日比谷フォートタワー

 2021年6月30日に竣工した「日比谷フォートタワー」(地上27階、高さ138.4m)です。建築主は新橋田村町地区市街地再開発組合で参加組合員として三井物産都市開発が参画、設計者は清水建設・日建設計設計共同企業体、施工者は清水建設で「新橋田村町地区市街地再開発事業」として開発が進められてきた超高層オフィスビルです。



日比谷フォートタワー

 外堀通りが通る西新橋一丁目交差点から撮影。建設地は西新橋の北西端で、ビルの四方を囲む道路を超えると北側は内幸町、西側は霞が関、南西側は虎ノ門に住所が変わる場所となっています。



日比谷フォートタワー

 円柱が印象的なデザインの高層部にズームです。外から見ると格好いいですが中からだと眺望の邪魔になりそうですね。ただ、オフィスなので景色はそれほど重要ではないですね。年中ブラインドが閉めっぱなしの場所もありそうです。

 前にも書いたことがある気がしますが、最初いた会社で東京タワーが少しだけ見えるオフィスに引っ越ししたときに、東京タワーが見たくてブラインドを開けといたら課長がやってきて閉められ、それから一度もブラインドが開くことはありませんでした。15年以上前の話しですが未だに閉められた瞬間を思い出します。



日比谷フォートタワー

 東側の新橋駅に一番近い側から撮影。新橋駅も徒歩圏ですが東京メトロ日比谷線・千代田線「霞ケ関」駅と都営三田線「内幸町」駅には地下2階から隣接ビルを介して駅直結となります。他にも東京メトロ銀座線「虎ノ門」駅にも近い立地です。



日比谷フォートタワー

 東側の少し飛び出たこの部分はSOHOフロアとなります。



日比谷フォートタワー

 板状のビルのため見る角度によっては印象が変わるビルです。



日比谷フォートタワー

 「日比谷フォートタワー」の敷地は四方が道路に囲まれていますが西側の道路以外は狭いです。



日比谷フォートタワー

 霞が関側から撮影。左隣(北隣)には「飯野ビルディング」(地上27階、最高高さ147m)があることから、お見合いとなる場所にはエレベータやトイレといった設備が集められています。



日比谷フォートタワー

 「日比谷フォートタワー」は「HIBIYA FORT TOWER」と書きます。



日比谷フォートタワー

 地下1階はショップ&サービス、1階と2階はレストラン&サービスフロアとなります。

 気になるのは11階にあるスカイラウンジとスカイガーデンです。11階に行くシャトルエレベータはセキュリティゲートがないので誰でも行ける場所になりそうな気がしています。11階は高さ50mでそれほど高さはありませんが、スカイガーデンは虎ノ門方面が眺められるようなの行けるならば行ってみたい場所です。ちなみに撮影した7月18日時点ではまだビルはオープンしていませんでした。



日比谷フォートタワー

 新橋側のエントランスです。閉鎖中の張り紙がありました。



日比谷フォートタワー

 敷地の端には緑地空間があります。



日比谷フォートタワー

 ここは階段にも見えるので芝生に入っていい場所なんですかね。



日比谷フォートタワー

 地下部分が見える吹き抜けの空間もありました。



日比谷フォートタワー

 霞が関側のエントランスです。目の前は緑地空間になっていて見えにくいですが…



日比谷フォートタワー

 その緑地の裏にエントランスがあります。



日比谷フォートタワー

 エントランス前は雨宿りもできそうな空間が広がっています。



日比谷フォートタワー

 敷地の南側側には細い路地がありましたが拡幅され歩道も整備されました。



日比谷フォートタワー 駐車場

 ビルの地下にはタイムズが運営するパーキングがあり料金はこのようになっています。この辺りに車を駐車したことがないので相場がわかりませんが、東京都心で24時間2200円は安い気がしますがどうなんでしょう?



日比バル

 飲食店街の「日比ビル」の出入口は敷地南側に面した部分にもありましたが、ビル内には東西を貫く貫通通路があるのでそちら側がメインの出入口かと思います。



日比谷フォートタワー  江戸城外堀の石垣石

 その隣には石がゴロっと並べてありました。



日比谷フォートタワー 江戸城外堀の石垣石

 この石は江戸城外堀の石垣石だそうです。外堀通りの内側だとこういった石垣が出てきたりもするものなんですね。



日比谷フォートタワー 駐輪場

 ビルには駐輪場もありました。



日比谷フォートタワー 駐輪場

 料金等はこのようになっています。初回は登録手続きが必要とのことです。



日比谷フォートタワー シェアサイクル

 シェアサイクルも設置されるようでしたがまだ1台もありませんでした。



日比谷フォートタワー

 先ほどの拡幅された道路の東端あたりです。



西新橋一丁目緑地

 その端には道路で区切られ「西新橋一丁目緑地」も整備されました。



西新橋一丁目緑地

 緑地と名が付いていますがそれほど木は多くありません。



西新橋一丁目緑地

 ちょっとした休憩スペースですね。



日比谷フォートタワー 断面図
断面図[出典:公式HP]

 「日比谷フォートタワー」の断面図です。1,2階が店舗フロア、2階が保育施設、4階〜26階がオフィスフロアとなり、途中の高さ50m地点の11階にはスカイロビーが設置されます。



日比谷フォートタワー スカイガーデン完成予想図
スカイガーデン完成予想図[出典:公式HP]

 11階のスカイロビーから行けるスカイガーデンの完成予想図です。東京タワーや虎ノ門ヒルズが見える場所のようなので是非行ってみたいです。



日比谷フォートタワー 14階平面図
14階平面図[出典:公式HP]

 14階の平面図です。オフィスフロアは東西に約92m、720.05坪(2,380.36)というかなりの広さがある無柱空間となっています。



日比谷フォートタワー 庇部の完成予想図
庇部の完成予想図[出典:公式HP]

 南側の円柱がある部分には長さ2.8mの庇(ひさし)が設置されます。これにより夏至の頃には完全に日差しをシャットダウン、冬至の頃でも足元あたりまで日差しがカットされます。



日比谷フォートタワー 建築計画のお知らせ

 以前撮影した建築計画のお知らせです。数値は日刊建設工業新聞の特集記事の値を優先して載せています。

■物件概要■
名称:日比谷フォートタワー
計画名:新橋田村町地区市街地再開発事業
所在地:東京都港区西新橋一丁目1番1号
用途:事務所、店舗、駐車場等
階数:地上27階、塔屋1階、地下2階
高さ:138.4ma(最高138.4m)
構造:鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造、鉄骨造
基礎工法:杭基礎
敷地面積:7,688.5
建築面積:4,548.22
延床面積:105,609.21
建築主:新橋田村町地区市街地再開発組合
参加組合員:三井物産都市開発
設計者:清水建設・日建設計設計共同企業体
施工者:清水建設
工期:2018年4月18日着工〜2021年6月30日竣工予定