東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業

 八重洲では最も高い超高層ビルとなる「東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業」(地上51階、高さ250m)の既存ビルの解体状況です。右手前のビルの裏も計画地で9月末まで解体工事が行われ、2021年10月1日着工、2025年4月30日竣工予定となっています。

 手前の横長の横断歩道がある道路が東京駅前を通る外堀通りで、その通り沿いには再開発には参加しなかった大黒屋と消費者金融ビルが解体されずに残っています。この2棟が目立っていますが他にも東京駅に近い側では既存ビルがいくつも残ります。



 東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業 解体工事のお知らせ

 現地で解体工事のお知らせと一緒に設置されている既存ビルの建物配置図です。赤い枠で囲ったところがB地区として解体される場所です。左端の八重洲通り沿いは一部解体されていますが今後A地区として解体されます。



東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業 配置図
配置図[出典:東京都]

 A地区も含む配置図です。現在はB地区の既存ビルの解体工事が行われていますが、八重洲通り沿いの「東京建物ビル」の半分くらいはA地区に含まれています。メインの通りからは中に入ったB地区の右上に地上51階、高さ250mの超高層棟が建設されます。



東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業
外観イメージ[出典:東京建物]

 「東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業」(地上51階、高さ250m)の完成予想図です。建築主は東京駅前八重洲一丁目東B地区市街地再開発組合で参加組合員として東京建物と都市再生機構が参画、設計者は大林組、施工者は大林組・大成建設共同企業体となっています。

 2025年3月の竣工時には東京駅周辺では最も高い超高層ビルとなりますが、同じ年の2025年12月には「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業」(地上52階、高さ284m)、そして2027年度には「Torch Tower(トーチタワー)」(地上63階、高さ390m)が竣工予定のため東京駅周辺では3番目に高い超高層ビルとなります。



東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業
八重洲仲通り・さくら通り沿いの低層部イメージ[出典:東京建物]

 低層部の完成予想図です。この辺りは細い路地と狭い歩道しかない場所ですが、再開発後は道路の広さは変わらなさそうですが歩道が大幅に拡幅されます。



東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業
概要図[出典:国土交通省]

 フロア構成は地下にバスターミナル、低層部に劇場、医療施設、屋内広場、店舗等、中高層部はオフィスフロアとなります。バスターミナルは八重洲で建設・計画中の3つの再開発地区と連携した「(仮称)八重洲バスターミナル」(運営者:京王電鉄バス)となり、東京駅周辺に分散している高速バス停留所を集約した合計20パースの大規模バスターミナルとなります。

 超高層棟部分はオフィスフロアで高層部にレストランや展望台の設置予定はないようなので、ここからの景色を楽しむにはここに入居する企業で働くか、清掃なども含むビルの維持管理の仕事に就くしかなさそうです。



東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業
周辺状況図[出典:国土交通省]

 建設地は東京駅前の超一等地ですが区画全体ではなく既存ビルがいくつも残ります。



東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業

 「東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業」の既存ビルの解体状況に戻ります。屋上に関根勤がいる消費者金融を集めたビルが目立っています。



東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業

 その消費者金融ビルの横から撮影。奥の超高層ビル群は日本橋です。



東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業

 理想は外堀通りに面した部分に高さ250mの超高層ビルでしたが、この奥側が高さ250mの超高層ビルとなります。



東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業

 この光景を見ると毎回、森ビルなら粘り強く交渉して虫食い状態は避けられたのでは?と思ってしまいます。ただ、森ビルは非上場企業のため文句を言われず時間をかけることができそうですが、東京建物は上場企業のため早く開発を進めろと株主に言われてしまうのかなとも思います。勝手な妄想なので理由は全然違うかもしれません。



東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業

 こちら側から見た完成予想図を見たことはありませんが、残った既存ビルが悪目立ちしないデザインだと嬉しいです。

 右端に見えているのは東京駅周辺では一時的に最も高い超高層ビルとなる「東京ミッドタウン八重洲」(地上45階、高さ240m)です。



東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業

 路地を入った場所から撮影。低層部の完成予想図と同じ方向です。ここには「八重洲センタービル」(地上14階、最高高さ62.50m)がありましたがもうすぐ地上部の解体工事が終わります。



東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業

 解体が進んだことで外堀通り沿いの超高層ビル群が見やすくなっています。



東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業

 仮囲いの中です。



東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業

 敷地の大部分が更地になっています。



東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業

 外堀通り沿いの超高層ビル群をもう1枚。



東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業

 八重洲通りからさらにもう1枚。もうすぐ地上部の解体は全て終わりそうです。



東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業

 A地区とB地区にまたがって建っていた「東京建物ビル」は解体されましたがその真ん中に仮囲いが設置されています。この仮囲いがA地区とB地区の境目かと思います。



東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業 建築計画のお知らせ

 建築計画のお知らせです。一部数値は国土交通省から発表された数値を掲載しています。

■物件概要■
計画名:東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業施設建築物等新築工事
所在地:東京都中央区八重洲一丁目201番地の一部、203番地の一部、205番地の一部、207番地の一部、
用途:事務所、店舗
階数:地上51階、塔屋1階、地下4階
高さ:250m(最高高さ250m)
構造:鉄骨・一部鉄骨鉄筋コンクリート造
基礎工法:杭基礎
敷地面積:10,604.25
建築面積:8,388.50
延床面積:225,063.24
建築主:東京駅前八重洲一丁目東B地区市街地再開発組合
参加組合員:東京建物、都市再生機構
設計者:大林組
施工者:大林組・大成建設共同企業体(代表者:大林組)
工期:2021年10月1日着工〜2025年3月31日竣工予定