東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業

 八重洲の大規模再開発「東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業」(地上51階、高さ249.72m)の建設地です。現地に掲示されている建築計画のお知らせの内容が大雑把な数値から詳細な数値に変更されており、高さは250mから249.72mへと修正されていました。また、工期に変更はなく2021年10月1日着工、2025年3月31日竣工予定のままだったので既に着工しているものと思われます。

 建築主は東京駅前八重洲一丁目東B地区市街地再開発組合で参加組合員として東京建物と都市再生機構が参画、設計者は大林組、施工者は大林・大成建設共同企業体(代表:大林組)です。



東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業

 建設地は東京駅前の八重洲ですが外堀通りに面した部分には金券ショップや消費者金融ビルなど既存ビルがいくつか残り虫食い状態となっています。



東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業

 そのため超高層部が建設される場所は路地を入った「八重洲センタービル」(地上14階、最高高さ62.50m)のあったこの角地あたりになります。ちなみに奥に見えるビルも残ります。

 また、左端で建設中の超高層ビルは昨日のブログに載せた「東京ミッドタウン八重洲」(地上45階、高さ240m)です。さらに奥では一昨日のブログに載せた「八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」(地上43階、高さ約226m)の建設も控えているので、八重洲に次々に高さ200mオーバーの超高層ビルが建設されて行くことになります。



東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業

 大丸東京の男子トイレから見た「東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業」の建設地です。右奥にも敷地は続いていますが既存ビルがあるので見えるのはこの辺りだけです。敷地内に集会用テントが2張り見えるので起工式を行ったのかもしれません。



東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業

 八重洲通り側から撮影。既存ビルが解体されたことにより外堀通り沿いの東京駅側の超高層ビル群を眺めることができます。



東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業

 この八重洲通り沿いには参加組合員でもある東京建物の本社であった「東京建物ビル」がありました。



東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業

 既に解体されていますが「東京建物ビル」があった敷地はA地区とB地区にまたがっており、A地区はまだ工事が始まっていません。



Beeat!!八重洲

 そのためA地区部分の敷地は野外フードコート「Beeat!!八重洲」として2022年3月末までの期間限定で利用されます。再開発を追っているとこうした暫定利用はちょくちょくと見かけますね。



東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業 配置図
配置図[出典:東京都]

 A地区、B地区の配置図です。工事が始まっているのはB地区のみでA地区は上記の通り一部が「Beeat!!八重洲」として暫定利用されています。



 東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業 解体工事のお知らせ

 既存ビルの建物配置図で赤い枠で囲ったところがB地区です。左端の八重洲通り沿いの70番のビルが「東京建物ビル」があった場所でB地区に含まれるのは敷地の半分くらいといことがわかります。



東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業
外観イメージ[出典:東京建物]

 「東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業」(地上51階、高さ249.72m)の完成予想図です。2025年3月の竣工時には東京駅周辺では最も高い超高層ビルとなりますが、同じ年の2025年12月には「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業」(地上52階、高さ284m)、そして2027年度には「Torch Tower(トーチタワー)」(地上63階、高さ390m)が竣工予定のため東京駅周辺では3番目の高さとなります。



東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業
八重洲仲通り・さくら通り沿いの低層部イメージ[出典:東京建物]

 細い路地しかない奥側から見た低層部の完成予想図です。図を見る限り道路は狭いままのようですが、歩道状の公開空地が整備され歩きやすくなりそうです。



東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業
概要図[出典:国土交通省]

 フロア構成は地下にバスターミナル、低層部に劇場、医療施設、屋内広場、店舗等、中高層部はオフィスフロアとなります。バスターミナルは八重洲で建設・計画中の3ヵ所と連携した「(仮称)八重洲バスターミナル」(運営者:京王電鉄バス)となり、東京駅周辺に分散している高速バス停留所を集約した合計20パースの大規模バスターミナルとなります。

 超高層棟部分は全てオフィスフロアで高層部にレストランや展望台の設置予定はないようです。八重洲側からの景色を楽しむには隣の「東京ミッドタウン八重洲」の高層部に入る「ブルガリ ホテル 東京」に宿泊するしかなさそうです。



東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業
周辺状況図[出典:国土交通省]

 建設地はこの通り東京駅前の超一等地ですが、二度と手に入らないこの土地を手放したくなかったのか、最初に載せた金券ショップや消費者金融ビル以外にも既存ビルが結構残っています。



東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業のお知らせ

 建築計画のお知らせです。高さ以外にも面積が国土交通省の資料で公開されていた詳細な数値に修正されています。

■物件概要■
計画名:東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業施設建築物等新築工事
所在地:東京都中央区八重洲一丁目201番地の一部、203番地の一部、205番地の一部、207番地の一部、
用途:事務所、店舗
階数:地上51階、塔屋1階、地下4階
高さ:249.72m(最高高さ229.72m)
構造:鉄骨・一部鉄骨鉄筋コンクリート造
基礎工法:杭基礎
敷地面積:10,604.25
建築面積:8,388.50
延床面積:225,063.24
建築主:東京駅前八重洲一丁目東B地区市街地再開発組合
参加組合員:東京建物、都市再生機構
設計者:大林組
施工者:大林・大成建設共同企業体(代表者:大林組)
工期:2021年10月1日着工〜2025年3月31日竣工予定