(仮称)渋谷二丁目西地区第一種市街地再開発事業 完成予想図
完成予想図[出典:東京都環境局]

 渋谷の西側の大規模再開発「(仮称)渋谷二丁目西地区第一種市街地再開発事業」の環境影響評価書案が東京都より公開されました。左の超高層ビルがB街区で地上41階、地下4階、高さ約208m、延床面積約25万5000屐右下がA街区で地上5階、地下1階、高さ約50m、延床面積約4,200屬竜模となります。解体工事も含む工期は2024年度〜2029年度までとなっています。

▼東京都環境局:環境アセスメント(2021年9月6日)
「(仮称)渋谷二丁目西地区第一種市街地再開発事業」環境影響評価書案
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(仮称)渋谷二丁目西地区第一種市街地再開発事業 完成予想図
完成予想図[出典:内閣府]

 こちらは国家戦略特区会議の東京都都市再生分科会で公開された完成予想図です。こちらの完成予想図で左側に描かれている超高層がC街区で地上41階、地下2階、高さ約175mのタワーマンションとなります。ただ、今回の環境影響評価書案ではこのC街区が含まれていないので今後の扱いがどうなるかは不明です。同再開発の事業者は東京建物と都市再生機構ですが、東京建物のビルがある場所がC街区となっており、今回はC街区が含まれていないため東京建物が関係しているのかも不明です。

 ただ、今回は東京都都市再生分科会の資料が公開されたときに当ブログで取り上げていなかったので、この資料も含めて「(仮称)渋谷二丁目西地区第一種市街地再開発事業」の概要を載せて行こうと思います。

▼内閣府:東京都都市再生分科会 第19回 配布資料(2021年6月29日)
資料16 都市再生特別地区(渋谷二丁目西地区)都市計画(素案)の概要



(仮称)渋谷二丁目西地区第一種市街地再開発事業 計画地位置図
計画地位置図[出典:東京都環境局]

 場所は渋谷から六本木・表参道方面に向かって坂を登っている途中で渋谷駅から見ると高台側となります。



(仮称)渋谷二丁目西地区第一種市街地再開発事業 計画地内現況図
計画地内現況図[出典:東京都環境局]

 現況図です。既存ビルとしてはみずほ銀行の施設が最も大きく、みずほ情報総研渋谷事務所は地上20階、高さ91.81mの規模です。



(仮称)渋谷二丁目西地区第一種市街地再開発事業 配置計画図
配置計画図[出典:東京都環境局]

 青山通りを挟んでA街区とB街区に分かれます。



(仮称)渋谷二丁目西地区第一種市街地再開発事業 配置図
配置図[出典:内閣府]

 こちらがC街区も込みの配置図です。各街区はペデストリアンデッキで接続される計画となっています。B街区の大きさを見ると隣にある「渋谷クロスタワー」(地上32階、高さ131m)が小さく見えてしまいそうです。



渋谷二丁目西地区第一種市街地再開発事業の計画地の空撮

 計画地方面の空撮です。緑の網掛けをがA街区、赤の網掛けがB街区、青の網掛けがC街区です。渋谷駅側にある「渋谷ヒカリエ」(地上34階、高さ182.48m)よりも高台かつで高さも208mあるので、遠くから見たときにはかなり高さの差を感じるかもしれません。



(仮称)渋谷二丁目西地区第一種市街地再開発事業 青山通りから見たA街区
青山通りから見たA街区[出典:内閣府]

 表参道側から見たA街区の完成予想図です。同再開発で一番楽しみにしている施設で宮益坂の新たなにぎわいの核となる上空広場が整備されます。青山通りを渋谷に向かうと真正面に見える位置のためかなり目立ちそうです。



(仮称)渋谷二丁目西地区第一種市街地再開発事業 青山通り側から見たA街区建物の全景
青山通り側から見たA街区建物の全景[出典:内閣府]

 階段状の広場となっており地域の開放され、イベント等でも利用活用する計画となっています。



(仮称)渋谷二丁目西地区第一種市街地再開発事業 上空広場から見た青山通りへの眺望
上空広場から見た青山通り[出典:内閣府]

 その上空広場からの眺めです。



(仮称)渋谷二丁目西地区第一種市街地再開発事業 青山通り南側から見たA街区サブアーバン・コア
青山通り南側から見たA街区サブアーバン・コア[出典:内閣府]

 地上から見た完成予想図です。上空広場も楽しみですが建物を見るだけも楽しそうです。



(仮称)渋谷二丁目西地区第一種市街地再開発事業 A街区から見た青山通り横断デッキ(B街区方向)
A街区から見た青山通り横断デッキ(B街区方向)[出典:内閣府]

 A街区とB街区を結ぶ青山通りを横断するデッキです。B街区の低層部も良いデザインです。



(仮称)渋谷二丁目西地区第一種市街地再開発事業 A街区 断面図
A街区 断面図[出典:東京都環境局]

 A街区の断面図です。ところどころ店舗が配置されます。



(仮称)渋谷二丁目西地区第一種市街地再開発事業 A街区 断面図
A街区 断面図[出典:東京都環境局]

 日本でこういった建物が見られるとは嬉しい限りです。



(仮称)渋谷二丁目西地区第一種市街地再開発事業 北側(青山通り側)から見た計画地
北側(青山通り側)から見た計画地[出典:内閣府]

 2枚目に載せた完成予想図の夜景バージョンです。



(仮称)渋谷二丁目西地区第一種市街地再開発事業 南側(六本木通り側)から見た計画地
南側(六本木通り側)から見た計画地[出典:内閣府]

 反対側から見た完成予想図です。右側のC街区は今回の環境影響評価書案には含まれていません。



(仮称)渋谷二丁目西地区第一種市街地再開発事業 南側(六本木通り側)から見たB街区
南側(六本木通り側)から見たB街区[出典:内閣府]

 B街区も低層部もA街区に負けないデザインとなっています。



(仮称)渋谷二丁目西地区第一種市街地再開発事業 B街区南側の大規模広場
B街区南側の大規模広場[出典:内閣府]

 大きな屋根がある場所は広場として整備されます。



(仮称)渋谷二丁目西地区第一種市街地再開発事業 北側(青山通り側)から見たA街区B街区
北側(青山通り側)から見たA街区B街区[出典:内閣府]

 左がB街区、右がA街区、奥が渋谷駅周辺の超高層ビル群です。渋谷の人の流れが大きく変わりそうな再開発となります。



(仮称)渋谷二丁目西地区第一種市街地再開発事業 区道931号沿いの歩行者空間整備イメージ
区道931号沿いの歩行者空間整備イメージ[出典:東京都環境局]

 B街区の周辺は路駐だらけの場所となっていますが、再開発でそれも大きく変わることになりそうです。ちなみにこのイメージは環境影響評価書案に掲載されていたもので左端にはC街区が描かれているので計画中止になったわけではなさそうです。



(仮称)渋谷二丁目西地区第一種市街地再開発事業 地下1階待合スペース整備イメージ
地下1階待合スペース整備イメージ[出典:内閣府]

 B街区にはバスターミナルも整備される計画となっており、その待合スペースのイメージ図です。



(仮称)渋谷二丁目西地区第一種市街地再開発事業 B街区 断面図
B街区 断面図[出典:東京都環境局]

 B街区の断面図です。地下にバスターミナル、その上に店舗、機械室等を挟んでホテル(一部住宅を含む)、そして機械室をまた挟んで事務所となります。高層部には行けるのはそこに入居する企業だけとなります。



(仮称)渋谷二丁目西地区第一種市街地再開発事業 B街区 断面図
B街区 断面図[出典:東京都環境局]

 塔屋部分がそこそこありそうなので着工する頃には調整が入って高さ200m程度になっている可能性もありそうです。



(仮称)渋谷二丁目西地区第一種市街地再開発事業 国際水準の宿泊施設(B街区)
国際水準の宿泊施設(B街区)[出典:内閣府]

 ホテル部分は4〜9階でそれほど高さはありません。渋谷のまちのにぎわいを感じられるようこの位置になったとのことですが最上部にして欲しかったです。



(仮称)渋谷二丁目西地区第一種市街地再開発事業 国際水準の居住施設(C街区)
国際水準の居住施設(C街区)[出典:内閣府]

 今回の環境影響評価書案には含まれないC街区です。こちらは高層部が100岼幣紊僚燦佑之弉茲靴討い襪茲Δ任后J譲で角部屋なら10億円近くしても不思議ではない場所です。



(仮称)渋谷二丁目西地区第一種市街地再開発事業 A街区

 表参道側から見たA街区方面です。



(仮称)渋谷二丁目西地区第一種市街地再開発事業 B街区

 青山通り沿いから見たB街区方面です。



(仮称)渋谷二丁目西地区第一種市街地再開発事業 B街区

 渋谷ヒカリエから見たB街区方面で白い超高層ビルが「みずほ情報総研渋谷事務所」(地上20階、高さ91.81m)です。



渋谷教会

 この手前にある「渋谷教会」は再開発には含まれていません。



(仮称)渋谷二丁目西地区第一種市街地再開発事業 B街区

 渋谷協会の隣にあるこの階段状のビルは再開発に含まれています。



(仮称)渋谷二丁目西地区第一種市街地再開発事業 B街区

 その場所から見上げた「みずほ情報総研渋谷事務所」です。高さ60mを超す建物の解体もあまり珍しいものではなくなってきましたね。



(仮称)渋谷二丁目西地区第一種市街地再開発事業 B街区

 六本木通り側から見たB街区方面です。



(仮称)渋谷二丁目西地区第一種市街地再開発事業 C街区

 今回の環境影響評価書案には含まれないC街区方面です。



工事工程表
工事工程表[出典:東京都環境局]

 A街区とB街区の工事工程表です。C街区がどうなるのかが気になります。

■物件概要■
計画名称:(仮称)渋谷二丁目西地区第一種市街地再開発事業
所在地:東京都渋谷区渋谷二丁目 12番・13番・14番・16番地内
建築主:渋谷二丁目西地区市街地再開発準備組合(東京建物、都市再生機構)
工期:2024年度着工〜2029年度竣工予定

▼A街区
用途:店舗等
階数:地上5階、地下1階
高さ:約50m
構造:S造、一部SRC造
敷地面積:約1,700
建築面積:約1,370
延床面積:約4,200

▼B街区
用途:事務所、店舗、ホテル、人材育成施設、バスターミナル、駐車場等
階数:地上41階、地下4階
高さ:約208m
構造:S造、一部SRC造
敷地面積:約1万2800
建築面積:約1万500
延床面積:約25万5000