八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業 イメージパース
イメージパース[出典:東京都]

 八重洲で計画されている「八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」について八重洲二丁目中地区市街地再開発組合の設立を本日、2021年10月19日に認可すると東京都より発表がありました。計画規模は地上43階、地下2階、高さ約226m、延床面積約38万8330屐∩躬業費約3,172億円で参加組合員として都市再生機構、鹿島建設、住友不動産、阪急阪神不動産、ヒューリック、三井不動産が参画し、基本設計は日建設計が担当しています。

 以前、建設通信新聞に掲載された情報も加味した今後の予定としては2022年度の権利変換計画認可を経て、2023年5月から既存建物の解体工事に着手し、2024年度に着工、2029年1月の竣工予定となっています。

▼東京都 都市整備局:報道発表資料(2021年10月18日)
八重洲二丁目中地区市街地再開発組合の設立を認可します

▼日刊建設工業新聞(2021年10月19日)
八重洲二丁目中地区再開発(東京都中央区)/都市機構ら6者が参加組合員に



八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業 断面イメージ
断面イメージ[出典:東京都]

 フロア構成は地下2階に約7600屬離丱好拭璽潺淵襦地下1階〜地上3階に商業施設、4階にインターナショナルスクール、3〜8階に劇場、3〜39階にオフィス(10階に高層事務所のスカイロビー)、そして39階の構造切換階を挟んで最上部の40〜43階がサービスアパートメントとなります。

 バスターミナルは都市再生機構が取得し、鹿島建設、住友不動産、阪急阪神不動産、ヒューリック、三井不動産の5社が他の施設の保留床処分を担う参加組合員を務めるとのことです。

 そのバスターミナルは隣で建設中の「東京ミッドタウン八重洲」に整備中のバスターミナルと繋がり、さらに北側で建設中の「東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業」の地下にもバスターミナルが整備され、これら3ヵ所を合わせると計20パースの大規模バスターミナルとなります。これらは連携して「(仮称)八重洲バスターミナル」として京王電鉄バスが運営することになっています。



八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業 1階/地下1階平面図
1階/地下1階平面図[出典:東京都]

 図の上が東京駅側となっている1階と地下1階の平面図です。地下1階では「八重洲地下街」はもちろん「京橋エドグラン」や隣で建設中の「東京ミッドタウン八重洲」にも接続されます。「京橋エドグラン」は東京メトロ銀座線「京橋」駅に直結しているため、「京橋」駅と「東京」駅が繋がることになり歩行者ネットワークが拡大します。



八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業 位置図
位置図[出典:東京都]

 計画地は東京駅前の八重洲地区で「京橋」駅も近い場所に位置しています。現在の八重洲では「八重洲一丁目東地区」(地上51階、高さ249.72m)と「東京ミッドタウン八重洲(八重洲二丁目北地区)」(地上45階、高さ240m)が再開発中ですが両地区とも虫食い状態となっています。「八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」は位置図等を見る限りでは街区全体が再開発に参加するようです。



八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業

 2020年12月18日にヘリから撮影した八重洲方面で赤い網掛けをした場所が「八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」(地上43階、高さ約226m)の計画地です。

 背後で建設中の超高層ビルが高層部に「ブルガリホテル東京」が入る「東京ミッドタウン八重洲」(地上45階、高さ240m)で、右側のビルが「京橋エドグラン」(地上32階、最高高さ170.41m)、左のビルが「グラントウキョウ サウスタワー」(地上42階、最高高さ205m)と「パシフィックセンチュリープレイス 丸の内」(地上32階、最高高さ149.8m)です。




八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業

 計画が公になった当初は高さ240mでしたが最新の高さは226mになっています。



八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業

 写真中央あたりでは「東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業」(地上51階、高さ249.72m)が建設されるため、東京駅前の八重洲側は高さ200mを超える超高層ビルが建ち並ぶことになります。



八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業

 八重洲グランルーフから見た「八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」方面です。



八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業

 右端の青い看板のすぐ後ろのビルまでが計画地となっています。計画地には八重洲ブックセンターも含まれていますが再開発後は再び戻ってくるんですかね。

■物件概要■
計画名称:八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業
所在地:東京都中央区八重洲2丁目4〜7
用途:事務所、店舗、劇場、居住・滞在施設(サービスアパートメント)、インターナショナルスクール、バスターミナル、駐車場 等
階数:地上43階、塔屋3階、地下3階
高さ:約226m
構造:S・RC・SRC造
施工区域:約2.2ha
敷地面積:約19,500(以前の情報)
建築面積:約15,700(以前の情報)
延床面積:約388,300
事業者:八重洲二丁目中地区市街地再開発組合
参加組合員:都市再生機構、鹿島建設、住友不動産、阪急阪神不動産、ヒューリック、三井不動産
基本設計:日建設計
工期:2024年度着工〜2029年1月竣工予定(2023年5月に解体工事着手)
総事業費:約3172億円(工事費は約2062億円)