(仮称)相模大野4丁目計画 外観イメージパース
外観イメージパース[出典:相模原市]

 伊勢丹相模原店跡地に建設される相模原市内最高層タワーマンション「(仮称)相模大野4丁目計画」(地上41階、高さ約153m)の環境影響評価書の縦覧が開始されました。資料には準備書からの変更箇所も記載されていましたがここでは割愛し、どういった計画なのかを今回の資料と昨年11月の事業者である野村不動産のニュースリリースを元にまとめています。

 規模は地上41階、地下1階、高さ約153m(建築基準法上の高さ約146m)、敷地面積約10,187屐延床面積約8万5000屬覗躙与687戸の分譲のタワーマンションとなります。設計と施工は三井住友建設で2022年3月着工、2025年7月竣工と供用開始予定となっています。

 同マンションについてはCO2排出量実質ゼロのプラウドシリーズとなることが決定しており、東京ガスの「カーボンニュートラル都市ガス」を全戸に導入、実質再生可能エネルギー100%の電気料金プラン「さすてな電気」や相模原市内にある卒 FIT 太陽光由来等の再生エネルギーの採用を予定しています。また、電気自動車の普及を見据えて屋内平置き駐車場約200台全区画に充電用コンセントが設置されます。さらに急速充電器付きの来客者用駐車場や、電気自動車のカーシェアなどが予定されています。

▼相模原市:環境影響評価 (2022年2月24日)
「(仮称)相模大野4丁目計画」環境影響評価書の縦覧について
※縦覧期間:令和4年2月24日〜3月25日

▼野村不動産:プレスリリース(2021年11月9日)
国内初 電気・ガス CO2排出量実質ゼロの分譲マンション建築決定 プラウドシリーズ「(仮称)相模大野 4 丁目計画」(旧伊勢丹跡地) ―再生可能エネルギーによる電気自動車充電設備を駐車場全区画に設置―



(仮称)相模大野4丁目計画 マリオン及びガラス手摺の景観的効果
マリオン及びガラス手摺の景観的効果[出典:相模原市]

 「(仮称)相模大野4丁目計画」では景観に及ぼす影響を可能な限り回避・低減するために、相模原市景観計画に基づく色彩を選定し周辺地域との調和を図り、マリオンやガラス手摺を用いて陽光の変化によって豊かな色彩を持つデザインとなります。また、マリオンによって建物を水平方向・垂直方向に分節し、単調さや威圧感の軽減も行っています。



(仮称)相模大野4丁目計画 広場イメージパース
広場イメージパース[出典:野村不動産]

 2階部分に整備される広場の完成予想図です。相模大野駅前から続くコリドー街の先にある既存ペデストリアンデッキと接続され、そのまま「グリーンホール相模大野」方面へ通り抜けられるようになります。



(仮称)相模大野4丁目計画 断面図
断面図[出典:相模原市]

 住宅棟となる地上41階、地下1階の高層棟と、店舗が入る地上2階、地下3階の低層棟で構成されます。



(仮称)相模大野4丁目計画 立面図
立面図[出典:相模原市]

 立面図です。



(仮称)相模大野4丁目計画 位置図
位置図[出典:相模原市]

 場所は小田急「相模大野」駅の西側で伊勢丹相模原店の跡地です。相模大野駅は小田急小田原線と小田急江ノ島線の2路線があり、駅前には大型商業施設もある主要駅の一つとなっています。



(仮称)相模大野4丁目計画 位置図
位置図[出典:相模原市]

 相模大野駅と計画地の間は商店街のコリドー街で歩道部分には屋根が付いています。駅前デッキとの接続部でほんの少し屋根は途切れますが、多少の雨ならば傘なしで駅まで行くことができる立地となっています。



(仮称)相模大野4丁目計画 土地利用計画図
土地利用計画図[出典:相模原市]

 2階部分には広場も設けられ緑化も行われます。



(仮称)相模大野4丁目計画 歩行者動線
歩行者動線[出典:相模原市]

 2階部分は既存ペデストリアンデッキと接続され、隣接する相模女子大学グリーンホール(相模原市文化会館)まで真っすぐ行けるようになります。



(仮称)相模大野4丁目計画 地下3階平面図
地下3階平面図[出典:相模原市]

 低層棟部の地下には駐輪場が設けられます。



(仮称)相模大野4丁目計画 地下2階平面図
地下2階平面図[出典:相模原市]



(仮称)相模大野4丁目計画 地下1階平面図
地下1階平面図[出典:相模原市]



(仮称)相模大野4丁目計画 1階平面図
1階平面図[出典:相模原市]

 低層棟の1階には商業・地域貢献施設が整備され、高層棟の1階は住民用と思われる駐輪場が整備されます。




(仮称)相模大野4丁目計画 2階平面図
2階平面図[出典:相模原市]

 2階部分は高層棟側にも商業・地域貢献施設が入ります。



(仮称)相模大野4丁目計画 3-12階平面図
3-12階平面図[出典:相模原市]

 3階からが住宅フロアとなります。



(仮称)相模大野4丁目計画 13-23階平面図
12-23階平面図[出典:相模原市]

 13階からは北西側にあった1Rか1DKと思われる部屋がなくなります。



(仮称)相模大野4丁目計画 24階平面図
24階平面図[出典:相模原市]

 24階に1Rか1DKと思われる部屋が突然復活しているので、そこがゲストルームになる可能性が高さそうです。エレベーターも低層用と高層用の全てが止まるようになっているのが平面図からもわかります。



(仮称)相模大野4丁目計画 25-26階平面図
25-26階平面図[出典:相模原市]



(仮称)相模大野4丁目計画 27-29階平面図
27-29階平面図[出典:相模原市]



(仮称)相模大野4丁目計画 30-33階平面図
30-33階平面図[出典:相模原市]

 30階から南西向きの部屋が広くなります。



(仮称)相模大野4丁目計画 34-39階平面図
34-39階平面図[出典:相模原市]



(仮称)相模大野4丁目計画 40階平面図
40階平面図[出典:相模原市]

 最上階の40階では全方向の部屋が広くなります。



(仮称)相模大野4丁目計画 屋上階平面図
屋上階平面図[出典:相模原市]

 屋上の西角にはスカイテラスが設置されます。



(仮称)相模大野4丁目計画

 2021年11月25日に現地から撮影した「(仮称)相模大野4丁目計画」の建設地です。計画地の南側から見た様子で撮影時は伊勢丹相模原店の解体工事が行われていました。



(仮称)相模大野4丁目計画

 伊勢丹相模原店と接続していた既存ペデストリアンデッキから撮影。この方向に地上41階、高さ約153mのタワーマンションが建設されます。



(仮称)相模大野4丁目計画

 伊勢丹相模原店の解体工事はかなり進んでいました。撮影から3ヵ月ほど経っているので今はもう更地になっているかと思います。



(仮称)相模大野4丁目計画

 広場などが整備される低層棟側です。こちらは1階部分がまだ残っていました。CO2排出量を約35%削減するために一部既存建物を再利用することなのでこの部分が残るのかもしれません。



(仮称)相模大野4丁目計画

 北側から撮影。地上から見た感じからしても残る部分かと思いますが、着工から少し経った頃に現地に行って確かめてこようと思います。



(仮称)相模大野4丁目計画

 相模大野駅前から建設地方面を撮影。環境影響評価書にここからの眺望も掲載されていましたが、左端にチラッと見える程度となります。個人的には正面にドン!と見える方が好きですが、人によっては圧迫感を感じるのかもしれません。



(仮称)相模大野4丁目計画 主要な眺望景観
主要な眺望景観[出典:相模原市]

 こちらがその駅前からの眺望です。



(仮称)相模大野4丁目計画 建築計画のお知らせ

 建築計画のお知らせです。当初の計画では地上45階、高さ170mとなっていましたが、地上43階、高さ151mに規模縮小され、そして現在は地上41階、高さ約146m、最高高さ約153mにさらに規模縮小されています。
※ 建築計画のお知らせの数値の方が正しければ高さ約148m、最高高さ約155mとなりそうです。

 「(仮称)相模大野4丁目計画」はプラウドシリーズになることが発表されていますが、相模大野には既に「プラウドタワー相模大野」があります。そのためどういった名称になるのかは予想が難しいタワーマンションとなっています。

■物件概要■
事業名:(仮称)相模大野4丁目計画
所在地:相模原市南区相模大野4 丁目4009番45(伊勢丹相模原店跡地)
用途:共同住宅・商業・地域貢献施設
総戸数:687戸
階数:地上41階、地下3階
高さ:約146m(最高高さ約153m)
構造:鉄筋コンクリート造・一部鉄骨鉄筋コンクリート造
基礎工法:現場造成杭
敷地面積:10,186.49
建築面積:7,800
延床面積:85,000
建築主:野村不動産
設計者:三井住友建設
施工者:三井住友建設
工期:2022年3月中旬着工〜2025年7月竣工・供用開始予定