(仮称)内神田一丁目計画 外観イメージ
外観イメージ[出典:三菱地所]

 三菱地所が内神田で計画している「(仮称)内神田一丁目計画」(地上26階、高さ約130m)の完成予想図です。住所は東京都千代田区内神田1丁目で、首都高を挟んだ南側は大手町で最寄り駅も大手町駅という立地です。現在は既存ビルの「日立鎌倉橋ビル」と「コープビル」の解体工事が始まっています。着工は2022年5月1日、竣工は2025年12月31日予定です。

 規模は地上26階、塔屋2階、地下3階、高さ約130m、延床面積85,173.76屬如∋務所・店舗・ビジネス支援施設・駐車場等で構成されます。また、同再開発により日本橋川には大手町仲通りに繋がる人道橋も整備される計画となっています。

 また、同再開発は国土交通大臣より優良な民間都市再生事業計画として認定され、金融支援や税制上の特例措置等の支援が受けられるようになったことが発表されています。

▼国土交通省(2021年6月18日)
神田エリアと大手町エリアをつなぐ連続した賑わいづくりに取り組む
〜(仮称)内神田一丁目計画を国土交通大臣が認定〜




(仮称)内神田一丁目計画 概要図
概要図[出典:国土交通省]

 概要図を見るとフロア構成は地下に駐車場、地上1階〜4階に店舗やビジネス支援施設、5階〜25階がオフィスフロアとなり、1フロア足りなくなるので最上部に塔屋とは別の機械室があるのかもしれません。



(仮称)内神田一丁目計画 中域図
中域図[出典:三菱地所]

 建設地は首都高(日本橋川)の北側で南側には大手町の超高層ビル群が広がっています。日本橋川に架けられる人道橋が大手町仲通りに繋がることにより、大手町・丸の内・有楽町エリアを南北に貫く「仲通り」機能が神田エリアまで延伸されることになり、その延長線上の神田エリア側の道路は無電柱化・美装化も計画されています。



(仮称)内神田一丁目計画 狭域図
狭域図[出典:三菱地所]

 同再開発では神田・大手町エリアの結節点となる約1000屬慮鯲広場や整防災船着場の整備も行われます。広場は災害時の一時滞留場所となり、建物内のエントランスホールなどは一時滞在施設として帰宅困難者に開放される計画となっています。

 ちなみに開放的な空間になりそうな感じがしますが、日本橋川上空には首都高が通っており、首都高地下化の範囲外のためそこまで明るい空間にはならなさそうです。



(仮称)内神田一丁目計画 人道橋イメージ
人道橋イメージ[出典:三菱地所]

 人道橋のイメージ図です。開放的な空間に見えますが薄っすら首都高が描かれています。



(仮称)内神田一丁目計画 防災船着場イメージ
防災船着場イメージ[出典:三菱地所]

 防災船着場も明るく描かれていますが上空は首都高となります。ただ、建物内に設置される観光案内所と連携して舟運サービスの展開も予定しているとのことなので、将来的には首都高地下化された日本橋方面へのクルーズも楽しめるようになりそうです。



(仮称)内神田一丁目計画

 2020年12月18日にヘリから撮影した大手町の超高層ビル群です。この中で赤い網掛けをした場所が「(仮称)内神田一丁目計画」の計画地です。大手町の超高層ビル群は首都高(日本橋)を境界に途切れていますが、これからは神田エリアにも超高層ビル群が広がって行くのかもしれません。



コープビル

 6月20日に大手町側から見た解体工事中の既存ビル「コープビル」です。



コープビル

 神田川から撮影。ビルの足元には仮囲いが設置されています。解体工事のお知らせによると8月31日までがアスベスト除去の工事期間となっているので、ビル本体の解体は9月以降になりそうです。



コープビル

 近くからもう1枚。ここが解体されると大手町の超高層ビル群が見えてきます。



コープビル 解体工事のお知らせ

 「コープビル」の解体工事のお知らせです。事業主は三菱地所、施工者は大成建設で工期は2022年5月31日までとなっています。着工予定は2022年5月1日で解体工事との工期が被っていることからも、そのまま新築ビルの施工者も大成建設になるかと思います。



日立鎌倉橋ビル

 隣の「日立鎌倉橋ビル」です。こちらのビルには仮囲いが設置されていませんが、解体工事のお知らせによるとこちらも今はアスベストの除去工事の期間のようです。



日立鎌倉橋ビル

 鎌倉橋交差点から撮影。解体後に見えてくる大手町の超高層ビル群が楽しみの一つです。



日立鎌倉橋ビル

 鎌倉橋手前から撮影。



日立鎌倉橋ビル 解体工事のお知らせ

 日立鎌倉橋ビルの解体工事のお知らせです。こちらも解体の施工者は大成建設で2022年5月31日までの工期となっています。



(仮称)内神田一丁目計画

 大手町側から見た「(仮称)内神田一丁目計画」の建設地方面です。



(仮称)内神田一丁目計画

 人道橋や船着場が整備されますが目の前はこの首都高となります。



(仮称)内神田一丁目計画

 少し離れて2018年に開通した「竜閑さくら橋」から撮影。右側の高架は首都高地下化により撤去されますが、左側の地下から出てくる道路は残り「(仮称)内神田一丁目計画」の目の前にある高架も残ります。



(仮称)内神田一丁目計画

 「(仮称)内神田一丁目計画」の計画地方面にズームです。この場所に高さ約130mの超高層ビルが建設されます。



(仮称)内神田一丁目計画 事業スケジュール
事業スケジュール[出典:国土交通省]

■物件概要■
名称:(仮称)内神田一丁目計画
所在地:東京都千代田区内神田1丁目8-1外(地番)
用途:事務所、店舗、ビジネス支援施設、駐車場等
階数:地上26階、塔屋2階、地下3階
高さ:約130m
構造:地上S造、地下SRC造(一部S造)
敷地面積:5,105.85
建築面積:3,303.13
延床面積:85,173.76
事業者:三菱地所
設計者:三菱地所設計
施工者:未定
工期:2022年5月1日着工〜2025年12月31日竣工予定
総事業費:約551億円