日本橋一丁目1・2番地区 イメージパース
イメージパース[出典:内閣府]

 三井不動産が計画している「日本橋一丁目1・2番地区」の開発計画について、国家戦略特別区域会議のもとに設置された東京都都市再生分科会が開催され都市計画(素案)の概要が公開されました。

 同地区はA街区〜D街区に分かれており、A街区には地上27階、地下3階、高さ140m、延床面積約8万5300屬離フィスビルが2027年度着工、2032年度竣工予定で建設されます。建設地は首都高地下化区間の日本橋川に面しており、完成予想図も首都高地下化後のものになっています。

▼内閣府 国家戦略特区:第22回 東京都都市再生分科会 配布資料(2022年4月7日)
資料5 都市再生特別地区(日本橋一丁目1・2番地区)都市計画(素案)の概要(PDF形式:18.9 MB)



日本橋一丁目1・2番地区 位置図
位置図[出典:内閣府]

 計画地は日本橋川の南側で、中央通りを挟んだ東側では「日本橋一丁目中地区」(地上52階、高さ284m、2025年12月竣工予定)が建設中で、西側では「八重洲一丁目北地区」(地上44階、高さ217m、2029年度竣工予定)が計画されています。

 日本橋川のところに灰色で描かれているのが首都高地下化のルートで、それぞれの地区は首都高地下化も前提とした再開発となっています。



日本橋一丁目1・2番地区 配置図
配置図[出典:内閣府]

 「日本橋一丁目1・2番地区」の配置図でA街区〜B街区に分かれており、赤い点線外は同地区には含まれておらず虫食い状態の再開発となります。



日本橋一丁目1・2番地区 計画概要
計画概要[出典:内閣府]

 それぞれの街区の計画概要です。日本橋川には面していないA・B街区は2032年度の竣工予定ですが、日本橋川に面したC・D街区は2034年度の竣工予定と少し遅くなっています。また、関連する基盤整備として整備される花の広場や水辺の歩行者ネットワークは2040年度の完成予定となっています。



日本橋一丁目1・2番地区 断面イメージ
断面イメージ[出典:内閣府]

 A街区は地上27階、地下3階、高さ140m、延床面積約8万5300峙模で、低層部に店舗と文化体験施設が入る超高層オフィスビルとなります。B街区は地上5階、高さ20m、延床面積約710峙模で店舗が入る情報発信・交流施設が整備されます。



日本橋一丁目1・2番地区 イメージパース
イメージパース[出典:内閣府]

 東側から見た完成予想図です。左側が日本橋川に面したC・D街区で、右側が超高層オフィスビルが建設されるA街区です。



日本橋一丁目1・2番地区 イメージパース
イメージパース[出典:内閣府]

 この広場となっている場所が西河岸橋橋詰となるD街区で、その隣の建物が地上5階、高さ20m、延床面積約1490峙模の事務所や店舗で構成されるC街区です。



日本橋一丁目1・2番地区 イメージパース
イメージパース[出典:内閣府]

 超高層オフィスビルとなるA街区は百尺(31m)の軒線・表情線が継承されます。



日本橋一丁目1・2番地区 イメージパース
イメージパース[出典:内閣府]

 D街区から見た日本橋川方面です。左端に描かれているのはD街区内に建設される地上1階、高さ6m、延床面積約40屬療絞泙任后



日本橋一丁目1・2番地区 川沿いの賑わい創出のイメージ
川沿いの賑わい創出のイメージ[出典:内閣府]

 日本橋川沿いの河川区域内と敷地内の空間を一体的に整備し、水辺の歩行者ネットワークやオープンスペースなど賑わいを創出します。



日本橋一丁目1・2番地区 花の広場イメージパース
イメージパース[出典:内閣府]

 日本橋の目の前には花の広場(日本橋橋詰)が再整備されます。隣のビルは同再開には参加していませんが、日本橋川沿いには遊歩道が整備され水辺の歩行者ネットワークによって同再開発に繋がります。



日本橋一丁目1・2番地区 歩行者基盤の整備イメージ
歩行者基盤の整備イメージ[出典:内閣府]

 同地区における歩行者基盤の整備イメージです。



日本橋一丁目1・2番地区 歩行者ネットワークの整備イメージ
歩行者ネットワークの整備イメージ[出典:内閣府]

 地下・地上・デッキレベルの歩行者ネットワークの整備イメージです。東京メトロ「日本橋」駅に直結する地下通路や、地上・地下結節空間となる屋内広場などが整備されます。



日本橋一丁目1・2番地区 上空通路の整備イメージ
上空通路の整備イメージ 視点[出典:内閣府]

 歩行者ネットワークの整備イメージの視点,ら見た完成予想図です。ここには隣で計画されている「八重洲一丁目北地区」に繋がるデッキが整備されます。



日本橋一丁目1・2番地区 導入空間の整備イメージ
導入空間の整備イメージ 視点[出典:内閣府]

 中央通り沿いです。両側は既存ビルが残りますが、その隙間にはA街区のビル本体に繋がる通路が整備されます。



日本橋一丁目1・2番地区 整備イメージ
整備イメージ 視点[出典:内閣府]

 日本橋川方面のエントランスです。赤い大きな矢印は屋外から視認できるバリアフリー動線となっています。



日本橋一丁目1・2番地区 屋内広場の整備イメージ
屋内広場の整備イメージ[出典:内閣府]

 エントランスを入ると地上・地下結節空間となる屋内広場があります。地下レベルとデッキレベルで隣接街区へ接続できるよになります。



日本橋一丁目1・2番地区 地下広場の整備イメージ
地下広場の整備イメージ[出典:内閣府]

 中央通りの地下にある日本橋駅の地下空間が拡張され、約230屬涼浪執場が整備されます。



日本橋一丁目1・2番地区 地下レベルの歩行者ネットワーク
地下レベルの歩行者ネットワーク[出典:内閣府]

 中央通りの下の地下広場とA街区は地下通路で接続され、隣の「八重洲一丁目北地区」とも地下通路で接続されます。また、地下広場は「日本橋一丁目中地区」とも接続されるため、中央通りを挟んだ東西方向の繋がりが強化されます。



日本橋一丁目1・2番地区 日本橋川沿いエリアにおける歩行者ネットワーク
日本橋川沿いエリアにおける歩行者ネットワーク[出典:内閣府]

 日本橋川沿いの5地区は連携しており駅、街、川を繋ぐ地上・地下・デッキレベルの歩行者ネットワークが整備されます。



日本橋一丁目1・2番地区 A街区 文化体験施設の整備
文化体験施設の整備[出典:内閣府]

 A街区には文化体験施設が整備されます。



日本橋一丁目1・2番地区 B街区 情報発信・交流施設の整備
情報発信・交流施設の整備[出典:内閣府]

 B街区には情報発信・交流施設(約300)や、名橋「日本橋」や日本橋川を一望することができる展望テラスが整備されます。



日本橋一丁目1・2番地区

 2020年12月18日にヘリから撮影した「日本橋一丁目1・2番地区」方面です。計画地に赤い網掛けをしました。既存ビルが結構残ってしまいます。



日本橋一丁目1・2番地区

 日本橋から撮影。街頭ビジョンのあるビル等は同再開発には含まれていません。信号のところにある角地のビルがB街区となります。



日本橋一丁目1・2番地区

 A街区方面です。



日本橋一丁目1・2番地区

 C・D街区方面です。

■物件概要(A街区)■
事業名:日本橋一丁目1・2番地区市街地再開発事業(A街区)
所在地:東京都中央区日本橋1丁目
交通:東京メトロ銀座線・東西線・都営浅草線「日本橋」駅
用途:事務所、店舗、文化体験施設、駐車場等
階数:地上27階、地下3階
高さ:約140m
敷地面積:3,590
延床面積:85,300
事業者:日本橋一丁目1・2番地区市街地再開発準備組合
事業協力者:三井不動産、東急不動産
コンサルタント:都市ぷろ計画事務所
関係権利者:清水建設
工期:2027年度着工〜2032年度竣工予定