道玄坂二丁目南地区第一種市街地再開発事業 イメージパース
イメージパース[出典:東京都]

 渋谷の道玄坂沿いでは「道玄坂二丁目南地区第一種市街地再開発事業」が計画されていますが、東京都より同事業を施工する道玄坂二丁目南地区市街地再開発組合の設立を2022年1月19日に認可すると発表がありました。

 同事業は地上30階、高さ約155mの高層棟と地上11階、高さ約60mの中層棟に分かれており、延床面積は両棟合わせて約87,100峙模で計画されています。今後のスケジュールは2022年度に権利変換計画認可と解体工事着手、2023年度に工事着手、そして2026年度に竣工予定です。

 参加組合員は三菱地所、事業協力者は三菱地所と鹿島建設、事業コンサルタントとして都市企画が参画、基本設計は山下設計・三菱地所設計の設計共同体が担当しています。

▼東京都:報道発表(2022年1月18日)
道玄坂二丁目南地区市街地再開発組合の設立を認可します

▼建設通信新聞(2022年1月19日)
道玄坂二丁目南地区再開発/組合設立が認可/延べ8.7万屐2023年度着工

▼三菱地所:ニュースリリース(2022年1月28日)
「道玄坂二丁目南地区第一種市街地再開発事業」再開発組合設立のお知らせ
〜渋谷駅周辺の大規模再開発に初参画〜




道玄坂二丁目南地区第一種市街地再開発事業 断面イメージ
断面イメージ[出典:東京都]

 建設地は道玄坂の坂道の途中で、坂の上側がホテルとなる中層棟、坂の下側の渋谷駅に近い側にオフィスをメインとした高層棟が配置されます。



道玄坂二丁目南地区第一種市街地再開発事業 配置図
配置図[出典:東京都]

 建設地は「渋谷マークシティ ウエスト」(地上23階、高さ95.55m)の北側で中層棟と高層棟の間には広場も整備されます。



道玄坂二丁目南地区第一種市街地再開発事業 整備方針イメージ図
整備方針イメージ図[出典:東京都]

 その広場からは「渋谷マークシティ ウエスト」の4階部分に接続されます。



道玄坂二丁目南地区第一種市街地再開発事業 位置図
位置図[出典:東京都]

 場所は渋谷駅の西側でハチ公広場から徒歩5分程度ですが道玄坂の坂道を登る必要があります。ただ、渋谷マークシティ内の貫通通路を通ればエスカレーターでどんどん登るので楽にアクセスすることができます。



道玄坂二丁目南地区第一種市街地再開発事業

 2019年11月30日に撮影した渋谷駅周辺の空撮です。矢印を入れたあたりが「道玄坂二丁目南地区第一種市街地再開発事業」の計画地です。



道玄坂二丁目南地区第一種市街地再開発事業

 赤い網掛けをした場所が計画地です。



道玄坂二丁目南地区第一種市街地再開発事業

 「渋谷スカイ」から見た「道玄坂二丁目南地区第一種市街地再開発事業」の計画地です。こちらも赤い網掛けをしました。左隣のビルが「渋谷マークシティ ウエスト」(地上23階、高さ95.55m)です。



道玄坂二丁目南地区第一種市街地再開発事業

 「渋谷パルコ」から見た「道玄坂二丁目南地区第一種市街地再開発事業」の計画地方面です。「新大宗ビル」の看板が見える辺りが高層棟の建設場所となります。

 その背後の「渋谷マークシティ ウエスト」の4階には京王井の頭線「渋谷」駅の改札があり、その4階部分と再開発ビルの3階が接続される計画となっています。そのまま広場を経由して道玄坂にも繋がるため新たな歩行者ネットワークが形成されることになります。



道玄坂二丁目南地区第一種市街地再開発事業

 JR渋谷駅に近い側の「道玄坂二丁目南地区第一種市街地再開発事業」の計画地です。



道玄坂二丁目南地区第一種市街地再開発事業

 こちら側が地上30階、高さ約155mの高層棟の建設地となります。



道玄坂二丁目南地区第一種市街地再開発事業

 その隣の駐車場がある場所は再開発には含まれていませんが、奥のビルは同再開発に含まれています。



道玄坂二丁目南地区第一種市街地再開発事業

 その隣の渋谷駅から遠い側が高さ約60mの中層棟の建設地となります。



道玄坂二丁目南地区第一種市街地再開発事業

 道玄坂を登ったところから撮影。手前の小さな建物群は同再開発には含まれていません。渋谷はまだまだ再開発の余地がある場所なので、これからも色々な再開発が出てくるのかもしれませんね。

■物件概要■
計画名称:道玄坂二丁目南地区第一種市街地再開発事業
所在地:東京都渋谷区道玄坂二丁目10番他
用途:事務所、ホテル、店舗、駐車場
階数:地上30階、塔屋2階、地下3階(高層棟)、地上11階、塔屋1階、地下2階(高層棟)
高さ:約155m(高層棟)、約60m(中層棟)
構造:鉄骨造(地上)、鉄骨鉄筋コンクリート造(地下)
敷地面積:約6,720
延床面積:約87,100
建築主:道玄坂二丁目南地区市街地再開発組合
参加組合員:三菱地所
事業協力者:三菱地所・鹿島建設
設計者:三菱地所設計・山下設計設計共同体
工期:2023年度着工〜2026年度竣工予定
総事業費:約767億円