(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業 断面計画
断面計画[出典:札幌市]

 札幌駅の南口で計画されている「(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業」の環境影響評価方法書が公開されました。規模は地上46階、地下4階、最高高さ約250m、延床面積約39万5000屬箸いε豕以北では最も高い超高層ビルとなります。

 同再開発は最高高さ約255mのA案と最高高さ約200mと約150mのツインタワーとするB案があり、シンボル性の高いA案に決定したと報道されていました。A案でもB案でも延床面積は約41万7000屬世辰燭里如高さは5m、延床面積は約2万2000屬曚A案より規模縮小したことになります。大きく規模縮小することがなく良かったです。

 

▼札幌市(2021年4月28日)
(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業 環境影響評価方法書



(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業 配置計画図
配置計画図[出典:札幌市]

 「(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業」は図の左側の「北5西2街区」と右側の「北5西1街区」に分かれています。「北5西1街区」が超高層棟で低層部は商業施設、中高層部はオフィス・ホテルフロアとなります。「北5西2街区」は低層の商業施設となりますが機械室を含めると高さは約85mとそこそこの高さがあります。マンションだと27階程度の高さです。



(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業 歩行者動線のイメージ
歩行者動線のイメージ[出典:札幌市]

 両棟は2階以上で接続され1階部分には既存の道路が通り、両棟の1階部分にはバスターミナルが整備されます。



(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業 詳細位置図
詳細位置図[出典:札幌市]

 札幌の中心部は碁盤の目状になっており、左下の北4条西3丁目では地上40階、地下6階、最高高さ約220m、延床面積約23万屬痢(仮称)札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業」が計画されています。

 現在の札幌駅は「JRタワー」(地上38階、高さ173m)がランドマークとなっていますがこれを超す超高層ビルが2棟建設されることになります。「JRタワー」の影は薄くなりますが北国を代表する超高層ビル群となりそうです。



(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業 広域位置図
広域位置図[出典:札幌市]

 建設地はJR札幌駅の目の前で、すぐ下には市営地下鉄東豊線「さっぽろ」駅もあります。また、この図には描かれていませんが延伸工事中の北海道新線の札幌駅の目の前に位置しています。



(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業

 「(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業」の計画地の空撮です。低層棟となる「北5西2街区」は商業施設の「札幌エスタ」がある場所で、地上46階、高さ250mの超高層ビルが建設される「北5西1街区」は駐車場として利用されています。そのすぐ隣に新幹線の札幌駅が建設されます。

 新幹線の札幌駅は在来線からは少し離れていますが、同再開発と新幹線の札幌駅を一体とするため在来線の場所にホームを作る案などには難癖をつけて今の位置にしたと言われています。多少は不便な位置かもしれませんがこの再開発に繋がっているとするならばそれで良かったと思います。それに新神戸や新大阪、新横浜駅のように中心部に行くにはとりあえず乗り換えが必要な駅よりは便利ですね。



(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業

 「JRタワー」の展望台から見た「(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業」の「北5西1街区」側です。ずっと昔から駅前にこの広大な駐車場がありましたがようやく再開発が始まります。



(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業

 「札幌エスタ」のデッキから見た「北5西1街区」です。左端に見えるタワーマンションは「プレミスト札幌ターミナルタワー」(地上38階、最高高さ128.1m)です。



(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業

 別角度からもう1枚。右奥のタワーマンションは「シティタワー札幌」(地上31階、最高高さ105.45m)です。重なってわかりにくいですが賃貸のタワーマンション「パシフィックタワー札幌」(地上31階、最高高さ101.01m)と並んでいます。



(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業

 反対側から撮影。左の白いビルが「札幌エスタ」で同再開発によって「北5西2街区」として建て替えが行われます。中央は現時点で北海道一の高さを誇る超高層ビル「JRタワー」(地上38階、高さ173m)ですが「北5西1街区」に地上46階、高さ250mの超高層ビルが建設されるとこの位置からは見えなくなりそうです。

 ちなみにその右側に見えるタワーマンションは「D'グラフォート札幌ステーションタワー」(地上40階、最高高さ143.15m)で現時点では北海道で最も高いタワーマンションですが、この写真の右端のちょうど見えないあたりでは「北8西1地区第一種市街地再開発事業」(地上48階、最高高さ175.20m)が建設中で、こちらが北海道はもちろん関東以北で最も高いタワーマンションとなります。

■物件概要■
名称:(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業
所在地:北海道札幌市中央区北5条西1丁目、西2丁目、及び西3丁目の一部
用途:業務、商業、宿泊、駐車場、バスターミナル等
階数:地上46階、地下4階
高さ:約250m(最高高さ)
構造:鉄骨造 鉄骨鉄筋コンクリート造
施工区域:約3.4ha
事業区域:約2.5ha
建築面積:約22,500
延床面積:約395,000
建築主:札幌駅交流拠点北5西1・西2地区市街地再開発準備組合
参加組合員:札幌市、JR北海道、札幌駅総合開発、ジェイ・アール北海道バス、JR北海道ホテルズ
工期:2029年度竣工予定