南小岩七丁目地区第一種市街地再開発事業 断面図
断面図[出典:東京都]

 昨日、東京都環境局よりJR小岩駅前の大規模再開発「南小岩七丁目地区第一種市街地再開発事業」の環境影響評価調査計画書が公開されました。

 同再開発は地上45階、地下2階、高さ約169mの東棟と地上13階、地下2階、高さ約60mの西棟の2棟構成で両棟合わせた延床面積は約152,000屐∋業者は南小岩七丁目地区市街地再開発準備組合で関係事業者は日鉄興和不動産、住友商事、長谷工コーポレーションとなっています。工期は2025年度着工、2029年度竣工、供用開始予定は2030年度予定となっています。

▼東京都環境局:環境影響評価図書(2021年5月6日)
「南小岩七丁目地区第一種市街地再開発事業」環境影響評価調査計画書



南小岩七丁目地区第一種市街地再開発事業 建物概要図
建物概要図[出典:東京都]

 両棟の4階までは繋がっており主に1階〜3階は店舗フロアとなり、4階部分には屋上広場も設置されます。そして地上45階、高さ約169mとなる東棟の4階〜45階が総戸数950戸の分譲のタワーマンションとなります。地上13階、高さ約60mとなる西棟の5階〜13階は総戸数300戸の多世代住宅となります。

 西棟の住宅部分は約94,000屐東棟の住宅部分は約11,500屐⇔湘錣猟秡愽瑤貌る商業施設部は約34,500屬竜模となります。また、約6,500屐¬3,000台規模の公共駐輪場も整備されます。



南小岩七丁目地区第一種市街地再開発事業 歩行者等の動線計画
歩行者等の動線計画[出典:東京都]

 西棟の多世代住宅の詳細は不明ですがこの図を見ると学生用と高齢者用の住宅出入口が描かれているので、学生マンションと高齢者向け住宅で構成されるようです。また、2階部分にデッキが描かれていますが、中央のデッキはJR小岩駅、左のデッキは隣の街区で建設中の「南小岩六丁目地区第一種再開発事業」に繋がるようです。



南小岩七丁目地区第一種市街地再開発事業 配置計画図
配置計画図[出典:東京都]

 「南小岩七丁目地区第一種市街地再開発事業」の計画地はJR小岩駅の南口前にある駅前ロータリーに面した一帯です。計画地の左下にある「南小岩六丁目地区」は現在建設中で、その隣の「南小岩七丁目西地区」には「アルファグランデ小岩スカイファースト」(地上29階、最高高さ105.2m)が既に建設されています。

 現在の小岩駅周辺は細い路地に小規模な建物が建ち並んでいますが、再開発に伴い緑色の線で描かれた都市計画道路も計画されています。



南小岩七丁目地区第一種市街地再開発事業 計画地位置図
計画地位置図[出典:東京都]

 最寄り駅はJR小岩駅だけですが駅前を中心にタワーマンションが建ち並ぶ全く新しい街に生まれ変わりそうです。



南小岩七丁目地区第一種市街地再開発事業 工事工程表
工事工程表[出典:東京都]

 解体工事も含む工期は約5年で計画されています。これだけの規模なので計画通り2025年度着工とは行かないかもしれませんが、解体工事が始まれば4年後には上棟まで工事が進んでいる計画です。



南小岩七丁目地区第一種市街地再開発事業

 2019年1月27日にセスナから撮影したJR小岩駅周辺です。かなり大雑把ですが赤い網掛けをしたあたりが「南小岩七丁目地区第一種市街地再開発事業」(地上45階、高さ約169m)の計画地です。駅周辺では複数のタワーマンションが建ち並ぶ街となりますが、高さ約169mは群を抜いた高さとなり江戸川区で最も高い建物となります。



南小岩七丁目地区第一種市街地再開発事業

 広角でもう1枚。背後の大きな川が江戸川で、その江戸川を超えると千葉県市川市となります。線路沿いに見えているタワーマンションで最も高いのが市川駅前の「I-linkタウンいちかわ ザ・タワーズウエスト プレミアレジデンス」(地上45階、高さ160m)ですが、JR小岩駅前にそれよりも少し高いタワーマンションが誕生することになります。

 ちなみにさらに奥に見えるタワーマンション群が本八幡駅周辺で、最も高いタワーマンションが「グランドターミナルタワー本八幡」(地上40階、高さ144.2m)となります。



南小岩七丁目地区第一種市街地再開発事業

 2020年8月22日に撮影した「南小岩七丁目地区第一種市街地再開発事業」の計画地方面です。建物本体はこの駅前ロータリーに面した建物群の背後で、ロータリーに面した建物がある場所は南口交通広場の拡張部分となるようです。



南小岩七丁目地区第一種市街地再開発事業

 同再開発時にこの前面部分も解体されるのかは不明です。そもそも境界線が道路沿いではなく既存建物群の真ん中に引かれているため、地図を見比べてもどこまでが計画地なのかはよくわかりません。解体工事が始まれば色々とわかってくるようになりそうです。

■物件概要■
名称:南小岩七丁目地区第一種市街地再開発事業
所在地:東京都江戸川区南小岩七丁目
用途:集合住宅、商業施設、公益施設、駐車場、駐輪場等
総戸数:約1250戸
階数:地上45階、地下2階
高さ:約169m
敷地面積:約15,000
延床面積:約152,000
建築主:南小岩七丁目地区市街地再開発準備組合
関係事業者:日鉄興和不動産、住友商事、長谷工コーポレーション
工期:2025年度着工〜2029年度竣工予定
供用開始:2030年度予定