(仮称)日本橋一丁目中地区再開発計画 完成予想図
完成予想図【変更後】[出典:東京都]

 日本橋の大規模再開発「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業」の変更届が東京都より公開されました。事業主は日本橋一丁目中地区市街地再開発組合で参加組合員:三井不動産、野村不動産、野村ホールディングスで規模は地上51階、地下5階、塔屋3階、高さ約284m、延床面積約37万3800屐2021年9月1日着工、2025年12月31日竣工予定となっています。

 昨年10月にヒルトンの最上級ラグジュアリーブランド「ウォルドーフ・アストリア東京日本橋」が日本初進出することが発表されたときに新しい完成予想図が公開され、大幅変更があったことは知られていましたが、それが東京都からも正式に発表されたことになります。ちなみに大阪のうめきた2期にも「ウォルドーフ・アストリア」が進出する計画があり先に開業予定のため日本初進出は大阪になります。

▼東京都環境局:環境アセスメント(2021年9月29日)
「(仮称)日本橋一丁目中地区再開発計画」変更届
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日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 イメージパース
完成予想図【2020年10月時点】[出典:三井不動産]

 こちらが「ウォルドーフ・アストリア東京日本橋」の進出が発表されたときに公開された完成予想図で、今回発表された完成予想図と見比べると細かいデザインが色々と変わっていますが建物自体に大きな変更はなさそうです。ただ、日本橋川に人道橋が描かれていたのが消えてしまっています。



(仮称)日本橋一丁目中地区再開発計画 完成予想図
完成予想図【変更前】[出典:東京都]

 こちらが当初の完成予想図です。ここからは少し丸みを帯び、そして高層部がセットバックする形状に大きく変わっています。



(仮称)日本橋一丁目中地区再開発計画 断面図
断面図【変更後】[出典:東京都]

 今回発表された断面図です。フロア構成は低層部から店舗、カンファレンス施設、事務所、ホテル、住宅となります。ホテル「ウォルドーフ・アストリア東京日本橋」(全197室)は39階〜47階に入ることが発表されています。住宅はさらに上のフロアとなるので高さは250m近くになりそうです。

 また、少し飛び出た部分の事務所部の高さも約112mとかなりの高さがあることもわかります。低層部の事務所部分の床面積はかなりの大きさがありそうです。



(仮称)日本橋一丁目中地区再開発計画 断面図
断面図【変更前】[出典:東京都]

 変更前の断面図です。



(仮称)日本橋一丁目中地区再開発計画 施設配置図
施設配置図【変更後】[出典:東京都]

 今回発表された配置図です。この図からセットバックしているのは西側のみということがわかります。変更前の配置図と見比べるとデッキ部分も多少の変更があるこがわかりますが大きな変更はありません。

 計画地東側の昭和通りの地下には都営浅草線「日本橋」駅があり直結する新たな改札口が設置される計画となっています。また、永代通りの地下には東京メトロ東西線「日本橋」駅、中央通りの地下には東京メトロ銀座線「日本橋」駅がありますが、COREDO日本橋経由で両駅にも行けるようになります。



(仮称)日本橋一丁目中地区再開発計画 施設配置図
施設配置図【変更前】[出典:東京都]

 変更前の配置図です。



(仮称)日本橋一丁目中地区再開発計画 計画地位置図
計画地位置図[出典:東京都]

 位置図です。東京駅の東側に位置しており東京駅からは微妙な距離があり、地下鉄を使うには乗り換えや電車の待ち時間を考えるとこれもまた微妙な位置関係となっています。

 また、計画地の東隣では「日本橋一丁目東地区」となっており、地上40階、高さ約240m、延べ27万4000屬了務所棟(2030年度竣工予定)、地上52階、高さ約225m、延べ12万屬僚斬霤(2034年度竣工予定)が計画されています。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

 2021年8月28日に昭和通り沿いから撮影した「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業」の既存ビルの解体状況です。この方向に地上52階、高さ284mの超高層ビルが建設されます。この高さ284mは計画中の超高層ビルを含めて高さ日本5位となります。

■日本の超高層ビル高さランキング(2027年度)■
1位:地上63階・高さ390m:Torch Tower(2027年度予定)
2位:地上64階・高さ325m:虎ノ門・麻布台プロジェクト(2023年3月予定)
3位:地上60階・高さ300m:あべのハルカス(2014年3月)
4位:地上70階・高さ296m:横浜ランドマークタワー(1993年7月)
5位:地上52階・高さ284m:日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業(2025年12月予定)



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

 首都高側(日本橋側)には野村證券本社の別館、本館、旧館が並んでおり別館と本館がB街区、旧館がA街区となります。こちらの中央通り側の旧館は耐震補強等を施したうえで外壁などを保存する計画となっています。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

 中央通り側がB街区でこちらの別館と本館は解体され建替えられます。目の前には首都高の江戸橋出入口がありましたが首都高地下化に向けて2021年5月10日に廃止されています。A・B街区は首都高地下化を前提として親水広場など水辺空間の整備も行われます。

■物件概要(C街区)■
事業名:日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 新築工事(C街区)
ホテル名:ウォルドーフ・アストリア東京日本橋
所在地:東京都中央区日本橋1丁目32番
用途:事務所、店舗、集会場、ホテル、共同住宅、駐車場 等
階数:地上52階、塔屋2階、地下5階
高さ:284m
構造:S造、一部RC造及びSRC造
基礎工法:杭基礎、直接基礎
敷地面積:15,560
建築面積:12,600
延床面積:368,700
建築主:日本橋一丁目中地区市街地再開発組合
参加組合員:三井不動産、野村不動産、野村ホールディングス
設計者:日建設計
施工者:清水建設?
工期:2021年9月1日着工〜2025年12月31日竣工予定