浜松町で建設中の「浜松町二丁目地区第一種市街地再開発事業」(地上46階、最高高さ185.43m)の建設地です。2022年4月7日に撮影しました。低層部がオフィスフロア、中高層部が住宅となるタワーマンションとなり、隣には港区文化芸術ホールも建設されます。
規模は地上46階、塔屋2階、地下2階、高さ180.98m、最高高さ185.43m、延床面積7万4873.73�屐∩躙与�約400戸、建築主は浜松町二丁目地区市街地再開発組合で参加組合員として世界貿易センタービルディング、鹿島建設、三井不動産レジデンシャル、三菱地所レジデンスが参画。設計者と施工者は鹿島建設でタワーマンション部は2024年11月の竣工、港区文化芸術ホールは2026年12月24日予定となっています。
以前はかなり地下深くまで見えていましたが、地下の工事が進んでいるようで底が地上に近付いてきました。
地下部の工事が続いているため見た目的には以前との差を感じません。
背後の白い建物は「東京都交通局大門庁舎」で「港区文化芸術ホール」が入る中層棟の建設地となります。
右端は撮影場所の「世界貿易センタービルディング南館(業務棟)」のデッキで、今はどこにも繋がっておらず行き止まりとなっていますが、将来的には「浜松町二丁目地区第一種市街地再開発事業」も含めて周辺の再開発ビルへと繋がります。
通常、行き止まりのデッキは他へ繋がるまで封鎖されますが、ここは封鎖されずに行けるようになっているのでこうして場所を変えて建設地を望むことができます。
建設地を適当にズームです。
写真を見ていて気付きましたが右上に見えている仮設トイレが12個もありますね。それだけここで働いている人が多いということですね。ただ、隣で解体中の「世界貿易センタービルディング」も施工者が鹿島建設なので、そこの作業員も利用しているのかもしれません。
地上から撮影。奥が解体中の「世界貿易センタービルディング」(地上40階、高さ162.59m)で高さ235mの超高層ビルへ建替えられます。そのため「浜松町二丁目地区第一種市街地再開発事業」は北側から東側にかけて超高層ビルが3棟並ぶため景色はほぼなくなります。
ところで足場が組まれて見えなくなっていた外装モックアップが再び見えるようになっていました。
特に以前と変更がないように見えますが、どこか細部が変更されているのかもしれません。
住宅フロアのモックアップにズームです。完成予想図はグレー系のデザインとなっていますが、茶系のデザインに変更になっているのかもしれません。
イメージパース[出典：東京都港区]
その「浜松町二丁目地区第一種市街地再開発事業」の完成予想図です。図の左側（西側）は東京タワービューとなります。
断面図[出典：東京都港区]
高層棟の低層部はオフィスフロア、中高層部が住宅フロアとなります。住宅フロアは隣の港区文化芸術ホールの高さ49.73mよりも高い場所に位置しているため、マンションだと20階相当となる高さ60mあたりからが住宅フロアとなりそうです。
計画地位置図[出典：東京都港区]
建設地の東側にはJR山手線・JR京浜東北線・東京モノレール「浜松町」駅、北側には都営大江戸線・浅草線「大門」駅があり、それぞれの駅にはデッキ等を経由して駅直結となります。
建築計画のお知らせです。
■物件概要■
名称：浜松町二丁目地区第一種市街地再開発事業 施設建築物
住所：東京都港区浜松町二丁目地内
交通：JR山手線・JR京浜東北線・東京モノレール「浜松町」駅、都営大江戸線・浅草線「大門」駅
用途：共同住宅、事務所、店舗、港区文化芸術ホール、地下鉄施設、駐車場 等
総戸数：約400戸
階数：地上46階、塔屋2階、地下2階
高さ：180.98m（最高高さ185.43m）（高層部）、49.73m（中層部）
構造：鉄筋コンクリート造（高層部）、鉄骨造（中層部）
基礎工法：直接基礎（高層部）、杭基礎（中層部）
敷地面積：5,888.55��
建築面積：4,423.80��
延床面積：74,873.73��
建築主：浜松町二丁目地区市街地再開発組合
参加組合員：世界貿易センタービルディング、鹿島建設、三井不動産レジデンシャル、三菱地所レジデンス
設計者：鹿島建設 一級建築士事務所
施工者：鹿島建設
工期：2021年3月13日着工〜2026年12月24日全体竣工予定（高層棟は2024年11月竣工予定）
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