(仮称)横浜市中区海岸通計画 施設配置図
施設配置図[出典:横浜市]

 横浜市にある「横浜郵船ビル」と隣の「横浜ビル」が日本郵船と三菱地所によって再開発されることになりました。計画名は「(仮称)横浜市中区海岸通計画」で規模は地上22階、塔屋2階、地下2階、高さ約99m、最高高さ約112m、延床面積約88,600屐9期は2023年から解体工事、2024年〜2027年に建設工事、そして2028年以降の供用開始を予定しています。

 「横浜郵船ビル」は横浜市景観計画において「歴史的建造物」に位置付けられており大部分を保全・活用する計画になっています。この配置図の左下と左が保全・活用される部分で「横浜郵船ビル」及び低層部の壁面よりも高層部はセットバックする計画となっています。また、水際には一般の人が利用・通行できる水際線プロムナードを整備し、隣の神奈川県警本部側にもこの水際線プロムナードを整備する計画となっています。

▼横浜市:2021年5月14日
(仮称)横浜市中区海岸通計画に係る計画段階配慮書

▼建設通信新聞:2021年5月17日
横浜に9万嵎9膸楡/23年既存解体、24年着工/日本郵船と三菱地所



横浜郵船ビル
横浜郵船ビル[出典:Google ストリートビュー]

 現地の写真がないのでGoogleのストリートビューのキャプチャですが、この見えている部分の壁面は残ることになりそうです。1階は「日本郵船歴史博物館」となっていますが現在はコロナの影響で5月31日まで臨時休館中です。



(仮称)横浜市中区海岸通計画 施設断面図(東西)
施設断面図(東西)[出典:横浜市]

 断面図を見ると1〜3階が教育施設となっているので、特に記載は見当たりませんでしたがここが再び「日本郵船歴史博物館」となるものと思われます。1,2階に商業店舗も配置し、4階〜22階がオフィスフロアとなります。



(仮称)横浜市中区海岸通計画 施設断面図(南北)
施設断面図(南北)[出典:横浜市]

 高さは約99mで塔屋部分を含めた最高高さが約112mとなります。



(仮称)横浜市中区海岸通計画 計画区域位置図
計画区域位置図[出典:横浜市]

 計画地は海に近い場所でみなとみらい線「馬車道」駅の近くです。



(仮称)横浜市中区海岸通計画

 これは2019年1月27日のセスナから撮影したみなとみらいの超高層ビル群ですが、右下に赤い網掛けをしたところにギリギリ計画地が映り込んでいました。この写真には写っていませんが、さらに右側には「横浜赤レンガ倉庫」や「大さん橋」があります。



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 かなり古いですが2013年1月20日に「横浜赤レンガ倉庫」から撮影した「(仮称)横浜市中区海岸通計画」の計画地方面です。隣の「神奈川県警本部」(地上20階、91.8m)よりも少し高い超高層ビルとなります。



(仮称)横浜市中区海岸通計画

 場所は変わって「横浜ランドマークタワー」の展望室からの眺めです。矢印を入れた場所が「(仮称)横浜市中区海岸通計画」の計画地です。

 中央の黒いタワーマンションが「ザ・タワー 横浜北仲」(地上58階、高さ199.95m)で、途中階の46階〜51階は「オークウッドスイーツ横浜」となっており46階には無料の展望ロビーもあります。



(仮称)横浜市中区海岸通計画

 その46階展望ロビーから見た「(仮称)横浜市中区海岸通計画」の計画地です。工事が始まれば観察スポットとして横浜に行ったときには毎回通うことになりそうです。

■物件概要■
計画名:(仮称)横浜市中区海岸通計画
所在地:神奈川県横浜市中区海岸通3丁目9番
用途:オフィス・商業・教育施設
階数:地上22階、塔屋2階、地下2階
高さ:約99m(最高高さ約112m)
敷地面積:約10,550
建築面積:約8,600
延床面積:約88,600
建築主:日本郵船、三菱地所
工期:2023年解体工事、2024年着工〜2027年竣工予定
供用時期:2028年予定