中野駅新北口駅前エリア拠点施設整備事業 建物完成予想パース
建物完成予想パース[出典:野村不動産]

 野村不動産を代表とするグループ(代表事業者:野村不動産、共同事業者:東急不動産、住友商事、ヒューリック、東日本旅客鉄道)が、中野区とともに推進する「中野駅新北口駅前エリア拠点施設整備事業」において、2021年5月6日に中野区と基本協定書を締結したことが発表されました。今後は、個人施行予定者として事業に参画し、2022年度末の都市計画決定・2028年度内の竣工を目指すとのことです。数ヵ月前に事業の民間事業者募集の選定結果が発表されていましたが、そこから建設に向けて着々と計画が進んでいるようです。

 「中野駅新北口駅前エリア拠点施設整備事業」は「中野サンプラザ」を含む2ヘクタールを超える大規模な敷地で、ホール・オフィス・住宅・商業・ホテルなどにより構成される複合施設が建設されます。同エリアの象徴的な存在である現「中野サンプラザ」のDNAを継承して、斜めのラインを入れたトップデザインを採用し、その斜めのラインから空に向けて放つ光線で「中野サンプラザ」を思い出させる演出となっています。

▼野村不動産:ニュースリリース(2021年5月12日)
- 中野サンプラザを再整備する大規模複合開発 - 『中野駅新北口駅前エリア拠点施設整備事業』に関する基本協定書を中野区と締結(野村不動産・東急不動産・住友商事・ヒューリック・東日本旅客鉄道)



中野駅新北口駅前エリア拠点施設整備事業 建物完成予想パース
建物完成予想パース[出典:野村不動産]

 今回の発表では規模についての記載はなかったのでこれから詳細を詰めるところだと思いますが、以前の情報だと高さ約235m、施工予定区域面積約23,456屬紡个靴瞳築面積約19,000屐延床面積約257,000屬箸覆辰討い泙后



中野駅新北口駅前エリア拠点施設整備
断面構成図[出典:中野区]

 シンボルタワーのフロア構成は低層部に商業施設、中層部にレジデンス、高層部にオフィス、そして屋上展望広場となっており、隣には大ホールとホテルが入る低層棟「NAKANOサンプラザ」も整備されます。



中野駅新北口駅前エリア拠点施設整備
配置構成図[出典:中野区]

 配置図を見ると駅に近い側にシンボルタワーが配置され、現在の「中野サンプラザ」がある場所に再び大ホールが配置される計画となっています。現在の中野区役所がある場所も計画地に含まれていますが、図の右上あたりに移転予定となっています。また、周辺には広場も整備する計画で中野駅側の出会いの広場は地上部分が約1000屐2階部分が約600屐⊇犬い旅場は約3500屬旅さで計画されています。



中野駅新北口駅前エリア拠点施設整備
サンプラザの森 完成予想図[出典:中野区]

 このように大ホール部の屋上にも広場が整備される計画となっています。



中野駅新北口駅前エリア拠点施設整備事業 大ホール完成予想パース
大ホール完成予想パース[出典:野村不動産]

 その大ホール「NAKANOサンプラザ」の完成予想図です。最大7000人収容できる規模で客席は3層の扇形構造となり、1階の平土間のアリーナ席部分はスポーツイベント等にも対応できるスペースとなります。



中野駅新北口駅前エリア拠点施設整備事業 屋上広場完成予想パース
屋上広場完成予想パース[出典:野村不動産]

 大ホール屋上に整備される屋上広場の完成予想図です。右後ろがホテル棟となります。



中野駅新北口駅前エリア拠点施設整備事業 集いの広場完成予想パース
集いの広場完成予想パース[出典:野村不動産]

 大ホールの隣に整備される集いの広場の完成予想図です。



中野駅新北口駅前エリア拠点施設整備事業 歩行者空間完成予想パース
歩行者空間完成予想パース[出典:野村不動産]

 こうった大規模な歩行者空間も整備されるので人の流れが大きく変わりそうです。



中野駅新北口駅前エリア拠点施設整備事業 施行予定区域図
施行予定区域図[出典:野村不動産]

 場所は中野駅の北口を出てすぐのところで歩行者デッキや駅前広場の再整備も計画されています。周辺では他の再開発も進行中のため中駅周辺は大きく生まれ変わることになりそうです。



IMG_0140_中野駅新北口駅前エリア拠点施設整備事業

 少し古いですが2015年1月にセスナから撮影した中野駅周辺です。赤い網掛けをした場所が「中野駅新北口駅前エリア拠点施設整備事業」の計画地で「中野サンプラザ」(地上21階、高さ92m)は解体されることになります。



中野駅新北口駅前エリア拠点施設整備

 こちらは2020年12月18日にヘリから撮影した中野方面です。周辺に超高層ビルが建ち始めても「中野サンプラザ」が中野のランドマーク的存在でしたが解体され新たなランドマークが建設されることになります。



中野駅新北口駅前エリア拠点施設整備

 中野駅前から見た「中野サンプラザ」と「中野区役所」です。



中野駅新北口駅前エリア拠点施設整備

 今の「中野サンプラザ」がここにあるのは残り数年。このような特徴的なビルが解体されるのは寂しいですが、新たに建設される超高層ビルも楽しみではあります。

■物件概要■
計画名称:中野駅新北口駅前エリア拠点施設整備
所在地:東京都中野区中野4丁目
用途:オフィス、レジデンス、商業施設、ホテル、大ホール、屋上展望広場
高さ:約235m
施工予定区域面積:約23,456
敷地面積:約2.3ha
建築面積:約19,000
延床面積:約257,000
個人施工予定者候補:野村不動産(代表)、東急不動産、住友商事、ヒューリック、東日本旅客鉄道
協力事業者:清水建設、日本郵政不動産、日本設計、電通、ジェイアール東日本ビルディング、野村不動産ホテルズ、野村不動産パートナーズ、東急コミュニティー、リージョンワークス合同会社
工期:2025年度着工〜2028年度竣工予定