日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 C街区

 三井不動産、野村不動産、野村ホールディングスによる日本橋の大規模再開発「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業」の既存ビルの解体状況です。同再開発はA街区〜C街区までありC街区には地上52階、高さ高さ284mの超高層ビルが建設されます。この写真の方向はそのC街区となります。

 このように既存ビルの解体工事が随分と進んで背後の「日本橋一丁目三井ビル(コレド日本橋)」(地上20階、最高高さ120.818m)の全景がほぼ見えるようになりました。同じ三井の物件ということもあり同再開発では地下通路とペデストリアンデッキで接続される計画となっています。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 C街区

 昭和通りに架かる歩道橋から撮影。東京駅周辺の超高層ビル群が見えるようになりました。奥の黒いビルは竣工したばかりの「常盤橋タワー」(地上38階、高さ約212m)です。

 この昭和通りの地下には都営浅草線が通っており、この写真の左側に行くと日本橋駅がありますが、同再開発では駅と直結する新たな改札口の設置も計画されています。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 C街区

 歩道橋から見た仮囲いの中です。小規模なビルも多かったためかなり解体工事が進んでいます。右側はA街区とB街区です。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 C街区

 同再開発の敷地は昭和通りと中央通りに挟まれていますが、中央通り側にあった既存ビルの地上部の解体が終わるのはまだもうちょっと先になりそうです。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 C街区

 C街区とA・B街区の間にある道路から撮影。ここの解体が終わると東京駅前の超高層ビルが見えるようになりそうです。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 C街区

 中央通り側から撮影。正面がレンガ調の外壁が目立っていた「日本橋御幸ビル」です。

 ここのすぐ左側には地名ではなくブリッジの方の日本橋があります。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 C街区

 敷地内では一番延床面積が大きかった「日本橋西川ビル」です。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 C街区

 東京駅側からもう1枚。右側に細い路地の入り口がありますが…



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 C街区

 その路地から見た様子です。この右側には「コレド日本橋アネックス」もありました。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 C街区

 「日本橋たいめいけん」のビルも解体がかなり進んでいます。「日本橋たいめいけん」は再開発に伴い2020年10月19日で営業終了しましたが、今年の4月29日から日本橋室町に場所を変えて営業を再開しています。再開発完了後には再びこの地に戻って来る予定となっています。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 C街区

 昭和通り側に戻ってきました。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 C街区

 こちら側は次回訪問時に地上から見えるのは仮囲いだけになっていそうです。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 C街区

 ちなみに裏から見ると道路側に構造物が一部残っているだけでした。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 C街区

 その昭和通りを渡った側では「日本橋一丁目東地区」として地上40階、高さ約240m、延べ27万4000屬了務所棟(2030年度竣工予定)、地上52階、高さ約225m、延べ12万屬僚斬霤(2034年度竣工予定)が計画されています。完成はまだまだ先ですが日本橋の再開発は止まりません。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 C街区 建築計画のお知らせ

 C街区の建築計画のお知らせです。この高さ284mは日本5位の高さの超高層ビルとなります。

■日本の超高層ビル高さランキング(2027年度)■
1位:地上63階・高さ390m:Torch Tower(2027年度予定)
2位:地上64階・高さ325m:虎ノ門・麻布台プロジェクト(2023年3月予定)
3位:地上60階・高さ300m:あべのハルカス(2014年3月)
4位:地上70階・高さ296m:横浜ランドマークタワー(1993年7月)
5位:地上52階・高さ284m:日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業(2025年12月予定)



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 B街区

 日本橋川沿いのA・B街区方面です。左奥がA街区となる「野村證券本社 旧館」で保存改修工事が行われます。中央の足場が組まれているビルが「野村證券本社 本館」、一番手前が「野村證券本社 別館」でこれら2棟は解体されB街区として7階建ての低層のビルが建設されます。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 B街区

 目の前には首都高が通っていますが地下化されるため、日本橋川沿いでは親水広場など水辺空間の整備も行われます。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 B街区 建築計画のお知らせ

 B街区の建築計画のお知らせです。店舗と共同住宅で構成されるビルとなります。首都高が地下化されると目の前が日本橋川という住宅になります。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 A街区

 その首都高の高架下にある日本橋から見た「野村證券本社 旧館」です。ほとんどの人が殺風景と感じる景色だと思いますがこれはこれでアリだなと思う景色でした。この首都高が撤去されるのはまだまだずっと先なのでしばらくはこの景色が続きます。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 A街区 保存改修工事

 A街区に関しては建築計画のお知らせはなく保存改修工事と名称が付いた解体工事のお知らせが設置されています。工期は他の街区と同じく2025年12月31日までとなっています。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 イメージパース
イメージパース[出典:三井不動産]

 「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業」(地上52階、高さ284m)の完成予想図です。首都高地下化された後の完成予想図となっていますが、竣工時にはまだ首都高は目の前にあります。また、日本橋川に人道橋の設置も計画されていることが完成予想図からわかります。

 主要用途は事務所、店舗、集会所、ホテル、共同住宅等となっており、39階〜47階に入るホテルはヒルトンが運営する日本初進出の最上級ラグジュアリーブランド「ウォルドーフ・アストリア東京日本橋」(全197室)となります。詳しいフロア構成はまだ公表されていませんがホテルより上層階がサービスアパートメントになると思われます。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 配置図
配置図[出典:三井不動産]

 配置図です。虫食い状態にならずに再開発が進められているのはいいですね。C街区の文字がある場所が超高層部となりますが、その左側部分を完成予想図で見ると背後の「日本橋一丁目三井ビル(コレド日本橋)」(地上20階、最高高さ120.818m)に迫る高さとなっているので100mを超えることになりそうです。



日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 位置図
位置図[出典:三井不動産]

 場所は日本橋と呼ばれる地域の中でも東京駅に近い側にあります。そのJR東京駅から電車で行こうとすると東京メトロ東西線「大手町」駅から1駅乗って「日本橋」駅に行くルートになると思いますが、地下への移動や電車の待ち時間を考えると歩いた方が早そうな場所です。

 東京駅周辺とは微妙な距離がありますが、逆に高層部に入るホテル「ウォルドーフ・アストリア東京日本橋」から東京駅方面を眺めるにはほど良い距離でいい感じに超高層ビル群を眺めることができそうです。

■物件概要(C街区)■
事業名:日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 新築工事(C街区)
ホテル名:ウォルドーフ・アストリア東京日本橋
所在地:東京都中央区日本橋1丁目32番
用途:事務所、店舗、集会場、ホテル、共同住宅、駐車場 等
階数:地上52階、塔屋2階、地下5階
高さ:284m
構造:S造、一部RC造及びSRC造
基礎工法:杭基礎、直接基礎
敷地面積:15,560
建築面積:12,600
延床面積:368,700
建築主:日本橋一丁目中地区市街地再開発組合
参加組合員:三井不動産、野村不動産、野村ホールディングス
設計者:日建設計
施工者:未定
工期:2021年9月1日着工〜2025年12月31日竣工予定