日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 外観イメージパース
外観イメージパース[出典:三井不動産]

 日本橋の大規模再開発「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業」が2021年12月6日に着工したと三井不動産と野村不動産より発表がありました。事業者は日本橋一丁目中地区市街地再開発組合で両社は地権者、保留床を取得する参加組合員ならびに事務局業務受託者として参画しています。

 同再開発の規模は地上52階、塔屋3階、地下5階、高さ約284m、延床面積約36万8700屬如2021年12月6日着工、2026年3月末全体竣工予定となっています。設計者は日建設計、デザインアーキテクトは「ペリ クラーク ペリ アーキテクツ」、施工者は清水建設(C街区)となっています。

▼三井不動産:ニュースリリース(2021年12月7日)
「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業」着工



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 敷地配置図/用途断面図
敷地配置図/用途断面図[出典:三井不動産]

 同再開発の日本橋川側がA街区とB街区、高さ284mの超高層ビルが建設される場所がC街区、既存の「日本橋一丁目三井ビル(コレド日本橋)」(地上20階、最高高さ120.818m)がある場所がD街区となっています。

 フロア構成は以下のようになっています。

■A街区
1階〜2階:店舗
3階〜4階:業務施設

■B街区
1階〜3階:店舗
4階〜7階:住宅(約50戸)

■C街区
地下1階〜4階:商業施設
5階〜7階  :MICE
7階〜8階  :ビジネス支援施設
10階    :低層スカイロビー
11階〜20階 :低層オフィスフロア
22階    :高層スカイロビー
23階〜38階 :高層オフィスフロア
40階    :ホテルロビー、スパ
40階〜47階 :ホテル(197室)
50階    :居住施設ロビー
48階〜51階 :居住施設(約100戸)



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 外観イメージパース
外観イメージパース[出典:三井不動産]

 日本橋川沿いの右がA街区、左がB街区です。日本橋川沿いは野村證券本社の別館、本館、旧館があった場所で、A街区にある「日本橋野村ビル旧館」は保存改修されます。A街区は大林組、B街区は清水建設・錢高組JVが施工を担当します。

 超高層棟となるC街区のオフィスフロアは10階〜20階が基準階面積約1900坪、22階〜38階が基準階面積約1300坪となります。10階と22階部分には屋外スカイガーデンが整備されます。また、39階〜47階のホテル部はヒルトンが運営する最上級ラグジュアリーブランド「ウォルドーフ・アストリア東京日本橋」となり2026年に開業予定です。全197室で3つのレストランと、ウォルドーフ・アストリアを象徴するラウンジ&バー「ピーコック・アレー」、その他にも屋内プール、スパ、フィットネスセンター、宴会場、チャペルを備える予定となっています。

 ホテル部は高さ200m以上となりますが、その上の居住施設は高さ約250mの高さとなります。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 鳥瞰パース
鳥瞰パース[出典:三井不動産]

 首都高が地下化された鳥瞰パースです。ただ、首都高地下化が完了する頃には現在わかっているだけでも他にも複数の超高層ビルが建ち並んでいます。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 日本橋川沿い低層部外観イメージ
日本橋川沿い低層部外観イメージ[出典:三井不動産]

 日本橋川沿いのA街区とB街区の完成予想図です。現在は日本橋川の上空には首都高がありますが今後は撤去されます。右側のA街区は目視では8階建てに見えますが、用途断面図では4階までしか描かれていません。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 中央通り側からの低層部外観イメージパース
中央通り側からの低層部外観イメージパース[出典:三井不動産]

 敷地の東側を通る中央通り側から見た完成予想図です。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 商業施設1階イメージパース
商業施設1階イメージパース[出典:三井不動産]

 商業施設の1階部分の完成予想図です。隣接するD街区(日本橋一丁目三井ビルディング/COREDO日本橋)とは地上3階と地下1階に新たに整備する連絡通路で接続される計画となっています。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 MICEエリア屋外デッキイメージ
MICEエリア屋外デッキイメージ[出典:三井不動産]

 MICE施設として2つの大型ホール(最大収容人数:合計約3,000人)と、会議室、ビジネス交流機能が設けられます。そこには屋外デッキも整備されます。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 オフィスエリア屋外テラスイメージ
オフィスエリア屋外テラスイメージ[出典:三井不動産]

 オフィスエリアには屋外テラスも整備されます。この完成予想図は周りの景色からして高層スカイロビーのある22階部分です。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 オフィスエリア屋外テラスイメージ
オフィスエリア屋外テラスイメージ[出典:三井不動産]

 ここに一般の人が行けるのかどうかは不明です。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 位置図
位置図[出典:三井不動産]

 建設地は東京メトロ銀座線・東西線の「日本橋」駅と都営浅草線「日本橋」駅に囲まれた場所で、北側は日本橋川、東側は中央通り、西側は昭和通りに面しています。東京駅からも徒歩圏の位置となっています。

 東京メトロ銀座線・東西線の「日本橋」駅とは地下1階レベルに整備予定の地下歩道を通じて駅直結となります。また、都営浅草線「日本橋」駅とは新たに改札を整備し駅直結となり。これにより乗り換えなしで羽田空港や成田空港にアクセス可能となります。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 C街区

 2021年10月18日に昭和通り沿いから撮影した「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業」の建設地です。こちらは高さ284mの超高層ビルが建設されるC街区方面です。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 C街区

 C街区の目の前にある歩道橋から撮影。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 C街区

 その歩道橋から見たC街区の様子です。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 C街区

 昭和通りの日本橋駅側から撮影。既存ビルの解体工事が進み空が広くなっています。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 C街区

 A・B街区とC街区の間にある道路から撮影。この背後の日本橋郵便局などがある一帯では「日本橋一丁目東地区」として地上40階、高さ約240m、延べ27万4000屬了務所棟(2030年度竣工予定)、地上52階、高さ約225m、延べ12万屬僚斬霤(2034年度竣工予定)の建設が計画されています。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 C街区

 中央通り側から撮影。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 C街区

 撮影から2ヵ月ほど経っているので既存ビルの地上は全て解体が終わっているかと思います。12月6日の着工が発表されましたが解体工期は2022年3月31日までとなっています。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 C街区 建築計画のお知らせ

 C街区の建築計画のお知らせです。

■物件概要(C街区)■
事業名:日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 新築工事(C街区)
ホテル名:ウォルドーフ・アストリア東京日本橋
所在地:東京都中央区日本橋1丁目32番
用途:オフィス、商業施設、ホテル、居住施設、MICE 施設、ビジネス支援施設、駐車場等
階数:地上52階、塔屋2階、地下5階
高さ:284m
構造:S造、一部RC造及びSRC造
基礎工法:杭基礎、直接基礎
敷地面積:15,560
建築面積:12,600
延床面積:368,700
建築主:日本橋一丁目中地区市街地再開発組合
参加組合員:三井不動産、野村不動産、野村ホールディングス
設計者:日建設計
施工者:清水建設
工期:2021年12月6日着工〜2025年12月31日竣工予定




日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 A街区

 地名ではないブリッジの日本橋とA街区の「野村證券本社 旧館」です。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開 A街区発事業

 旧館は保存改修が行われます。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 B街区

 中央通り側から見たB街区方面です。解体用の足場が組まれているビルが「野村證券本社 本館」、手前が「野村證券本社 別館」です。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 B街区

 B街区は地上7階、地下2階、高さ約31mで1階〜3階が商業施設で4階〜7階が約50戸の住宅となります。隣のC街区とは3階レベルでデッキ接続されます。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 B街区 建築計画のお知らせ

 B街区の建築計画のお知らせです。超高層ではないので物件概要の書き写しは省略します。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

 最後は使いまわしている2020年12月18日にヘリから撮影した「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業」の計画地です。当時はまだ解体工事が始まったばかりでした。日本橋では複数の再開発が控えており、首都高地下化に合わせてどんどん超高層化されていきます。