中銀カプセルタワービル

 4月から解体が始まる「中銀カプセルタワービル」(地上13階、高さ42.13m)です。1972年に竣工した黒川紀章氏の代表作で、140個の交換可能な10屬離プセル(部屋)でできています。

 カプセルは交換可能な設計になっていますが、実際に交換するとなると困難かつ老朽化も進んでいることから解体が決定しています。解体の発注者は銀座八丁目開発合同会社、施工者は東京ビルド、2022年4月12日〜12月29日の工期で解体工事が行われます。



中銀カプセルタワービル

 「中銀カプセルタワービル」の「中銀」は「なかぎん」と読みます。銀行のビル?と思うかもしれませんが同ビルを管理している会社名です。



中銀カプセルタワービル

 カプセルの一部は美術館への寄贈や宿泊施設として再利用する計画があるとのことで、ビル本体を解体する前にカプセルを取り外す工事から行われることになりそうです。



中銀カプセルタワービル

 ビルの西側には首都高とは別の無料区間の道路として知られる東京高速道路(KK線)が通っています。





 その東京高速道路(KK線)から動画撮影した「中銀カプセルタワービル」です。1年後には見られなくなっている景色です。



中銀カプセルタワービル

 遠目からでも老朽化していることがわかります。



中銀カプセルタワービル

 こういったビルはもう二度と現れないと思うので解体は残念ですが、民間の建物なので仕方がないですね。



中銀カプセルタワービル

 近くから見上げた「中銀カプセルタワービル」です。



中銀カプセルタワービル

 こういった建物を設計する人はいても、実際に建設しようとする事業者はなかなか現れないのでしょうね。



中銀カプセルタワービル

 右に見えている超高層ビルは「電通本社ビル」(地上48階、最高k高さ213.337m)で、そこから見た「中銀カプセルタワービル」も最後の方に載せています。



中銀カプセルタワービル

 手前では鬼工事として「中銀本社ビル」と「城山ビル」の解体工事が行われています。



中銀カプセルタワービル

 南東側から撮影。



中銀カプセルタワービル

 こちらには配管等が見えるカプセルがあります。



中銀カプセルタワービル

 南西側から撮影。



中銀カプセルタワービル

 西側から見上げた様子です。



中銀カプセルタワービル

 この下に出入口がありました。



中銀カプセルタワービル

 その隣には「中銀カプセルタワービル」の銘板がありますが、濁点が外れて「タワーヒル」になっていました。



中銀カプセルタワービル

 カレッタ汐留から見下ろした「中銀カプセルタワービル」です。左の棟が11階建てで右の棟が13階建てとなっています。



中銀カプセルタワービル

 空撮はないか探してみたら2015年10月の写真に辛うじて写っていました。



中銀カプセルタワービル 解体工事のお知らせ

 解体工事のお知らせです。

■物件概要■
名称:中銀カプセルタワービル
所在地:東京都中央区銀座8丁目16-10
交通:ゆりかもめ・都営大江戸線「汐留」駅、JR山手線・都営浅草線・東京メトロ銀座「新橋」駅、都営大江戸線「築地市場」駅
用途:集合住宅
総戸数:140戸
階数:地上11〜13階、地下1階
高さ:42.13m
構造:鉄骨鉄筋コンクリート造 一部鉄骨造
敷地面積:441.89
建築面積:429.51
延床面積:3,091.23
建築主:中銀マンシオン
設計者:黒川紀章(黒川紀章建築都市設計事務所)
施工者:大成建設(カプセル制作:大丸装工部)
工期:1972年4月竣工
解体工期:2022年4月12日〜2022年12月29日予定