日本橋室町一丁目地区
イメージパース[出典:内閣府]

 日本橋室町で計画されている「日本橋室町一丁目地区第一種市街地再開発事業」の事業者となる日本橋室町一丁目地区市街地再開発組合の設立認可申請に係る事業計画が、東京都中央区にて縦覧開始となりました。中央区のHPではお知らせのみで内容は掲載されていません、が建設通信新聞には概要が掲載されました。

 計画地はA〜D街区に分かれておりA街区は地上33階、塔屋3階、地下4階、高さ約179m、延床面積約11万5470屐店舗・オフィス・住宅等で構成される複合ビルで、2024年6月末に着工、2030年5月末の竣工予定で計画されています。他の街区は日本橋川に面した小さな街区で店舗や倉庫が2029年6月〜2030年5月末の工期で計画されています。以前の情報と変わりなければ事業協力者は三井不動産と清水建設です。

▼建設通信新聞(2022年3月22日)
日本橋室町一丁目再開発/11.5万屬梁腟模複合施設/950億投じ24年6月着工

▼内閣府 国家戦略特区:第15回 東京都都市再生分科会 配布資料(2019年4月23日)
資料6 都市再生特別地区(日本橋室町一丁目地区)都市計画の概要

※今回のブログに掲載しているイメージ図は全て2019年4月時点のもののため、最新の図とは異なっている箇所がある可能性があります。



日本橋室町一丁目地区
断面イメージ[出典:内閣府]

 A街区のフロア構成は地下4階〜地下2階に駐車場(261台)、地下1階〜地上3階に店舗、4階にエスカレーター乗り換え機能、5階にオフィスロビー、6階に事務所、7階に貢献施設、8〜27階に事務所、28〜33階に住宅(113戸)で計画されています。



日本橋室町一丁目地区
整備平面イメージ[出典:内閣府]

 A街区は日本橋を渡った先の中央通り沿いで元々道路があった場所に貫通通路が整備されます。B〜D街区は日本橋川沿いで首都高地下化のルート上に位置しており、首都高の高架撤去を見越して川沿にプロムナードが整備されます。

 C街区とD街区の間に描かれている人道橋は「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業」(地上52階、高さ284m)の敷地と繋げる構想です。



日本橋室町一丁目地区
むろまち小路イメージ[出典:内閣府]

 貫通通路部分の完成予想図です。営業時間外でも通れる通路で計画されています。



日本橋室町一丁目地区
イメージパース[出典:内閣府]

 中央通りから見た低層部の完成予想図です。既に規制は撤廃されていますが、この辺りは高さを31m制限する百尺規制により高さ31mのビルが並んでいたため、再開発ビルは高さ31mラインでセットバックすることによって統一感のある街並みを形成しています。完成予想図を見るとここも高さ31mでセットバックしています。



日本橋室町一丁目地区
イメージパース[出典:内閣府]

 路地側の完成予想図です。



日本橋室町一丁目地区
イメージパース[出典:内閣府]

 B街区、C街区、D街区の完成予想図です。



日本橋室町一丁目地区
イメージパース[出典:内閣府]

 完成してもしばらくの間は暗い場所となりそうですが、首都高地下化が完了すると開放感のある明るい場所へと生まれ変わりそうです。



日本橋室町一丁目地区
首都高地下化ルート[出典:内閣府]

 D街区の真下の地下の浅いところが首都高地下化のルートとなります。



日本橋室町一丁目地区
位置図[出典:内閣府]

 計画地は東京メトロ半蔵門線・銀座線「三越前」駅の目の前に位置しており駅直結となります。他にもJR総武本線「新日本橋」駅や東京メトロ東西線・銀座線、都営浅草線「日本橋」駅、そしてJR「東京」駅も徒歩圏です。

 オレンジ色の点線で囲まれた部分では再開発ビルが建設・計画中で、全てが完成すると高さ200mを超える超高層ビルが複数建ち並びます。これにより東京駅周辺と日本橋地区の超高層ビル群が繋がり巨大な超高層ビル群がさらに広がることになります。



日本橋室町一丁目地区第一種市街地再開発事業

 2019年12月14日にヘリから撮影した「日本橋室町一丁目地区第一種市街地再開発事業」の計画地です。三越前の赤い網掛けをした場所がA街区で地上33階、高さ約179mの超高層ビルが建設されます。



日本橋室町一丁目地区第一種市街地再開発事業

 首都高沿いの赤い網掛けをした場所がB〜D街区です。A街区の28〜33階は総戸数113戸の住宅となりますが、東京駅周辺の超高層ビル群を目の前に臨む凄い光景が広がりそうです。



日本橋室町一丁目地区第一種市街地再開発事業

 日本橋はゆっくりと再開発が進んでいるイメージでしたが、首都高地下化により再開発が活発になってきた感じがします。



日本橋室町一丁目地区第一種市街地再開発事業

 きっとまだ表に出ていない再開発もあると思うので、首都高地下化が完了する頃にはこの超高層ビル群の超高層ビル密度がかなり高くなっていそうです。



日本橋室町一丁目地区第一種市街地再開発事業

 地上から見た「日本橋室町一丁目地区第一種市街地再開発事業」のA街区方面です。奥の高層ビルの手前から大黒屋が入るビルまでが計画地です。



スルガビル

 日本橋を渡った先にある角地の「スルガビル」は三井不動産が取得していますが、同再開発に関わってくるのかどうかは不明です。

■物件概要(A街区)■
計画名:日本橋室町一丁目地区第一種市街地再開発事業 A街区
所在地:東京都中央区日本橋室町1丁目5、6、8の一部
交通:東京メトロ半蔵門線・銀座線「三越前」駅直結
用途:事務所、住宅、店舗等
総戸数:113戸
階数:地上33階、塔屋3階、地下4階
高さ:約179m
構造:SRC・RC・S造
敷地面積:約4,800
延床面積:約115,470
建築主:日本橋室町一丁目地区市街地再開発組合(予定)
事業協力者:三井不動産、清水建設
コンサルタント:日建設計
工期:2024年6月末着工〜2030年5月末竣工予定