完成イメージ[出典：三井不動産レジデンシャル]
三井不動産レジデンシャルと首都圏不燃建築公社より、新小岩駅前の再開発「新小岩駅南口地区第一種市街地再開発事業」(地上39階、高さ160m)について、2021年8月10日に東京都葛飾区より都市計画決定の告示がされたことが発表されました。
同再開発はJR総武・中央線「新小岩」駅の南口に面した約1.5haの区域で、総戸数約580戸の住宅、商業・業務施設で構成されるタワーマンションが建設されます。今回の発表で階数と高さの情報は記載されていませんでしたが、以前の情報や建設通信新聞の情報によると規模は地上39階、高さ約160m、延床面積約69,000�屬箸覆蠅泙后�図の右下の駅に隣接した場所には地上12階建ての商業・業務施設棟も建設されます。また、奥に描かれているのは荒川で、東京都心からは荒川を渡った側となり視界を遮る大きな建物はなく、そして東京都心からそれほど離れてはいないので東京の超高層ビル群を見渡せる立地となります。
事業協力者は三井不動産レジデンシャルと首都圏不燃建築公社の2社で、今後のスケジュールとしては2022年度に再開発組合設立・事業認可、2023年度に権利変換計画認可、2024年度着工、2028年度竣工予定となっています。
▼三井不動産レジデンシャル：ニュース（2021年8月30日）
「新小岩駅南口地区第一種市街地再開発事業」
都市計画決定のお知らせ
〜約1.5ha、住宅・商業・業務施設のミクストユースプロジェクト〜
▼葛飾区（2021年8月16日）
新小岩駅南口地区地区計画
▼建設通信新聞（2021年8月31日）
新小岩駅南口再開発/葛飾区が都計決定/2022年度本組合、2024年度着工目指す
計画図[出典：葛飾区]
新小岩駅南口地区地区計画はA地区、B地区、C地区に分かれおりタワーマンションが建設されるのはB地区になります。完成予想図を見るとC地区は駅前ロータリーとなるようです。現在のC地区には駅前広場があり突き抜けられるようになっていますが、その通路はなくなりグルっと回る必要が出てきそうです。
「新小岩駅南口地区第一種市街地再開発事業」のB地区です。
小規模な建物がズラッと建ち並んでおりアーケード街にも面した場所となっています。
A地区の建設予定地です。ここも小規模なビルが建ち並んでいます。
■物件概要(B街区)■
計画名称：新小岩駅南口地区第一種市街地再開発事業 B街区
所在地：東京都葛飾区新小岩１丁目46、48
用途：共同住宅、店舗、事務所
総戸数：約580戸
階数：地上39階、地下2階
高さ：160m
敷地面積：約5,600�屐柄澗痢�
延床面積：6万9000��
建築主：新小岩駅南口地区再開発準備組合
事業協力者：三井不動産レジデンシャル、首都圏不燃建築公社
再開発コンサルタント：日本設計
工期：2024年度着工〜2028年度竣工予定
- カテゴリ
- 超高層ビル日記(東京編)
