中野駅新北口駅前エリア拠点施設整備

完成予想図[出典:中野区]

 「中野サンプラザ」や「中野区役所」がある中野駅の北口側で計画されている「(仮称)中野四丁目新北口駅前地区第一種市街地再開発事業」の環境影響評価調査計画書が東京都観光局より公開されました。約1年前の施行予定者候補の選定時では高さ約235m、延床面積約25万7000屬箸覆辰討い泙靴燭、今回公開された資料では地上60階、地下3階、塔屋2階、高さ約262m(建築基準法の高さ約250m)、延床面積約29万8000屬搬腓く規模拡大しています。

 事業者は野村不動産(代表)、東急不動産、住友商事、ヒューリック、東日本旅客鉄道、事業協力者は清水建設、日本郵政不動産、日本設計、電通、ジェイアール東日本ビルディング、野村不動産ホテルズ、野村不動産パートナーズ、東急コミュニティー、リージョンワークス合同会社で2024年度から解体工事に着手し、2025年度着工、2028年度竣工、2029年度供用開始予定となっています。

▼東京都環境局:環境アセスメント(2022年2月7日)
「(仮称)中野四丁目新北口駅前地区第一種市街地再開発事業」環境影響評価調査計画書



中野駅新北口駅前エリア拠点施設整備事業 建物完成予想パース
完成予想図[出典:中野区]

 今回公開された資料には完成予想図の掲載されていなかったため、今回は約1年前公開された完成予想図を掲載しています。そのためデザインも大きく変わっている可能性がありますが、事務所、住宅、店舗、ホテル、ホールといった用途に変更はありません。

 高層部のオフィスフロア部に斜めのラインを入れ「中野サンプラザ」のDNAを継承したデザインとし、夜には光を放ち「中野サンプラザ」を思い出させる演出が計画されています。



(仮称)中野四丁目新北口駅前地区第一種市街地再開発事業 断面図
断面図[出典:東京都環境局]

 高層棟のフロア構成は低層部に店舗、中層部に約1000戸の住宅、高層部に事務所、そして最上部に展望広場と展望ロビー・店舗等となり、そして隣には7000人規模のホールと高さ約58mのホテルを配置する計画となっています。展望台は新宿の超高層ビル群を眺めるには絶好の場所となりそうです。



(仮称)中野四丁目新北口駅前地区第一種市街地再開発事業 断面図
断面図[出典:東京都環境局]

 断面図から階数を数えると1〜5階が店舗、6階に事務所ロビー、住宅ロビー、免振層を挟んで7階に機械室、8〜40階に住宅フロア、再び免振層を挟んで41〜59階にオフィスフロア、59階に展望広場、展望ロビー・店舗等、60階に機械室となります。ただ、塔屋2階のため最上部の機械室は全て塔屋で、住宅とオフィスの間の機械室が2フロアある等の可能性もあります。



(仮称)中野四丁目新北口駅前地区第一種市街地再開発事業 断面図
断面図[出典:東京都環境局]

 ホールは高さ約28m、ホテルは数えると14フロアあり高さは約58mとなります。



(仮称)中野四丁目新北口駅前地区第一種市街地再開発事業 配置図
配置図[出典:東京都環境局]

 高層棟は中野駅北口の目の前となり、その北側にホールとホテルが配置されます。また、高層棟の西側には駅前広場も整備予定となっています。



(仮称)中野四丁目新北口駅前地区第一種市街地再開発事業 整備方針
整備方針[出典:東京都環境局]

 敷地北東角には集いの広場、高層棟とホールの間には道路も整備されます。



中野駅新北口駅前エリア拠点施設整備事業 大ホール完成予想パース
大ホール完成予想パース[出典:野村不動産]

 野村不動産らが昨年5月に中野区と基本協定書の締結時に公開された大ホールの完成予想図です。収容規模は最大7000人で客席は3層の扇形構造となります。1階の平土間のアリーナ席部分はスポーツイベント等にも対応できるスペースとなります。



中野駅新北口駅前エリア拠点施設整備事業 屋上広場完成予想パース
屋上広場完成予想パース[出典:野村不動産]

 その大ホールの屋上には広場を整備する計画となっています。



中野駅新北口駅前エリア拠点施設整備事業 集いの広場完成予想パース
集いの広場完成予想パース[出典:野村不動産]

 大ホールの東側に整備される集いの広場の完成予想図です。



(仮称)中野四丁目新北口駅前地区第一種市街地再開発事業 計画地位置図(現況図)
計画地位置図(現況図)[出典:東京都環境局]

 現在の計画地位置図です。「中野サンプラザ」「中野区役所」の他に駅前の通路や区道も計画地に含まれます。区道は少し北側に移動することになります。



(仮称)中野四丁目新北口駅前地区第一種市街地再開発事業 工事工程表
工事工程表[出典:東京都環境局]

 今後の計画としては2024年度から2025年度に既存建物解体工事を行い、2025年度に着工、2028年度の竣工予定となっています。



中野駅新北口駅前エリア拠点施設整備

 こちらは2020年12月18日にヘリから撮影した中野方面です。高さはありませんが三角形の「中野サンプラザ」(地上21階、高さ92m)がランドマーク的存在となっています。それが地上60階、高さ262mの新たなランドマークに生まれ変わります。



中野サンプラザ

 同じような方向となる中野駅前から見た「中野サンプラザ」です。左の低層の建物が「中野区役所」です。



中野サンプラザ

 1〜4階は2222席の中野サンプラザホールとなっています。建替え後のホールは約7000席に拡大します。



中野サンプラザ

 10〜15階は宴会場、16〜19階はホテルとなっています。



中野区役所と中野サンプラザ

 「中野区役所」はすぐ近くで新庁舎が建設中です。2024年2月の竣工予定で区役所の移転完了後に解体工事が始まることになります。



中野サンプラザ

 敷地北西側から撮影。この撮影場所の真後ろが中野区役所の移転先です。



中野サンプラザ

 「中野サンプラザ」は他に類を見ないデザインでしたが、この建物を見られるのもあと2年程度となりそうです。

■物件概要■
計画名称:(仮称)中野四丁目新北口駅前地区第一種市街地再開発事業
所在地:東京都中野区中野4丁目1番、8番
用途:事務所、住宅、店舗、ホテル、ホール、駐車場等
総戸数:約1000戸
駐車場:約865台
駐輪場:約4,930台
階数:地上60階、塔屋2階、地下3階
高さ:約262m(建築基準法の高さ約250m)
計画地面積:約2.3ha
敷地面積:約18,765
延床面積:約298,000
事業者:野村不動産(代表)、東急不動産、住友商事、ヒューリック、東日本旅客鉄道
協力事業者:清水建設、日本郵政不動産、日本設計、電通、ジェイアール東日本ビルディング、野村不動産ホテルズ、野村不動産パートナーズ、東急コミュニティー、リージョンワークス合同会社
工期:2024年度解体着手、2025年度着工〜2028年度竣工予定
供用:2029年度予定