中地区)
所在地:東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 他
交通:都営三田線「内幸町」駅
   東京メトロ千代田線・東京メトロ日比谷線・都営三田線「日比谷」駅
   東京メトロ有楽町線・JR山手線・JR京浜東北線「有楽町」駅
   JR各線・東京メトロ銀座線・ゆりかもめ・都営浅草線「新橋」駅
用途:オフィス、宿泊施設、商業、ホール及び駐車場等
階数:地上46階、地下6階
高さ:約230m
構造:鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
区域面積:約2.2ha
延床面積:約37万
事業者:エヌ・ティ・ティ都市開発(代表事業者)、公共建物、東京電力パワーグリッド、三井不動産
設計者:NTTファシリティーズ
デザインアーキテクト:PLPアーキテクチャー
施工者:−
工期:2022年度着工〜2029年度竣工予定、2037年度以降に工事完了予定
供用開始:2037年度予定(最終共用分)
※工期には解体工事も含みます。




(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画(南地区)

(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画(南地区) 外観イメージ
外観イメージ[出典:東京都環境局]

 第一生命保険(代表事業者)、中央日本土地建物、東京センチュリー、東京電力パワーグリッドによる再開発「(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画(南地区)」の環境影響評価書が公開されました。計画地は「みずほ銀行内幸町ビル」等がある場所で地上43階、高さ約230mのサウスタワーが建設されます。

 規模は地上43階、地下5階、高さ約230m、延床面積約31万屐商業・宿泊施設・ウェルネス促進施設・オフィスで構成される複合施設で2022年度着工、2028年度竣工予定です。

▼東京都環境局:環境アセスメント(2022年6月6日)
「(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画(南地区)」環境影響評価書
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(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画(南地区) 配置計画図
配置計画図[出典:東京都環境局]

 「(仮称)内幸町一丁目街区」の中では一番南側の棟で東西に長細い超高層オフィスビルとなります。



(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画(南地区) 建物断面図(東西)
建物断面図(東西)[出典:東京都環境局]

 サウスタワーのフロア構成は低層部に商業、宿泊施設、ウェルネス促進施設、中高層部がオフィスとなります。



(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画(南地区) 建物断面図(南北)
建物断面図(南北)[出典:東京都環境局]

 セントラルタワーもサウスタワーも百尺規制時代の高さ31mのところにデザインの変換点としての表情線が設けられます。



(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画(南地区) 計画地の現況図
計画地の現況図[出典:東京都環境局]

 計画地内には「みずほ銀行内幸町ビル」(地上32階、最高高さ140m)や「東京電力ホールディングス本店」(地上16階、高さ102.01m)があります。



(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画(南地区) 計画地位置図
計画地位置図[出典:東京都環境局]

 計画地は都営三田線「内幸町」駅の目の前でで「有楽町」駅や「新橋」駅なども徒歩圏にあります。内幸町駅には地下通路接続口からもアクセスできるようにするとの記載があるので、駅直結になるものと思われます。



みずほ銀行内幸町本部ビル

 「みずほ銀行内幸町本部ビル」です。当初は旧第一勧業銀行の本店ビルとして建設されました。



東京電力ホールディングス本店

 「東京電力ホールディングス本店」です。高さ102.01mのビルですが、赤白の電波塔部分も含めると200m近くはありそうです。



(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画(南地区) 全体工事工程
全体工事工程[出典:東京都環境局]

 2022年度から「みずほ銀行内幸町本部ビル」の解体を開始し2028年度にはサウスタワーが竣工予定となっています。その後は設備移設工事や残りの既存ビルの解体工事が行われ、全体の工事完了は2037年度以降の予定となっています。

■物件概要(南地区)■
事業名:(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画(南地区)
所在地:東京都千代田区内幸町一丁目1番3号 他
交通:都営三田線「内幸町」駅
   JR各線・東京メトロ銀座線・ゆりかもめ・都営浅草線「新橋」駅
   東京メトロ千代田線・東京メトロ日比谷線・都営三田線「日比谷」駅
用途:オフィス、宿泊施設、商業、ウェルネス促進施設及び駐車場等
階数:地上43階、地下5階
高さ:約230m
構造:S造、一部SRC造
区域面積:約1.9ha
延床面積:約31万
事業者:第一生命保険(代表事業者)、中央日本土地建物、東京センチュリー、東京電力パワーグリッド
設計者:日建設計
デザインアーキテクト:日建設計
施工者:−
工期:2022年度着工〜2028年度竣工予定、2037年度以降に工事完了予定
供用開始:2037年度予定(最終共用分)
※工期には解体工事も含みます。




TOKYO CROSS PARK構想

TOKYO CROSS PARK構想 内幸町一丁目街区完成イメージ
内幸町一丁目街区完成イメージ[出典:三井不動産]

 「内幸町一丁目街区」の北地区、中地区、南地区を合わせた3つの地区は三井不動産など事業者10社より「TOKYO CROSS PARK構想」として概要が発表されています。

▼三井不動産:ニュースリリース(2022年3月24日)
都心最大級延床約110万m2、日比谷公園と一体となった比類なき街づくり
「TOKYO CROSS PARK構想」を発表
内幸町一丁目街区における次世代スマートシティプロジェクト




TOKYO CROSS PARK構想 内幸町一丁目街区完成イメージ
内幸町一丁目街区完成イメージ[出典:三井不動産]

 「TOKYO CROSS PARK構想」に構想に基づき5つのテーマ『人が主役の街づくり』『街づくり×デジタル』『おもてなしが広がり、人が集う街へ』『すべての人々のwell-being』『持続可能な街・社会へ』が掲げられています。

 また、「TOKYO CROSS PARK構想」で実現する3つのCROSSとして『CROSS 1:日比谷公園と街をつなぐ』『CROSS 2:都心主要拠点から多様な人が集まり、交わる結節点』『CROSS 3:事業者10社の共創』があげられています。



TOKYO CROSS PARK構想 街区用途概念図
街区用途概念図[出典:三井不動産]

 オフィス、ホテル、商業、ホール、賃貸住宅、サービスアパートメントなど様々な機能を有する街区となります。



TOKYO CROSS PARK構想 銀座側から2haの大規模広場を臨むイメージ
銀座側から2haの大規模広場を臨むイメージ[出典:三井不動産]

 銀座側の完成予想図です。線路沿いには2aの大規模広場が整備されます。これは5つのテーマのうち『人が主役の街づくり』に基づき、人々が出会い・ふれあい・新たなコミュニティを育む「パブリックスペース」となります。



TOKYO CROSS PARK構想 31m基壇部上広場イメージ
31m基壇部上広場イメージ[出典:三井不動産]

 百尺規制時代の高さ31mのラインとなる基壇部上の広場は『人が主役の街づくり』を構成する要素の一つとなります。



TOKYO CROSS PARK構想 日比谷公園から街区を臨むイメージ
日比谷公園から街区を臨むイメージ[出典:三井不動産]

 計画地の西側にある日比谷公園から見た完成予想図です。



TOKYO CROSS PARK構想 街区と日比谷公園をつなぐ道路上空公園イメージ
街区と日比谷公園をつなぐ道路上空公園イメージ[出典:三井不動産]

 その日比谷公園と同再開発をつなぐデッキが整備されます。



内幸町一丁目街区 イメージパース
イメージパース[出典:内閣府]

 そのデッキは道路上空公園となりデッキ上には緑地も整備されます。



(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画

 2019年12月14日にヘリから撮影した「(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画」の計画地です。北地区、中地区、南地区の3つの地区全体を赤い枠で囲みました。敷地内には超高層ビルが複数棟建ありますが全て解体され、右側の超高層ビルは「東京ミッドタウン日比谷」(地上35階、高さ191.46m)よりも高い約230mの超高層ビルが3棟建ち並ぶことになります。



(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画

 反対側から撮影。既存ビルの解体が始まると完成を見届けるために10年以上通うことになりそうです。



(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画

 日比谷公園から見た「(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画」方面です。この景色が高さ約230mの超高層ビルが建ち並ぶ光景に変わります。