世界貿易センタービルディング

 解体工事が始まっている「世界貿易センタービルディング」(地上40階、最高高さ162.59m)です。2022年4月7日に撮影しました。

 解体工事の発注者は世界貿易センタービルディングで鹿島建設によって2021年8月1日〜2023年3月31日までの工期で解体工事が行われています。跡地には世界貿易センタービルディング、鹿島建設、東京モノレール、東日本旅客鉄道が建築主で、鹿島建設が設計者、施工者となる地上46階、高さ約235mのオフィスやホテル等で構成される複合ビルが2027年2月の竣工予定で建設されます。



世界貿易センタービルディング

 北西角の低層部です。ビルの周囲にあったデッキのうち建物に接する西側のデッキは解体されています。



世界貿易センタービルディング

 西側には周囲を補強した開口部があります。



世界貿易センタービルディング

 何のための開口部なのかはわかりません。



世界貿易センタービルディング

 先にデッキ部分を解体したのは車両の通路を作るためかと思います。



世界貿易センタービルディング

 別館の解体工事はかなり解体が進んでいました。



世界貿易センタービルディング

 そのため南側低層部も見やすくなっています。また、南側にも補強されている部分があることがわかります。



世界貿易センタービルディング

 別館部分の解体現場です。撮影時には北側の壁が残っていましたが…



世界貿易センタービルディング

 ほとんどの部分の解体が終わって瓦礫の後片付け中といった感じでした。



世界貿易センタービルディング

 南側にも一部構造物が残っていました。



世界貿易センタービルディング

 南館低層部の外壁もかなり見えるようになっていました。



世界貿易センタービルディング

 柱が数本残っていました。



世界貿易センタービルディング

 南館のデッキから見た別館の解体現場です。前までは別館の壁があって見えませんでしたが今は見渡せるようになっています。



世界貿易センタービルディング

 そこから見上げた解体中の「世界貿易センタービルディング」です。



世界貿易センタービルディング

 反対側から撮影。



世界貿易センタービルディング

 東側のデッキ部分はまだ解体されずに残っており、この下の部分は東京モノレールの浜松町駅へのルートとして通れるようになっていますが、4月20日からはそのルートがJR浜松町駅側に切り替わります。また、東側にも補強されている部分があることがわかります。



世界貿易センタービルディング

 北側のデッキ部分も残っており、こちら側も補強されている部分があります。



世界貿易センタービルディング

 少し離れた場所から撮影。



世界貿易センタービルディング

 さらに離れた場所から撮影。ここからは塔屋が見えていたはずですが今はもう見えません。



世界貿易センタービルディング

 こちらは4月2日に東京タワーのトップデッキから撮影した塔屋部分ですが、既に解体が始まっていることがわかります。



世界貿易センタービルディング

 今後はビル本体の解体フェーズに移行していくかと思います。



浜松町二丁目4地区 外観イメージ
外観イメージ[出典:鹿島建設]

 建替え後の完成予想図でA-1棟が「世界貿易センタービルディング」の建替え後の姿です。これら全体は「浜松町二丁目4地区」となっており、A-1棟は「(仮称)浜松町二丁目4地区A街区(A-1棟)」(地上46階、高さ235m)として建設工事が行われます。A-3棟は既に竣工・開業している「世界貿易センタービルディング 南館」(地上39階、高さ197.317m)です。



浜松町二丁目4地区 外観イメージ
外観イメージ[出典:鹿島建設]

 A-2棟部分が別館のあった場所となります。また、A-1棟の高層部はホテルとなります。



浜松町二丁目4地区 施設構成及び敷地外貢献の内容
施設構成及び敷地外貢献の内容[出典:鹿島建設]

 A-1棟は低層部にステーションコアを中心とした施設が配置され、中層部にはオフィスフロア、高層部には国際水準のホテルが配置されます。ステーションコアとはJR、モノレール、バス、タクシー、地下鉄をエスカレータや階段によって繋ぐ縦動線のことです。

 A-2棟にはレセプション会場やDMO活動施設、屋上広場が整備されます。DMOとはDestination Management/Marketing Organizationの略で観光地域づくり法人のことで観光地域づくりの舵取り役となります。



浜松町二丁目4地区 配置図
配置図[出典:鹿島建設]

 A-1棟・A-2棟はJR山手線・京浜東北線「浜松町」駅、東京モノレール「浜松町」駅、都営大江戸線・浅草線「大門」駅に直結する立地で、隣のB街区「日本生命浜松町クレアタワー」やC地区とも接続されます。

 また、JR浜松町駅の北口側では「北口東西自由通路」が整備中で竹芝や汐留方面とペデストリアンデッキで繋がります。またJRの線路と「旧芝離宮恩賜庭園」の間には「港歩行者専用道第1号線」が整備され、さらに駅の南側にある「南口東西自由通路」は再整備予定となっており、浜松町駅周辺の歩行者ネットワークが拡大します。



浜松町二丁目4地区 駅前拠点
駅前拠点[出典:内閣府]

 ステーションコアの完成予想図です。大門駅や浜松町駅への動線がわかりやすくなります。



東京モノレール 浜松町駅 外観イメージ
東京モノレール 浜松町駅 外観イメージ[出典:東京モノレール]

 東京モノレール「浜松町」駅も建替え工事が行われ、2階と3階に分かれている改札口は3階に集約されます。



世界貿易センタービルディング既存本館・別館解体

 解体工事のお知らせです。



(仮称)浜松町二丁目4地区A街区 建築計画のお知らせ

 建築計画のお知らせです。

■物件概要(建て替え前)■
名称:世界貿易センタービル
所在地:東京都港区浜松町二丁目4-1
用途:オフィス、ホール、店舗、展示場、バスターミナル
階数:地上40階、地下3階
高さ:152m(最高高さ162.59m)
構造:鉄骨造(高層部)、鉄骨鉄筋コンクリート造(低層部および地下)
敷地面積:16,080.99
建築面積:9,573.17
延床面積:153,941.22
建築主:東京ターミナル(現:世界貿易センタービルディング)
設計者:日建設計、武藤研究室(武藤構造力学研究所)
施行者:鹿島建設
工期:1967年8月着工〜1970年3月竣工

■物件概要(建て替え後)■
計画名称:(仮称)浜松町二丁目4地区A街区(A-1棟)
所在地:東京都港区浜松町二丁目5番22,37,48他
交通:JR山手線・京浜東北線「浜松町」駅、東京モノレール「浜松町」駅、都営大江戸線・浅草線「大門」駅
用途:バスターミナル、タクシープール、ステーションコア、事務所、店舗、駐車場、駅舎、ホテル等
階数:地上46階、塔屋2階、地下3階
高さ:約235m
構造:鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
基礎工法:直接基礎
敷地面積:約21,100
建築面積:約18,200
延床面積:約314,000
建築主:世界貿易センタービルディング、鹿島建設、東京モノレール、東日本旅客鉄道
設計者:鹿島建設
施行者:鹿島建設
工期:2021年8月(解体含む)〜2027年2月竣工予定(A街区)