東京駅前八重洲一丁目東A地区第一種市街地再開発事業

 八重洲の大規模再開発「東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業」の建設地に外装モックアップが設置されました。同ビルは地上51階、塔屋1階、地下4階、延床面積22万5063.24屬竜模となる超高層ビルで、オフィス・店舗・劇場・診療所・バスターミナル等で構成されます。

 建築主は東京駅前八重洲一丁目東B地区市街地再開発組合で参加組合員として東京建物と都市再生機構が参画。設計者は大林組、施工者は大林・大成建設共同企業体(代表:大林組)で2025年3月31日の竣工予定となっています。



東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業
外観イメージ[出典:東京建物]

 「東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業」の完成予想図です。左側の八重洲通りに面した低層部が、外装モックアップが設置された部分かと思います。見落としているだけかもしれませんが、オフィスフロア部のガラスカーテンウォールのモックアップは見当たりませんでした。



東京駅前八重洲一丁目東A地区第一種市街地再開発事業 イメージパース
イメージパース[出典:東京建物]

 東京駅側から見た完成予想図です。角地の低層のビルはA街区で地上10階、地下2階、高さ約45m、延床面積約1万2160屬離咼襪建設されます。超高層ビルの建設地はB街区です。



東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業
八重洲仲通り・さくら通り沿いの低層部イメージ[出典:東京建物]

 B街区の敷地奥側の低層部です。図を見る限り道路が拡幅されることはないようですが歩道が何倍にも拡幅されます。



東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業 配置図
配置図[出典:東京都]

 再開発に参加していないビルがいくつもあり変形の敷地となっています。敷地はA地区とB地区に分かれており超高層ビルが建設されるB地区が先行して工事が行われています。

 A地区とB地区にまたがって建っていた「東京建物ビル」が解体され、A地区の一部が更地となったため、その敷地は野外フードコートの「Beeat!!八重洲」として暫定利用されています。



東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業
概要図[出典:国土交通省]

 フロア構成は地下にバスターミナル、低層部に劇場、医療施設、屋内広場、店舗等、中高層部はオフィスフロアとなります。医療施設として6階、7階に約2,800屬痢屐焚松痢乏惺史/容本医科大学 八重洲健診センター」が開設されることが発表されています。

▼日本医科大学:お知らせ(2022年2月14日)
東京駅前八重洲一丁目東B 地区市街地再開発事業 日本医科大学による医療施設の開設決定



バスターミナル東京八重洲 位置図
バスターミナル東京八重洲 位置図[出典:京王電鉄バス]

 バスターミナルは八重洲で建設・計画中の3棟の再開発ビルの地下に整備され、3ヵ所が連携した「バスターミナル東京八重洲」(運営者:京王電鉄バス)となります。

 第1期エリアとして「東京ミッドタウン八重洲」内のバスターミナルが2022年9月17日に開業し、第2期エリアとして2025年度に東京駅前八重洲一丁目東B地区、第3期エリアとして2028年度に八重洲二丁目中地区のバスターミナルが開業予定です。3ヵ所合計で乗降20バース、待機8バースの大規模バスターミナルとなります。

▼京王電鉄バス:プレスリリース(2022年3月15日)
9月 17 日(土)開業予定の(仮称)八重洲バスターミナルの名称を 「バスターミナル東京八重洲」に決定



バスターミナル東京八重洲 整備イメージ
バスターミナル東京八重洲 整備イメージ[出典:京王電鉄バス]

 東京駅に隣接した部分にもバスターミナルがありますが、そこが移転するわけではなく周辺の道路上等で発着している高速乗合バスが順次移行してくる予定となっています。



東京ミッドタウン八重洲 地下平面図
地下平面図[出典:東京ミッドタウン八重洲]

 八重洲地下街経由でそれぞれのバスターミナルに行けるようになります。各再開発ビルの前には信号があるので地上からも行けます。

 3ヵ所の中では最後に建設される「八重洲二丁目中地区」が完成すると、隣の「京橋エドグラン」を経由して東京メトロ銀座線「京橋」駅まで地下で繋がります。



バスターミナル東京八重洲 立面図
バスターミナル東京八重洲 立面図[出典:京王電鉄バス]

 第2期エリアは独立していますが、第1期エリアと第3期エリアは地下で接続される計画となっています。



東京駅前八重洲一丁目東A地区第一種市街地再開発事業

 「東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業」の建設地に戻ります。撮影は2022年4月24日です。



東京駅前八重洲一丁目東A地区第一種市街地再開発事業

 八重洲通り沿いから見た建設地で、こちら側には低層部が建設され、超高層ビル本体は奥の方に建設されます。



東京駅前八重洲一丁目東A地区第一種市街地再開発事業

 路地を入ったこの角地側に高さ約250mの超高層棟が建設されます。八重洲では最も高い超高層ビルとなります。



東京駅前八重洲一丁目東A地区第一種市街地再開発事業

 仮囲いの中です。作業予定では地中障害撤去、山留工事、杭工事となっていました。



東京駅前八重洲一丁目東A地区第一種市街地再開発事業

 外堀通り側から撮影。



東京駅前八重洲一丁目東A地区第一種市街地再開発事業

 金券ショップと消費者金融ビルが再開発に参加しておらず目立ってしまっています。この右側でも複数のビルが再開発に参加しておらず虫食いの敷地となっていますが、せめてここだけでもキレイに区画にして欲しかったです。ただ、歴史的に見ると丸の内、大手町側は大名屋敷街だったことからまとまった土地となっており虫食いはなく、八重洲側は商人の街だったため土地が細かく分かれていたことから小規模なビルが建ち並ぶ今の姿に繋がっているとのことです。



東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業のお知らせ

 建築計画のお知らせです。

■物件概要■
計画名:東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業施設建築物等新築工事
所在地:東京都中央区八重洲一丁目201番地の一部、203番地の一部、205番地の一部、207番地の一部
交通:JR各線「東京」駅、東京メトロ・都営地下鉄「日本橋」駅
用途:事務所、飲食店舗、劇場、集会所、診療所、共同住宅、自動車車庫
階数:地上51階、塔屋1階、地下4階
高さ:249.72m(最高高さ249.72m)
構造:鉄骨・一部鉄骨鉄筋コンクリート造
基礎工法:杭基礎
敷地面積:10,604.25
建築面積:8,388.50
延床面積:225,063.24
建築主:東京駅前八重洲一丁目東B地区市街地再開発組合
参加組合員:東京建物、都市再生機構
設計者:大林組
施工者:大林・大成建設共同企業体(代表者:大林組)
工期:2021年10月1日着工〜2025年3月31日竣工予定