虎ノ門・麻布台プロジェクト A街区 2022年4月22日撮影

 虎ノ門・麻布台地区で建設中の地上64階、高さ約330mの「虎ノ門・麻布台プロジェクト A街区」が2022年4月21日に上棟したと森ビルより発表がありました。建築主は虎ノ門・麻布台地区市街地再開発組合で森ビルと日本郵便が参加組合員として参画しています。これは上棟翌日の2022年4月22日に江戸川区の自宅から撮影しました。設計者は森ビル、施工者は清水建設で2023年3月31日竣工予定です。

 森ビルの発表では「虎ノ門・麻布台プロジェクト A街区」の高さは約330mとなっていますが、現地に設置されている建築計画のお知らせでは高さ325.20mとなっています。どちらが正しい数値なのかはわかりませんが大阪の「あべのハルカス」の地上60階、高さ300mを抜いて高さ日本一の超高層ビルとなります。ただ、2027年度に東京駅日本橋口前に完成予定の「Torch Tower(トーチタワー)」が地上63階、高さ390mで計画されているため高さ日本一の座にいるのは数年間だけとなります。

 建築計画のお知らせの名称は「虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業」で、事業者である森ビルでは「虎ノ門・麻布台プロジェクト」として扱われています。ただ、正式発表はされていませんが、森ビルが商標登録を取得した「虎ノ門麻布台ヒルズ(略称:虎麻ヒルズ)」になると言われています。

▼森ビル:ニュースリリース(2022年4月21日)
「虎ノ門・麻布台プロジェクト A街区」上棟



虎ノ門・麻布台プロジェクト 外観イメージ
外観イメージ[出典:DBOXCG]

 「虎ノ門麻布台ヒルズ」全体の完成予想図です。A街区の他に地上64階、高さ262.83mとなる西棟(B-1街区)と地上54階、高さ237.20mとなる東棟(B-2街区)のタワーマンション2棟も建設中で、高さ日本一の超高層ビルに加えて、高さ日本一のタワーマンションも同地区に建ち並ぶことになります。

 A街区の最上部も住宅フロアとなりますが、当ブログでは用途の半分以上が住宅フロアの場合にタワーマンションとして扱っているため、A街区は高さ日本一のタワーマンションからは外しています。



虎ノ門・麻布台プロジェクト A街区 立面図
A街区 立面図[出典:森ビル]

 「虎ノ門・麻布台プロジェクト A街区」は地上64階、高さ325.20m、延床面積46万1773.25峙模の多用途複合の超高層ビルで、地下1階〜4階が大規模商業施設、5〜6階が慶應義塾大学予防医療センター(仮称)、7〜52階が総貸室面積約204,000屐Υ霆牾面積約4,300屬梁腟模オフィス、54階〜64階がアマンとのパートナーシップによる「アマンレジデンス 東京」となります。そして地下1階〜7階には50ヵ国以上、約700人の生徒が在籍するインターナショナルスクール「ブリティッシュ・スクール・イン東京」(約14,000)が併設されます。

 「アマンレジデンス 東京」は総戸数91戸で、居住者専用の約1,400屬痢屮▲泪鵝Ε好僉廚眸えます。建築物環境計画書制度によると分譲となっており、5億円以上すると言われているラ・フェラーリを3台保有するエイベックスの松浦勝人会長はYouTubeで200億円の部屋もあると発言しています。



虎ノ門・麻布台プロジェクト A街区 オフィスントランスイメージ
A街区 オフィスントランスイメージ[出典:森ビル]

 オフィスエントランスの完成予想図です。



虎ノ門・麻布台プロジェクト A街区 基準階平面図
A街区 基準階平面図[出典:森ビル]

 オフィスフロアの基準階貸室面積は約4,300屐別1,290坪)〜約4,840m屐別1,460坪)で、全方位に約18mの奥行きを有する整形な無柱空間となります。基準階貸室面積に幅があるのは中層階に向けて緩やかに膨らむデザインとなっているため階によって面積が異なります。



ブリティッシュ・スクール・イン東京 外観イメージ
ブリティッシュ・スクール・イン東京 外観イメージ[出典:森ビル]

 「ブリティッシュ・スクール・イン東京」の完成予想図です。



虎ノ門・麻布台プロジェクト 配置図
配置図[出典:森ビル]

 各街区の配置図です。B-1街区は東京メトロ南北線「六本木一丁目」駅に、C街区は東京メトロ日比谷線「神谷町」駅に地下通路によって接続します。両街区は延長約700mの東西歩行者通路(地下)によって接続するため、距離はありますが「六本木一丁目」駅から「神谷町」駅まで地上に出ることなく行けるようになります。また、敷地内を貫く地区幹線道路も整備され桜田通り、外苑東通り、麻布通りと繋がるようになります。

 森ビルの大規模再開発では「〇〇ヒルズ 森タワー」となることが多いですが、A街区の建設地の大部分は「麻布郵便局」の跡地となっており、日本郵便も参加組合員として参画しているためビル名に日本郵便を表す「JP」が入る可能性がありそうです。



虎ノ門・麻布台プロジェクト A街区 2019年2月11日撮影

 その「麻布郵便局」です。解体開始直前の2019年2月11日に撮影しました。この一週間後の2019年2月18日〜2019年8月30日の工期で解体されました。ここからは「虎ノ門・麻布台プロジェクト A街区」の上棟を記念して最上階に達するまでの様子を時系列で載せていきます。



虎ノ門・麻布台プロジェクト A街区 2019年3月17日撮影

 2019年3月17日に東京タワーから撮影。「麻布郵便局」の解体が始まっています。



虎ノ門・麻布台プロジェクト A街区 2019年5月12日撮影

 2019年5月12日に六本木ヒルズから撮影。建物本体の解体が始まっていることがわかります。



虎ノ門・麻布台プロジェクト A街区 2019年7月20日撮影

 2019年7月20日に六本木ヒルズから撮影。ほぼ解体が終わっています。



虎ノ門・麻布台プロジェクト A街区 2019年8月24日撮影

 2019年8月24日に東京タワーから撮影。2019年8月30日までの解体工期でしたが見た感じでは解体は終わっているように見えました。「虎ノ門・麻布台プロジェクト A街区」の工期は2019年8月1日着工、2023年3月31日竣工予定のため解体と新築工事が1ヶ月ほど被っています。



虎ノ門・麻布台プロジェクト A街区 2019年10月26日撮影

 2019年10月26日に六本木ヒルズから撮影。既に着工しています。



虎ノ門・麻布台プロジェクト A街区 2019年12月14日撮影

 2019年12月14日にヘリから撮影。かなり大規模な再開発ということがわかります。



虎ノ門・麻布台プロジェクト A街区 2019年12月28日撮影

 2019年12月28日に東京タワーから撮影。写真右側の谷側で掘削が始まっています。



虎ノ門・麻布台プロジェクト A街区 2020年2月28日撮影

 2020年2月28日に六本木ヒルズから撮影。敷地の中の方まで掘削が進んでいます、



虎ノ門・麻布台プロジェクト A街区 2020年3月21日撮影

 2019年3月21日に東京タワーから撮影。まだまだ掘削は続きます。



虎ノ門・麻布台プロジェクト A街区 2020年5月30日撮影

 2019年5月30日に東京タワーから撮影。掘削作業は終わったように見えます。かなり地下深くまで掘っていることがわかります。



虎ノ門・麻布台プロジェクト A街区 2020年8月30日撮影

 2020年8月30日に六本木ヒルズから撮影。



虎ノ門・麻布台プロジェクト A街区 2020年10月25日撮影

 2019年10月25日に東京タワーから撮影。タワークレーンが2基設置されました。



虎ノ門・麻布台プロジェクト A街区 2020年11月19日撮影

 2019年11月19日に東京タワーから撮影。タワークレーンが4基に増えていました。ちなみにこの日は出演させて頂いた指原莉乃さんの番組「さし旅」の撮影で東京タワーにいました。番組では指原さんとココリコ田中さんに東京タワーの展望台で出会う演出でしたが、実際、撮影前の挨拶もなくそのシーンの撮影が初対面でした。



虎ノ門・麻布台プロジェクト A街区 2020年12月6日撮影

 2020年12月6日に六本木ヒルズから撮影。



虎ノ門・麻布台プロジェクト A街区 2020年12月18日撮影

 2020年12月18日にヘリから撮影。



虎ノ門・麻布台プロジェクト A街区 2020年12月26日撮影

 2020年12月26日に東京タワーから撮影。地下部分の鉄骨が組み終わっていました。



虎ノ門・麻布台プロジェクト A街区 2021年2月7日撮影

 2021年2月7日に東京タワーから撮影。地上部の鉄骨が組まれ始めています。



虎ノ門・麻布台プロジェクト A街区 2021年4月10日撮影

 2021年4月10日に東京タワーから撮影。タワークレーンは6基体制となり低層部の形がわかるようになっていました。



虎ノ門・麻布台プロジェクト A街区 2021年5月8日撮影

 2021年5月10日に六本木ヒルズから撮影。周辺の建物と比べると1フロアがかなり大きな超高層ビルということがわかります。



虎ノ門・麻布台プロジェクト A街区 2021年6月20日撮影

 2021年6月20日に東京タワーから撮影。



虎ノ門・麻布台プロジェクト A街区 2021年8月1日撮影

 2021年8月1日に六本木ヒルズから撮影。



虎ノ門・麻布台プロジェクト A街区 2021年8月24日撮影

 2021年8月24日に東京タワーから撮影。



虎ノ門・麻布台プロジェクト A街区 2021年10月9日撮影

 2021年10月9日に六本木ヒルズから撮影。



虎ノ門・麻布台プロジェクト A街区 2021年12月27日撮影

 2021年12月27日に東京タワーから撮影。海抜250mのトップデッキからの撮影ですが見上げる高さになっています。



虎ノ門・麻布台プロジェクト A街区 2022年1月18日撮影

 2022年1月18日に恵比寿ガーデンプレイスタワーから撮影。



虎ノ門・麻布台プロジェクト A街区 2022年3月5日撮影

 2022年3月5日に六本木ヒルズから撮影。タワークレーンの先は東京タワーの高さを超えているかと思います。



虎ノ門・麻布台プロジェクト A街区 2022年4月2日撮影

 2022年4月2日に東京タワーから撮影。このときには塔屋の建設が始まっていました。



虎ノ門・麻布台プロジェクト A街区 2022年4月22日撮影

 2022年4月22日に江戸川区の自宅から撮影。上棟の翌日です。



虎ノ門・麻布台プロジェクト A街区 建築計画のお知らせ

 A街区の建築計画のお知らせです。下記物件概要では高さは330mではなく建築計画のお知らせの数値を採用しています。

■物件概要■
名称:虎ノ門・麻布台プロジェクト A街区
計画名:虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業施設建築物新築工事 A街区
所在地:東京都港区麻布台一丁目314番3外
交通:東京メトロ日比谷線「神谷町」駅、東京メトロ南北線「六本木一丁目」駅
用途:共同住宅(54階〜64階・アマンレジデンス 東京)・事務所(7階〜52階)・店舗・各種学校・駐車場等
総戸数:91戸
階数:地上64階、地下5階
高さ:325.20m(最高325.20m)
構造:鉄骨造(一部鉄骨鉄筋コンクリート・鉄筋コンクリート造)
基礎工法:直接基礎(一部場所打ちコンクリート杭基礎)
敷地面積:24,104.21
建築面積:15,201.25
延床面積:461,773.25
建築主:虎ノ門・麻布台地区市街地再開発組合
参加組合員:森ビル、日本郵便
設計者:森ビル
施工者:清水建設
工期:2019年8月1日着工〜2023年3月31日竣工予定