(仮称)札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業 イメージパース
イメージパース[出典:札幌市]

 札幌駅前の大規模再開発「(仮称)札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業」(地上35階、高さ約200m)について、地権者の一人である平和不動産より都市計画決定についての発表がありました。

 同再開発の事業者は札幌駅南口北4西3地区市街地再開発準備組合(代表者:ヨドバシホールディングス)で平和不動産は地権者として準備組合に加入しており、地上35階、地下6階、高さ約200m、延床面積約21万200峙模の業務・商業・宿泊・駐車場等で構成される超高層複合ビルが計画されています。

 今後のスケジュールは2022年度に再開発組合設立認可、2023年度に権利変換計画認可を経て2023年度に工事着手、そして2028年度に竣工予定となっています。


▼平和不動産(2022年4月6日)
「北4西3地区第一種市街地再開発事業」都市計画決定のお知らせ

▼札幌市(2022年3月16日)
(仮称)札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業 環境影響評価書
※縦覧 令和4年3月15日から4月13日まで

▼札幌市:都市計画の決定・変更のお知らせ(令和3年度)(2022年3月8日)
北4西3地区 説明資料



(仮称)札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業 断面イメージ
断面イメージ[出典:平和不動産]

 フロア構成は低層部が商業施設、中層部がオフィス、そして高層部がホテルとなります。現地には「ヨドバシカメラ」建設地予定地の看板があることから商業施設はヨドバシカメラが核店舗となりそうです。



(仮称)札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業 断面イメージ
断面イメージ[出典:札幌市]

 元画像が小さくて文字が読みにくいですが、都市計画決定時の資料に掲載されている断面図です。商業施設部には1〜8階の吹抜け空間となるガレリアが整備され、そして地下鉄改札と接続する地下2階から地上を繋ぐターミナルコアが整備されます。



(仮称)札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業 地下ネットワーク整備
地下ネットワーク整備[出典:札幌市]

 紫色部分が既存の通路で、そこに新たに北条5状地下通路と、西三丁目線地下通路、そして地区内貫通通路が整備されます。これにより地下ネットワークが強化され、北海道新幹線の札幌駅方面からのアクセスも向上します。



(仮称)札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業 ガレリアイメージ
ガレリアイメージ[出典:札幌市]

 1〜8階まで吹抜けとなるガレリアの完成予想図です。ビル内を東西に貫く貫通通路にもなります。勝手な予想ですが、このガレリアを境に北側(JR札幌駅)側の商業施設はヨドバシカメラで、南側の商業施設は一般テナントという構成もありそうです。



(仮称)札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業 ターミナルコアイメージ
ターミナルコアイメージ[出典:札幌市]

 地下鉄の改札に繋がるターミナルコアの完成予想図です。札幌は雪国ということもあって地下ネットワークが発達しており、札幌駅からすすきの駅まで地下だけで行くことも可能です。



(仮称)札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業 位置図
位置図[出典:平和不動産]

 計画地はJR札幌駅の真正面で旧札幌西武跡地を含む四方が道路に囲まれた一帯となっています。「JRタワー」(地上38階、高さ173m)の右側では同再開発を超す高さとなる「(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業」(地上43階、高さ約245m)が建設されます。



(仮称)札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業 事業の実施区域位置図(広域)
事業の実施区域位置図(広域)[出典:札幌市]

 計画地の西側は札幌駅前通に面しており、地下には地下鉄南北線「さっぽろ」駅があります。他にもJR「札幌」駅や東豊線「さっぽろ」駅、少々距離はありますが東西線「大通」駅も地下通路を通って行けるようになります。



(仮称)札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業

 2021年11月6日にセスナから撮影した札幌駅方面です。位置図と同じような方向からの空撮で矢印を入れたあたりが「(仮称)札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業」の計画地です。



(仮称)札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業

 赤い網掛けをした場所が計画地でそのすぐ右側が駅前広場で、さらに右側の低層の大きな建物が札幌駅がある駅ビルです。



(仮称)札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業

 現在の北海道で最も高い超高層ビルは右側の「JRタワー」(地上38階、高さ173m)ですが、写真下の駐車場がある場所では「(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業」(地上43階、高さ約245m)が建設されます。また、写真外の右の方では北海道最高層タワマンとなる「ONE札幌ステーションタワー」(地上48階、高さ175.20m)も建設中です。そのため将来の北海道における超高層ビルランキングは以下のようになります。

1位:札幌駅交流拠点北5西1・西2地区(地上43階、高さ約245m、2029年度)
2位:札幌駅南口北4西3地区(地上35階、高さ約200m、2028年度)
3位:ONE札幌ステーションタワー(地上48階、高さ175.20m、2024年)
4位:JRタワー(地上38階、高さ173m、2003年)
5位:D’グラフォート札幌ステーションタワー(地上40階、最高高さ143.15m、2007年)



(仮称)札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業

 その「JRタワー」の展望室から見た「(仮称)札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業」の計画地です。敷地の大部分は2009年に閉店した西武百貨店札幌店の跡地です。2011年にヨドバシカメラが跡地を取得して建物が解体されました。



(仮称)札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業

 2021年11月6日に撮影した現地の様子です。札幌駅前通がある北西側から撮影。



(仮称)札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業

 南西側から撮影。仮囲いには「ヨドバシカメラ」建設地予定地の看板があります。



(仮称)札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業

 南東側から撮影。



(仮称)札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業

 北東側から撮影。南西側は西武百貨店が解体されたまま放置されていますが、こちら側は駐車場として利用されています。



(仮称)札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業 工事工程表
工事工程表[出典:札幌市]

 工期は約56ヵ月を予定しています。

■物件概要■
名称:(仮称)札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業
所在地:北海道札幌市中央区北4条西3丁目
交通:JR「札幌」駅、地下鉄南北線・東豊線「さっぽろ」駅
用途:業務、商業、宿泊、駐車場等
駐車場台数:約740台
階数:地上35階、地下6階
高さ:約200m
構造:鉄骨造 一部 鉄骨鉄筋コンクリート造
敷地面積:約10,660屐A街区[北棟]:約5,330屐B街区[南棟]:約5,330屐
建築面積:約9,800屐A街区[北棟]:約4,900屐B街区[南棟]:約4,900屐
延床面積:約210,200屐A街区[北棟]:約72,900屐B街区[南棟]:約137,300屐
建築主:札幌駅南口北4西3地区市街地再開発準備組合(代表者:ヨドバシホールディングス)
工期:2023年度着工〜2028年度竣工予定