(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業 施設イメージ
施設イメージ[出典:JR北海道]

 札幌駅に隣接した北5西1・西2地区での大規模再開発「(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業」について、清水・伊藤・岩田地崎・札建・泰進共同企業体を特定業務代行者として選定したと発表がありました。同企業体の代表企業は清水建設で構成員は伊藤組土建、岩田地崎建設、札建工業、泰進建設となっています。

 同再開発の規模は地上46階、地下4階、高さ約250m、延床面積約39万5000屬脳Χ函業務、宿泊、バスターミナルなどで構成されます。早期開業を検討中とのことですが現在は2029年秋の開業予定となっています。この施設イメージは規模感のイメージでデザインは今後具体化されていきますが、隣の地上38階、高さ173mの「JRタワー」を遥かに超える高さの超高層ビルが隣に建設されることになります。

▼JR北海道:ニュースリリース(2021年11月10日)
(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業特定業務代行者の選定について
【社長会見】(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区市街地再開発事業に伴う札幌エスタの閉店について



(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業 施設構成
施設構成[出典:JR北海道]

 「JRタワー」前には商業施設の「札幌エスタ」がありますが同再開発で建て替えとなり、隣の超高層棟と一体となった商業施設へ生まれ変わります。超高層棟の中層部はオフィスフロア、高層部はホテルとなります。図を見る限りでは客室は「JRタワー」よりも高い位置に配置されそうです。

 1階には大規模なバスターミナルが配置され、そして地下には駐車場の他にDHC・CGS(地域冷暖房・熱電併給システム)も配備されます。



(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業 位置図
位置図[出典:JR北海道]

 計画地はJR札幌駅のすぐ近くで在来線の改札からは多少離れていますが、北海道新幹線の札幌駅が建設される場所の目の前となっています。北海道新幹線の札幌駅の設置場所は複数案がありましたが、一説ではこの再開発に繋げるために他の案には難癖をつけてこの場所にしたとも言われています。



(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業 今後のスケジュール
今後のスケジュール[出典:JR北海道]

 今後のスケジュールとしては2023年夏に「札幌エスタ」を閉店、2023年秋に本体工事に着手し、2029年秋の開業予定となっています。早期開業を検討中とのことなので多少早まる可能性があります。



(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業

 2021年11月6日にセスナから撮影した「(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業」の計画地です。写真中央下の大きな駐車場がある場所が超高層棟が建設される場所となります。その左の白い縦線の建物が「札幌エスタ」です。



(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業

 この通りかなり巨大な駐車場でこれといった建物もないので時期が来たらすぐに着工できそうです。



(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業

 それにしても札幌駅近くの一等地にずっと巨大な駐車場があったのでもったいないと思っていましたが、「JRタワー」の最上階には有料の展望台があるのでこれを超える高さの再開発はないものと勝手に思っていました。このまま規模縮小されることなく着工することを願うのみです。



(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業

 その「JRタワー」の展望台から見下ろした計画地です。すぐ隣が計画地なのでこちら側の眺望はほぼなくなりますが、建設工事の様子を見下ろすには最適の場所です。



(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業

 地上から見た「(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業」の計画地です。背後は現在、北海道で最も高い超高層ビル「JRタワー」(地上38階、高さ173m)ですが、これよりも80m近く高い約250mの超高層ビルがこの場所に建設されます。



(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業

 土曜の朝の撮影のためまだ駐車場は空いていましたが、ここを使っていた車はどこへ行くことになるんでしょうね?再開発で大規模駐車場が消えるたびに思います。



札幌エスタ

 2023年夏の閉店が決定した「札幌エスタ」です。ビックカメラなどが入っていましたがどこへ移転することになるんでしょうね?



(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業

 その「札幌エスタ」のデッキから見た「(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業」の計画地です。建設工事を見るには最適の場所にも見えますがここが閉店後に工事着手とのことなのでこの場所も閉鎖されることになります。



(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業

 これだけ広い土地なので工事が始まると重機だらけでなかなか凄い景色になりそうですね。2年後には着工している予定です。

■物件概要■
名称:(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業
所在地:北海道札幌市中央区北5条西1丁目、西2丁目、及び西3丁目の一部
用途:業務、商業、宿泊、駐車場、バスターミナル等
階数:地上46階、地下4階
高さ:約250m(最高高さ)
構造:鉄骨造 鉄骨鉄筋コンクリート造
施工区域:約3.4ha
事業区域:約2.5ha
建築面積:約22,500
延床面積:約395,000
建築主:札幌駅交流拠点北5西1・西2地区市街地再開発準備組合
参加組合員:札幌市、JR北海道、札幌駅総合開発、ジェイ・アール北海道バス、JR北海道ホテルズ
設計者:日本設計
特定業務代行者:清水・伊藤・岩田地崎・札建・泰進共同企業体(代表企業:清水建設)
工期:2023年度着工〜2029年度竣工予定
開業:2029年秋予定